2016年6月上旬:住田町に関する記事

▽2016年(平成28年)6月上旬の岩手県気仙郡住田町(すみたちょう)に関する記事クリップ。日付の降順。
▽「〔 〕」部分は補記。人名や電話番号などの一部に、念のためマスクを施した。機種依存文字(環境依存文字)はできるかぎり置き換えた。

▼2016年6月中旬:住田町に関する記事 - atimus's blog http://atimus.hatenablog.jp/entry/2016/06/11/000000
▼2016年5月下旬:住田町に関する記事 - atimus's blog http://atimus.hatenablog.jp/entry/2016/05/21/000000

 

2016年6月10日(金)

 

▼Web東海新報|住民向けに説明会、住田遠野風力発電事業〔2016年6月10日〕 https://tohkaishimpo.com/2016/06/10/110724/
▽「■荷沢周辺で35基計画/ 住田遠野風力発電事業(仮称)事業者説明会は〔6月〕8日夜、住田町下有住の火の土自治公民館で開かれた。全国各地で発電事業を展開する(株)グリーンパワーインベストメント(本社・東京都、堀俊夫社長)が事業主体となり、市町境に位置する国道107号・荷沢峠北東側で最大35基の設置を計画。着工は平成30年〔2018年〕7月、運転開始は33年〔2021年〕6月を予定し、総事業費は約300億円。これだけの規模での風力発電事業は気仙でも例がなく、注目を集めそうだ。」
▽「■運転開始は33年予定/総事業費は約300億円/ 説明会には火の土地域の住民ら約20人が出席。同社の松岡正明常務執行役員が今後の展開に理解と協力を求めたあと、同社盛岡事務所の仁平裕之プロジェクトマネージャーが事業説明を行った。/ 同社は16年〔2004年〕9月に設立。高知、島根、千葉各県ですでに操業し、島根、高知両県で建設中、住田遠野を含む5カ所が開発中となっている。事業実施時は、子会社を設立して運営する。/ 予定地は遠野市側が小友町周辺地区で、住田町側は火の土周辺地区。2850キロワットの風力発電機を最大35基設置し、総事業費は約300億円とみている。/ 現時点では住田町側に5基、遠野市側に18基、市町境に沿って12基の設置で検討。導入を検討している風力発電機は直径が103メートルとなる3枚の羽根が回り、風車高は136・5メートル。毎分18回転を見込む。風車の羽根が回転することで発電機を回して発電。電気機器で電圧などの調整を行ったあと、東北電力(株)に供給する。/ 年間予想発電量は約2億1900万キロワットアワー。約6万世帯分で、住田町と遠野、釜石、大船渡各市の家庭消費電力に相当する。年間12万トン以上の二酸化炭素排出抑制につながるとしている。/ 風力発電を含む再生可能エネルギーは、原発事故が発生した東日本大震災を機に広がりを見せる。同社では数年にわたる現地調査により、十分な風があることを確認したほか、イヌワシが餌をとる区域も外した。震災前からも関心を寄せていたという。/ 昨年〔2015年〕までに環境調査を実施し、現在はその準備書策定の段階。来年度〔2017年度〕に評価書手続きを行う。合わせて詳細・実施設計や許認可取得も進め、着工は平成30年〔2018年〕を見据える。工事車両は主に、荷沢北側の小友町・堂場を中心とした出入りになる見込み。/ 説明では事業が目指す方向性として、地元建設会社施工や宿泊、食事等による副次的経済効果に言及。固定資産税収入による各自治体の住民サービス充実にもふれた。また、運営では5人程度の採用を見込むなど地元雇用を重視し、売電収入を基金化して地域活動を支援するといった「貢献」も掲げた。/ 環境影響評価に関しては、委託を受けた日本気象協会の担当職員が説明。大気質や騒音振動、水質、景観、動植物などで影響の予測、評価を行った。/ 各項目とも工事工程の調整に加え、今後計画している対策によって影響低減が図られる方向性を解説。このうち水質に関しては、雨水の流末に沈砂池を設置するほか、土砂流出防止柵も設ける。/ 景観に関しては、周辺環境との調和を図ることができる色彩とし、送電線を可能な限り埋没。種山の物見山からは視認できるが、火の土地区や道の駅「種山ヶ原ぽらん」からは見えない。/ 出席者からは整備で土が露わになり、土砂災害が懸念されるとしたうえで、対策徹底を求める発言も。山菜採りなどへの影響はないというが、鳥獣被害対策や有害駆除のあり方も話題に上った。一方で、整備自体への異論は出なかった。/ 準備書は〔6月〕27日(月)まで、住田町役場などで縦覧中。〔2016年〕7月11日(月)までは意見を受け付ける。風車設置場所の計画は別図。」「▲ 住民向けに行われた説明会=住田町」「平成28年6月10日付 1面」

▽参考:
▼株式会社グリーンパワーインベストメント http://www.greenpower.co.jp/

岩手県 - (仮称)住田遠野風力発電事業〔2015年6月30日更新〕 http://www.pref.iwate.jp/kankyou/hozen/jokyo/029686.html
経済産業省 > 産業保安 > 発電所 環境アセスメント情報サービス > 風力発電所 > (仮称)住田遠野風力発電事業 http://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/sangyo/electric/detail/furyoku_sumitatono.html
環境省_手続中の環境アセスメント事例[アセス支援ネット]|(仮称)住田遠野風力発電事業 https://www.env.go.jp/policy/assess/3-1procedure/kohyo.php?jid=0000_2014_024

環境省_(仮称)住田遠野風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見の提出について(お知らせ)〔2014年11月28日〕 http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=18944

 

▼荷沢峠の山水〔2016-06-10〕|探検 発見 奥の道 http://ameblo.jp/fujiko-387/entry-12169424408.html

 

▼柴田〔2016/06/10〕 https://www.facebook.com/kob628/posts/10209960316870979

 

2016年6月9日(木)

 

▼Web東海新報|国指定文化財申請へ始動、栗木鉄山跡指導委員会議が初会合/住田町〔2016年6月9日〕 https://tohkaishimpo.com/2016/06/09/110380/
▽「住田町教委による初の栗木鉄山跡調査指導委員会議は〔6月〕8日、町役場で開かれた。明治から大正にかけての製鉄遺跡として平成9年〔1997年〕に町指定、11年〔1999年〕に〔岩手〕県指定の各史跡となっているが、さらなる史跡価値の明確化を図ろうと、発掘調査を経て33年度〔2021年度〕までに国指定文化財申請を目指す流れを確認。この日は過去の調査や水沢市史などに残る記憶図をもとに、調査の方向性などを探った。」
▽「■調査経て33年度までに/ 委員は小野寺英輝氏(岩手大学工学部機械システム工学科) 熊谷常正氏(盛岡大学文学部社会文化学科) 小向裕明氏(大槌町教委埋蔵文化財調査課) 佐々木清文氏(埋蔵文化財セ)の4人で構成。〔岩手〕県教委生涯学習文化課担当職員や町教委職員を加えた11人が出席した。/ 冒頭、菊池宏〔住田町〕教育長は「国指定に向けて本格的に取り組むこととなったが、まだ緒に就いたばかり。さまざまな角度から指導いただきたい」とあいさつ。委員長には熊谷〔常正〕氏が選ばれた。/ 栗木鉄山跡は主に世田米の国道397号栗木トンネルの種山側に位置し、付近には大股川が流れる。明治から大正にかけての製鉄所で、一時は国内4位(民間3位)の銑鉄生産量を誇った。石垣や水路、高炉の位置などを示す遺跡が見られる。/ 仙台領における文久山高炉の流れをくむとされる。第一高炉については、製鉄史の中で大島高任式高炉の掉尾(最終期)を飾るとの位置づけがなされている。/ 平成5〔1993年〕、8〔1996年〕、9〔1997年〕、10年〔1998年〕の計4回にわたる試掘調査では、閉山時の遺構が極めて良好な状態で保存されていることが明らかにされた。19年〔2007年〕の大雨などにより、第二高炉北側の石垣の一部が崩壊し、高炉等への影響が懸念される状況となったため、23年〔2011年〕に石垣復旧工事が行われた。/ 町教委ではこれまでの経過や歴史的な価値をふまえ、貴重な遺跡の保全を進めるとともに、住民をはじめ多くの人々に学びの場を提供できる環境整備推進を見据える。さらなる史跡価値の明確化や内容調査、保存活用を目的に委員会を設置した。/ この日〔6月8日〕は国指定申請までのスケジュールや今後計画する内容確認調査の体制について協議。町教委の案では29年度〔2017年度〕から調査を進め、33年度〔2021年度〕に申請との流れが示された。委員からはこれまで行われた調査研究をふまえ「前倒しできないか」との声もあった。/ また、「鉄の村」として従事者の生活基盤なども含め全域を重視する考えから県指定範囲よりも広げる必要性も話題に。/ 水沢市によると、奥州市側に工員住宅や郵便局などがあり、大船渡市側に空中ケーブル設備となる鉄索の原動機室や新溶鉱炉が配置されていた。鉄索や各建物位置に関する調査の方向性なども議論した。/ 会議終了後、熊谷委員長は「範囲やこういう遺跡が残っているという調査をしっかり進め、指定に向けた動きを進めたい。橋野(釜石市)をはじめとした北上山地の製鉄に関するネットワークの形成や、住田の文化財を活用したまちづくりの口火となれば」と語った。次回は今秋〔2016年秋〕に開き、現地視察などを行うことにしている。」「▲ 国指定申請を見据え初めて開かれた会議=町役場」「〔写真:〕住民らの関心も徐々に高まっている栗木鉄山(昨年〔2015年〕10月に開かれた見学会)=世田米」「平成28年6月9日付 7面」

▽参考:(栗木鉄山跡)
▼Dr.Carrasco: 住田町21年度予算案/一般会計は42億円〔東海新報 2009年2月24日〕 http://doctoralcarrasco.blogspot.jp/2009/02/2142.html
▽「■住田町21年度予算案/一般会計は42億円/ (東海新報 〔2009年〕2月24日)/ 住田町は、〔平成〕21年度〔2009年度〕の各種会計当初予算案を発表。行政運営の柱となる一般会計は、42億5900万円で、現年度当初比13・4%増。新規事業として盛り込んだ町運動公園改修事業(4億1100万円)が増額の主な要因で、父子家庭への児童扶養手当支給開始や医療費助成の対象を中学生まで拡大するなど、子育て支援対策の拡充を図る。特別会計を含めた総額は、61億3900万円(現年度当初比6・8%増)、これら予算案は町議会三月定例会に提案。/ 同町の21年度各種予算規模は、一般会計42億5900万円、特別会計18億8000万円で、総額は61億3900万円(現年度当初比6・8%増)。予算編成にあたっては、総合計画前期基本計画に掲げた四大プロジェクト(交流ステップアップ、定住システム構築、暮らし豊かさ実感、心豊かさ満喫)の達成に向け、緊急度や重要度による取捨選択を行い、効果的に展開することに重点。/ 〔※略〕/ 新規事業の主なものでは、野球場拡幅を柱とする運動公園改修事業に4億1100万円、子育て支援医療費助成事業に525万円、父子家庭児童扶養手当給付事業に206万円、町有林基幹作業道開設事業に6440万円、有住小スクールバス整備1380万円、社会体育館改修事業(耐震補強など)に913万円、栗木鉄山跡石垣等記録保存事業に206万円などを措置。/ 〔※略〕」

▼いわての文化情報大事典|文化財情報 詳細:栗木鉄山跡 http://www.bunka.pref.iwate.jp/ciss/bunkazai/detail/id/450
▽「■栗木鉄山跡/ ・指定種別: 県指定/ ・種別: 史跡/ ・指定年月日:1999年 5月 7日/ ・数量:〔空欄〕/ ・所在地: 住田町世田米字子飼沢/ ・所有者: 住田町/ ・保持団体:〔空欄〕/ ・管理団体:〔空欄〕/ ・ホームページ: いわての文化情報大事典(いわての鉱山史:栗木鉄山) http://www.bunka.pref.iwate.jp/rekishi/kouzan/kouzan03_02.html
▽「・概要: 栗木鉄山跡は、奥州市水沢区奥州市江刺区から住田町に抜ける国道397号線に接する大股川の左岸に位置し、明治14年(1881)に第一高炉建設以来、大正9年(1920)に第1次世界大戦後の鉄鋼不況の影響を受け、閉山に追い込まれるまで続いた民営の製鉄所跡である。当時、民営の製鉄所としては、一時全国第3位の生産高を誇っていたとされる。/ 往時は、高炉、鋳物工場と関連施設のほか、事務所、郵便局、分校などが立ち並んでいたとされ、地表面の観察によって当時の諸施設の痕跡がほぼ700メートルにわたって確認できる。また、平成5年〔1993年〕から平成10年〔1998年〕にかけて計4回の発掘調査によって、第一高炉、第二高炉が確認されている。/ 栗木鉄山の高炉は、幕末期以降の洋式高炉の系統に属し、日本における製鉄技術史上極めて重要なものである。また、鉄山跡全体も明治、大正期の原料立地の山地型小高炉製鉄所跡としては日本で唯一現存するものである。/ 栗木鉄山跡は、第一高炉、第二高炉という時期の異にする高炉とその関連施設、製鉄に基盤を置く小集落の遺構がそっくり保存されている。これらは、近代の産業技術の発展、展開を知る上で極めて貴重な遺跡であり、近代の産業史上第一級の遺跡といえる。/ (第5 史跡名勝天然記念物指定基準 1)」

▼いわての鉱山史|ヤマが街を生む〜松尾鉱山と栗木鉄山|栗木鉄山 http://www.bunka.pref.iwate.jp/rekishi/kouzan/kouzan03_02.html
▽「■栗木鉄山/ 栗木鉄山の精錬場跡は、住田町の大股川篠倉沢の合流点の落合付近から、姥石峠(国道397号・種山高原)の稜線に至る子飼沢地内の栗木沢にあり、雑木林の中に現在でも高炉や石垣、水路などの設備遺構が確認されています。遺構は国有林の中、〔岩手〕県が借り受けて造林事業を行っている山林の中にあり、これまであまり人目に触れなかったことから現状が維持されてきました。/ 栗木鉄山の沿革は、明治10年代ごろから確認されています。高炉が子飼沢から栗木沢に移され、当初は「江刺鉄山」と呼ばれた栗木鉄山は、明治40年(1907)に日本製鉄(株)に買収され、翌年には“鉄鋼界の元勲”と呼ばれた工科大学教授・野呂景義*1の設計で25,000円の資金で高炉1基(第2高炉)を増設しています。さらに明治43年(1910)には栗木鉄山(株)が設立されています。第一次世界大戦の好景気で栗木鉄山は空前の盛況となりますが、大正7年(1918)の大戦終了後に鉄価は大暴落、操業を停止します。/ 当時、盛(大船渡市)から水沢に至る盛街道沿いに2つの溶鉱炉をはじめ鋳物工場、職員・工員住宅、郵便局、学校などが設置され、さながら「製鉄村」が形成されていました。第1高炉は大島高任式の構造で高さは約9メートルあったと言われ、鉱山敷地内の鋳物工場では鍋や釜、鉄瓶、鉄砲、車輌などを製造し、海軍省などに納入されていたと伝えられています。/ 平成3年(1991)、国道の改良工事に伴い新ルート〔津付道路〕がこれらの遺構を通ることから再確認、注目されました。」

▼住田町商工会|住田町の観光ガイド-栗木鉄山跡 http://www.shokokai.com/sumita/guide-kuriki.html
▽「■栗木鉄山跡/ 伊達藩士の三浦乾也が藩の命で築いた藩直営の洋式高炉。明治時代は官営となって南部鉄器の原料を水沢、羽田に運んだ。大正11年〔1922年〕の閉山まで*2約1世紀、高炉の火は燃え続けた。」

▼栗木鉄山跡 - みちのく悠々漂雲の記/岩手県 http://mitinoku.biz/hist_walk/hist_iwate/?p=989
▽「震災前取材/ 〔所在地:〕岩手県住田町世田米字子飼沢」「〔写真:〕現地説明板より:山神祭の様子*3」「〔写真:〕現地説明板より:山神祭の山車」「〔写真:〕現地説明板より:第2高炉付近からの全景」 「この谷間には、江戸時代末期から大正時代にかけての約1世紀の間製鉄所があり、工場、飯場がところせましと並んでいた。数百人の職工が働き、数百台の荷馬車が出入りしていた。/ 跡地は、大股川に沿って、最大幅70m、長さ500mにわたって残り、石組みの水路や高炉付属の石垣、煉瓦やコンクリート礎石が残る。/ 伊達藩士三浦乾也は、慶応3年(1867)、藩の命により洋式高炉数基を築いた。江刺から餅鉄鉱石を運び製鉄を始め、釜石橋野高炉の大島高任の技術指導をも受けて、多くの人夫を使い増産に励んだ。/ 明治を迎え官営となり、引き続き洋式高炉は稼動し、南部鉄器の原料として水沢に運ばれた。大正11年(1922)鉄の価格が暴落し閉山された。」 ※テクストはおそらく、住田町が現地に設置した案内板からの転写。

▼鉱山札の研究 「文久山鉄山札」 http://mineralhunters.web.fc2.com/bunkyuyamatetuzanhuda.html
▽「1. 初めに/ 〔※略〕/ 2010年8月、古書店をのぞくと、「仙台藩洋式高炉のはじめ 文久山」〔芦 文八郎・編著、芦東山先生記念館・発行、1985年〕、という本があり、「文久山」について詳しく記載してあるので、早速購入した。/ この本を読むと、文久山〔現 岩手県一関市大東町〕は、この付近一帯で採掘できる「餅鉄」や砂鉄を原料にして豊富な木炭を用いて鉄鋼を製錬する溶鉱炉があった場所だと知った。「鉄山札」以外にも、鉱山内部で通用する『文久貨泉』、という貨幣も鋳造していたことも知り、これも東京の骨董市で入手できた。/ さらに、大正9年(1919年〔1920年〕)まで稼働していた「文久山」系列の「栗木鉄山」〔住田町〕の山神祭を描く絵葉書を入手したところ、「高炉」が写っている。高炉があるところを「鉄山」と書き、呼び慣わしていたようなので、〔ページの〕タイトルを「文久山鉄山札」とすることに決めた。」
▽「3.5 「文久山高炉」の終末/ 文久山高炉は、芦文十郎に始まり、武十郎、禎輔の3代にわたり20年以上経営された、と考えられるがいつ稼働を停止したのかは明らかではない。明治18年〔1885年〕文十郎の死で、文久山の経営は縁者に譲渡された。文久山事務所を取り壊したときの建材を使って、明治23年に渋民小学校が作られた、との記録もある。/ これらから、明治20年ころ終末を迎えたものと思われる。文久山の系列には「京津畑(文久新山)」、「子飼沢」、「栗木」などいくつかの高炉があった。栗木高炉は、大正9年1920年)まで操業していたのは、ある意味で驚異である。/ 「栗木鉄山」の山神祭を描く絵葉書を入手した。仕切り線が下から1/3のところにあり、明治40年〔1907年〕〜大正7年〔1918年〕に印刷されたものだ。これをよく見ると、煙を吐く「高炉」が写っている。祭りに興じる人々の背丈の10倍(約15m)以上ある巨大なものだった。右隅ににあるアーケード(?)に、『山鉄木栗〔栗木鉄山〕』と書いてあり、高炉があるところを「鉄山」と書き、呼び慣わしていたようだ。/〔絵葉書画像:〕栗木鉄山〔※葉書下端に「栗木鉄山 山神祭實況ノ貳」とあるように見える〕/ 官製でなく、民間で経営した明治〜大正期の「高炉」を写した写真を目にするのは初めてで、貴重な記録だと思う。 スケールこそ違うが、「文久山鉄山」の稼働時の様子を知ることができる。/ 〔※略〕」 ※栗木鉄山「山神祭」絵はがき写真あり。

▼学会推薦産業遺産一覧 - 産業考古学会 http://sangyo-koukogaku.net/isan-ichiran.html
▽「■推薦産業遺産一覧(1985-2016)」「〔認定年度:〕1989/ 〔※略〕/ 〔推薦産業遺産名:〕22 栗木鉄山跡/ 〔所在地:〕岩手県気仙郡住田町世田米字子飼沢29/ 〔所有者・管理者:〕大船渡営林署/住田町教育委員会/ 〔※略〕」

▼「お荷物」から「遺産」に/岩手・松尾鉱山跡地〔2006年6月19日〕[河北新報] white|★阿修羅♪掲示板 http://www.asyura2.com/0601/ishihara10/msg/103.html
▼廃墟ネタ 転載Yahoo!ニュース〔2006/7/18〕 ( その他趣味 ) - 薄紅の砂時計の底から http://blogs.yahoo.co.jp/sandglass_naka/12703075.html
▼「□「お荷物」から「遺産」に/岩手・松尾鉱山跡地 [河北新報] http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060619-00000001-khk-toh / ■「お荷物」から「遺産」に/岩手・松尾鉱山跡地/ 東洋一の硫黄・硫酸の産地として栄えた岩手県八幡平市松尾鉱山の跡地を、歴史を伝える遺産として見直す機運が地元で盛り上がっている。鉱山跡が工学系の研究者らでつくる産業考古学会(東京)の推薦産業遺産に認定されたのを機に、市は「鉱山出身者も巻き込み、教育や観光への活用を考えていきたい」と現地案内ツアーなどの検討を進めている。/ 松尾鉱山跡からは今も毎分24トンの強酸性水が流出し、中和処理が行われている。処理施設の維持に国と〔岩手〕県は年間5億円以上を投じており、地元ではこれまで「お荷物」のイメージが強かった。/ 一方で、最盛期に1万5000人以上が暮らしたとされる街の姿はそのまま残り、往時の姿をしのばせる。「廃虚ブーム」の中で、八幡平の中腹、標高1000メートルの高地に鉄筋コンクリートのアパート、学校や体育館が並ぶ光景が注目されている。/ 鉱山のふもとにある市立の松尾歴史民俗資料館には、鉱山鉄道の機関車や削岩機など当時の用具が展示され、数千枚の写真も保管されている。/ 産業考古学会は、研究されないまま残るそれら資料や鉱山跡の価値を高く評価。〔2006年〕5月、国や自治体の文化財指定のない産業遺産の保存推進を図るために学会が独自に認定している推薦産業遺産に認定した。/ 松尾鉱山跡は全国で72件目で、〔岩手〕県内では1989年に認定された栗木鉄山跡住田町)に次いで2件目。学会に松尾鉱山を推薦した岩手大工学部の小野寺英輝助教授は「産業遺産認定は、鉱山の負のイメージを遺産としてのプラスの意識に変える機会になる」と話す。/ 〔※略〕」

▼鉱山事業所リスト#2(東北編)|K氏の資料室 http://www.miningjapan.org/mine/datacell_k/list2.html

▽参考:文献(栗木鉄山)
▼栗木鉄山跡 (住田町教育委員会): 2012|書誌詳細|国立国会図書館サーチ http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I023574447-00
▽「■詳細情報/ ・タイトル: 栗木鉄山跡/ ・著者標目: 住田町教育委員会 (岩手県)/〔※略〕/ ・出版社: 住田町教育委員会/ ・出版年: 2012/ ・大きさ、容量等: 78p ; 30cm/ ・注記: 緊急発掘調査及び石垣復旧工事報告書/ ・JP番号: 22073069/ ・出版年月日等: 2012.3/ 〔※略〕」

日本鉱業史研究会編 - 文献紹介〔鉱山・鉱業文献目録〕|鉱山研究会 http://www.jmrs.sakura.ne.jp/book/2009/03/post-14.html
▽「『日本鉱業史研究』No.38〔日本鉱業史研究会、1999年8月〕 岡田廣吉(岡田広吉)「岩手県気仙川流域の金塊、砂鉄鉱床と栗木鉄山について」/〔※略〕」

▼なかよし論文データベース|nkysdb: 岡田 広吉 https://staff.aist.go.jp/miyagi.iso14000/nkysdb/7a/67/d0dce23aeb7177af23b574820911d1bba41e.html
▽「・栗木鉄山史料集(一)〔1997年〕/ ・岩手県気仙川流域の金塊,砂金鉱床と栗木鉄山の金について〔「日本鉱業史研究」38号、1999年〕/ ・栗木鉄山史料集(2) 栗木鉄山写真集 故宮熊太郎氏旧蔵〔1999年〕」

▼東北の高炉遺跡〔岡田広吉, 1974。※PDFあり〕|J-STAGE https://www.jstage.jst.go.jp/article/materia1962/13/9/13_9_689/_article/-char/ja/

▼CiNii 論文 - 幕末の文久山高炉から大正の栗木高炉まで -とくに高炉の形態について-〔岡田広吉, 1997〕 ※有料 http://ci.nii.ac.jp/naid/10004462331

▼『技術と文明』 目次 (1巻〜10巻) とPDF|日本産業技術史学会 http://www.jshit.org/3b-mokuj.htm
▽「■〔『技術と文明』〕1巻1号 第1冊/ ■論文 「座敷雛形」の成立とその変遷 ―住意匠としての「和風」の原像― / 岡本真理子 [PDF]/ 大阪砲兵工廠の創設 / 三宅宏司 [PDF]/ 国家の技術政策と試験研究機関 ―府立大阪工業試験場の設立過程― / 鎌谷親善 [PDF]/ 日本の機械工学の開拓者・井口在屋(1) ―機械工学教育の形成過程を通して- / 出水力 [PDF]/ 大正後期における我が国の被覆金属アーク溶接技術の発達について / 川村正晃 [PDF]/ ■研究展望 日本鉄鋼技術史 / 飯田賢一 [PDF] http://www.jshit.org/kaishi_bn1/01_1iida.pdf / ■資料紹介 反射炉絵図と三浦乾也 / 岡田広吉 [PDF] http://www.jshit.org/kaishi_bn1/01_1okada.pdf / 「工学叢誌・工学会誌」について / 葉賀七三男 [PDF]/ 大正期の洋膠製造用流し枠 / 森田恒之 [PDF]/ 大正期洋風住宅地加羅橋園 / 安田孝 [PDF]/ ■2巻1号 第2冊/ 〔※略〕」

→▼PDF:飯田賢一「[研究展望]日本鉄鋼技術史」(『技術と文明』1巻1号第1冊) http://www.jshit.org/kaishi_bn1/01_1iida.pdf#11
▽「4. 近代製鉄技術黎明期の研究/ 〔※略〕/ 一方、大橋〔周治〕の論考に比しまったく地味ではあるが東北地方を中心に、着実に近代製鉄技術の生成期の諸問題に焦点をしぼりつつ、たたら研究会、日本鉱業史研究会、産業考古学会あるいは全国地下資源関係学協会合同大会などにおいて実証的な研究を発表しつづけているのが、岡田広吉〔岡田廣吉〕である。『たたら研究』には1976年(第19・20号)以来1980年(第23号)にかけて連載の“大橋高炉に関する研究”があり、また1981年(第24号)の同誌には田村忠博・大沢雄三郎と連名で寄稿した資料紹介“陸中閉伊郡室場鉄山関係資料──とくに東屋文書を中心にして”がある。これらは『日本製鉄史論集』(たたら研究会編)に収載の“釜石鉄鉱山地域の延鉄(錬鉄)製造法”とならび、経済的背景をとらえたうえで、技術史分野に新しい鍬を打ちこんだ史論である。『産業考古学』では“幕末から明治の高炉遺跡”(第28号、1983年6月)が好資料である。また専門研究者以外には知られない文献であるが、日本鉱業会の「昭和59年度春季大会」における『研究・業績発表講演会講演要旨集』(1984年4月)には、日本鉱業史研究会の分科会で発表した“岩手県栗木鉄山──明治末から大正期の高炉製鉄所”がある。栗木旧高炉は‘大島式高炉の発展過程の掉尾に位置づけられる’もので、釜石高炉に比し小規模ではあるが、‘其質佳良にして製鋼用は勿論、殊にチルド鋳物用に適し、其需要の広きもの’という木炭銑の評価(野呂景義〔の評言〕)にみるように‘製鉄所の規模を越えた同山〔栗木鉄山〕の存在意義があった’と言えるのである。岡田〔広吉〕はこれら東北地方初期の近代製鉄のほか群馬県中小坂鉄山、長野県大日向鉄山および宮城県真幸鉄山の史料的発掘にも努力しており、前掲『明治工業史』鉄鋼篇*4の中の小さな記述にも有力な手がかりを求めつつ、現地調査に余念のない研究態度に拍手を送りたい。/ 〔※略〕」(p.107)

 

▼6月30日は住田町まちや世田米にてベビーちゃんとママ向けのイベント開催します〔2016-06-09〕|岩手ベビーマッサージ、ベビーフォト|岩手陸前高田ベビーマッサージ教室と資格取得。ベビグラファーのベビーフォト http://ameblo.jp/skip-babyma/entry-12168606158.html

 

ツツジに覆われた五葉山(1341m)を登る…(10)最終回〔2016/6/9〕 ( 登山 ) - ふるさとの四季……あれこれ http://blogs.yahoo.co.jp/yama4715kazu/33454700.html

▽参考:
→▼五葉山(ごようざん1341m)・黒岩コース…(1)〔2016/5/30〕 ( 登山 ) - ふるさとの四季……あれこれ http://blogs.yahoo.co.jp/yama4715kazu/33438564.html

 

2016年6月8日(水)

 

▼Web東海新報|気兼ねなく談笑1周年、よりあいカフェ「しょうわばし」/住田町(別写真あり)〔2016年6月8日〕 https://tohkaishimpo.com/2016/06/08/110182/
▽「住田町世田米の世田米商店街で毎週火曜日に開設している中心型よりあいカフェしょうわばし」で〔6月〕7日、開設1周年を祝う記念イベントが開かれた。参加者は充実の1年を振り返るとともに、いつもと変わらぬなごやかなひとときを過ごしていた。/ 運営を担う社協〔住田町社会福祉協議会〕や地域包括支援センター一般社団法人邑サポートが主催。会場では昨年〔2015年〕6月以降の1年間を振り返るスライドショーが上映されたほか、押し花講習やお茶などこれまでの講師役やボランティア参加の人々に感謝状が贈られた。ほぼ全回出席した住民への皆勤賞表彰も行われた。/ 引き続き、音楽サークル・音蔵が「懐かしの歌」として生演奏。心地よい音色に誘われるかのように参加者の飛び入りによる“ステージ”もあり、盛り上がりを見せた。/ 会場はこれまでの活動で利用者らが制作した花飾りにあふれ、華やいだ雰囲気に。女性陣はお茶のみ話を、男性陣は将棋の対局をそれぞれ楽しんだ。世田米保育園児も徒歩で訪れ、世代を超えたにぎわいに包まれた。/ 昼食として出されたパスタなどは、隣接する町住民交流拠点施設「まち家世田米駅」内のレストランからの“出前”。来訪者の笑い声はさわやかな好天に恵まれた屋外にも響き、商店街全体に活気をもたらした。/ よりあいカフェ事業は、誰もが気兼ねなく寄り合える場を町内に設け、日中に一人で過ごしがちな高齢者や障がい者らの居場所づくりを図るもの。利用者間やボランティアとの交流を通して生きがいを見いだし、介護予防と社会参加を推進する目的もある。/ 中心型のしょうわばしは、同センターと社協一般社団法人・邑サポート、地域ボランティアらが運営。平成27年度〔2015年〕は1回あたりの利用者数が31・2人と、運営側の予想を超える来訪があり、活気が生まれている。/ 今後も、毎週火曜日の午前9時から午後4時まで開設。利用は無料。毎月第1火曜日をイベントデーとしている。/ また、今月〔6月〕12日(日)には上有住にある福祉施設・アンルス内で中心型よりあいカフェ「あんるす」がオープン。午前10時からオープニングセレモニーやテープカット、「楽珍一座」による三味線コンサートなどを予定している。/ あんるすは毎週日曜日に開放予定。近隣に位置する八日町地域などに暮らす高齢者らが自由に訪れ、お茶のみ話などを楽しむことができる。問い合わせは町社協(TEL〔0192・〕46・2300)へ。」「▲ 生演奏などを楽しむ来訪者=世田米」「平成28年6月8日付 1面」

 

▼定例会の日程・一般質問通告〔2016年6月8日〕 | 住田町 http://www.town.sumita.iwate.jp/docs/2015021700134/
▽「■平成28年第5回定例会会期日程/ 平成28年第5回定例会の日程は次のとおりです。/ ・会期日程(54KB) http://www.town.sumita.iwate.jp/docs/2015021700134/files/nittei.pdf / ■一般質問通告/ ・一般質問通告(表題のみ)(80KB) http://www.town.sumita.iwate.jp/docs/2015021700134/files/situmon.pdf

▽参考:
▼議会 | 住田町 http://www.town.sumita.iwate.jp/bunya/gikai/sumita/

 

▼大船渡市結婚相談・支援センター〔2016/06/08〕 https://www.facebook.com/ofunato.msc/posts/1074780022608662
▽「「縁結びの里できらきらコン」 お隣の住田町でホットな出会いの交流会「縁結びの里できらきらコン」が開催されます。参加条件は、町内・町外問わず、30歳から概ね50歳までの独身男女10名/ 現在募集中ですよ~。お申込締め切りは6月15日17時まで! みんな急げ~♪」

▽参考:
▼住田町〔2016/05/25〕 https://www.facebook.com/sumitacho/posts/477393002454010:0

 

▼種山ヶ原 旧道 誰も居ない峠をサラッと♪ 岩手ツーリング!〔2016/06/08〕 | 峠友の会 実行委員会 http://windingroad-friendsclub.com/archives/4237.html
▽「どうも! 僕です。はとむぎです。/ 今回は 民家も無く 交通量もほとんどない峠です!! もうね、ココだけだったら爆音でも大丈夫!? そんなハズないか(笑)/ 種山ヶ原旧道です。/ 道の駅 種山ヶ原を中心とすると現国道397号線とこのルート〔旧道〕で囲っている感じです。/ そんなに長くないですがいろんな意味で迷惑の掛かりずらいポイントだと思います!!/ 奥州市の県道10号線の方から向かむと/ 行き先が書いてない方に進みます!/ 住田町の国道397号線の方からは目印が無いのですが・・・/ ここの路地から入って道なりです。ココのルートは/ スノーシェルターが三か所! 当然ですが照明はありません!!/ シェルターの中ですがなんか滑りそうな感じがして開けきれません・・・/ そして一度だけ夜に走った事がありますがお薦めできないです(笑) なんか怖かったし・・・/ 途中にあるこの廃墟もなんか怖いな~(笑)/ 住田町側ですが道路わきの草・・・ たまに伸び放題で道路両脇を塞いでしまっていてセンターライン上を走るしかない! そんな時もありましたね~/ 県道10号線を北上してくるときよくこのルートを通っています。そして道の駅〔種山ヶ原道の駅ぽらん〕で休憩♪/ なんとなく既定ルートになっているかな!?/ 参考動画です。 https://www.youtube.com/watch?v=wm5CBX0bgXw / そろそろお時間です~ それではまた! (^O^)/」

▽参考:
▼バイクで楽しい峠ツーリング! 岩手県 国道397号線 種山 旧道 カタナ SR400 CB750K1 NINJA250〔2016/06/07公開〕 - YouTube https://www.youtube.com/watch?v=wm5CBX0bgXw

▼いわて県道ブログ:8月16日 姥石峠のヘキサに会いにいく〔2004年08月16日〕 http://blog.livedoor.jp/kendolife/archives/5835948.html
▼「峠道」を訪ねて Vol.9 『 一関市 越路峠  奥州市 姥石峠 住田町 荷沢峠  遠野市 界木峠 笛吹峠 』〔2012年11月16日〕 - 南三陸気仙沼を体感!“来て見て浜ライン” http://blog.goo.ne.jp/akazara_boy/e/686011eef00a47715e6f28084b910daf

▼スノーシェルター - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC

 

▼仕事帰りに通ってみました。〔2016-06-08〕|しょうのブログ http://ameblo.jp/shou-0225/entry-12168703942.html

 

2016年6月7日(火)

 

▼Web東海新報|被害未然防止へ真剣、五葉地区で土砂災害避難訓練/住田町〔2016年6月7日〕 https://tohkaishimpo.com/2016/06/07/109923/
▽「住田町上有住五葉地区で〔6月〕5日、町による土砂災害防止避難訓練が行われた。住民は避難勧告の発令を受けて地区内各地に集合し、安否把握などの流れを確認。大雨が予想される梅雨や台風シーズンの到来を前に、防災意識の高揚を図った。/ 訓練は、土砂災害に備える住民避難強化などが目的。昨年〔2015年〕は隔年開催となっている総合防災訓練の中に盛り込まれ、今回初めて単独での訓練として行われた。/ 町は今年〔2016年〕2月、ハザードマップを各家庭に配布。事前に各自宅周辺が土砂災害想定区域や浸水想定区域に該当しているかなどを確認するよう呼びかけた。/ 「長時間の降雨で土砂災害の予兆があり、災害の危険性が増大。一部の電柱が崩れ、固定電話・携帯電話が不通の状態となっている」との想定で実施。午前7時30分に、役場に設置された町災害対策本部から五葉地区公民館に地区本部設置の依頼連絡があった。/ 10分後、防災無線で避難勧告を発令。住民は同館と寒倉自治公民館、羅象館、大祝バス停留所付近、大洞自治公民館にそれぞれ集まった。/ 五葉地区公民館には徒歩や車などで住民が続々と参集。家族や近隣住民同士で声をかけあいながら訪れた光景が目立ったほか、集計を待つ間は各地に設置されている防災無線の聞こえやすさなどについて情報交換する姿も見られた。/勧告から20分後の8時までには、同館に他施設での避難者数や安否情報などが寄せられ、町災害対策本部に衛星携帯電話で連絡して訓練が終了。地区内には300人ほどが生活しているというが、この日は175人の参加があった。/ 同館には五葉中地域の81人が参集。住民を前に川村勝人同地区公民館長は「がけ崩れや大雨による増水など、こういった訓練をふまえながら被害を未然に防ぐようにしていきたい」と述べ、日ごろからの防災意識徹底を呼びかけていた。」「▲ 各避難場所に集まった人数などを確認=住田町」「平成28年6月7日付 1面」

 

▼住田町 よりあいカフェ1周年〔2016年06月07日〕 - NHK岩手県のニュース http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/6045649701.html?t=1465300272753
▽「1人で過ごしがちな高齢者の居場所として、住田町の古民家を改築して設けられた「よりあいカフェ」〔よりあいカフェ しょうわばし〕がオープンから1年を迎え、記念イベントが開かれました。/ この「よりあいカフェ」は、高齢者に気軽に集まってもらい、介護予防にもつなげようと住田町社会福祉協議会などが古民家を改築して開設しました。/施設のオープンから〔6月〕7日で1年になるのを記念して、イベントが開かれ、常連のお年寄りなどおよそ60人が集まりました。/イベントでは、この1年間の活動を振り返る写真が紹介されたあと、地元の音楽サークルがギターとタンバリンを使って「大きな古時計」や「北国の春」といったおなじみの曲を演奏しました。/そして、1年を通じて施設を利用した2人に皆勤賞として手作りの賞状が贈られました。/住田町は、65歳以上の高齢者の割合が41.2%と、岩手県内で4番目に高くなっています。/社会福祉協議会などでは6月12日に、「よりあいカフェ」の2号店を別の場所にオープンするということで、介護予防の取り組みをさらに広げていきたいとしています。/皆勤賞をもらった92歳の女性は、「賞状をもらうとは夢にも思いませんでした。おしゃべりをしたり、折り紙をしたりするのが楽しみです」と話していました。/住田町社会福祉協議会の菅野英子さんは、「みんなで話すことなどが介護予防につながっていると思います。居心地のよい場所にしていきたいです」と話していました。/ 06月07日 20時42分」

NHK盛岡放送局さんのツイート: "【6月7日(火)】住田町にある「よりあいカフェ」が、オープンから1周年を迎えたそうです!この住民手作りのカフェは、日中に一人で過ごしがちな高齢者の居場所づくりを図ろうと作られたとのこと。これからも大勢の人でにぎわいますように♪ #おばんですいわて" https://twitter.com/nhk_morioka/status/740097931999469568

▼「DICE家」さんのツイート: "住田町「寄りあいカフェ昭和橋」の1周年。。 地域の人をつなぐコミュニティーにも音楽が必要とされていることを実感。 アコギソロ演奏をしてきたが、その場に必要とされる物を演奏と雰囲気で埋める。。この満足感は演奏家冥利に尽きる。。 https://t.co/1bPwvRnx7x" https://twitter.com/DICEkeMusic/status/740028008753332225

▼「DICE家」さんのツイート: "今日のステージよ。。。 https://t.co/et6NoGKRHd" https://twitter.com/DICEkeMusic/status/739987013378527233

▽参考:
→▼Web東海新報|よりあい事業地域に浸透、社協など献身的に/住田町の“居場所づくり”〔2016年5月28日〕 https://tohkaishimpo.com/2016/05/28/107915/

▼〜東日本大震災 復興応援ポータル〜 つづけよう、復興ハート!|24時間テレビ37復興支援企画【7】報告書 住田町よりあいカフェ(古民家利用)にトイレ施設支援〔2015.11.12〕 http://www.tvi.co.jp/tsunagou/2015/11/24377.html

▼すみたよりあいカフェしょうわばし オープニングイベント開催!〔2015年6月2日開催〕 http://exploredoc.com/doc/8798944/%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86%E3%82%8F%E3%81%B0%E3%81%97-%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86%E3%82%8F%E3%81%B0%E3%81%97

 

▼吉田 恭子さんのツイート: "今日、7日午前中は、住田町をまわり佐々木春一町議と7カ所訴えました。運送会社の方、郵便局の方など、たくさんの方から声援をうけました*\(^o^)/* https://t.co/vf5D9ZpX3P" https://twitter.com/kyoko_yosida/status/740111976920023040

 

▼迷企羅‘めきら’大将さんのツイート: "昭和女子大学復興支援 陸前高田博物館の文化財修復が昭和女子大学でも行われていたとは知りませんでした。高田歌舞伎のびらびら簪もきれいに修復されていました。 修復支援(事務手続き)された岩手・住田町光勝寺の観音勢至像もきれいなお姿です。 https://t.co/nwl1x0fMPC" https://twitter.com/mekira_taisho/status/740142733910630401

 

▼峠友の会 実行委員会さんのツイート: "バイクで楽しい峠ツーリング! 種山旧道 カタナ SR400 CB750K1 NINJA250: https://t.co/HNy5JVJstv、@YouTube" https://twitter.com/tougetomonokai/status/740136418731778048

▼バイクで楽しい峠ツーリング! 種山旧道 カタナ SR400 CB750K1 NINJA250〔2016/06/07公開〕 - YouTube https://www.youtube.com/watch?v=wm5CBX0bgXw

 

2016年6月6日(月)

 

▼住田町〔2016/06/06〕 https://www.facebook.com/sumitacho/posts/479617088898268?notif_t=notify_me_page¬if_id=1465177041674935
▽「【岩手県クッブ協会公認ポロシャツ販売のお知らせ!】 岩手県クッブ協会公認のポロシャツの販売を行います!/ ポロシャツの胸には、住田らしさをまとった岩手県のキャラクター「そばっち」が刺繍されておりとてもかわいらしいデザインとなっております。/ 1着3300円(税込)で、白・紺・黒の3種類、サイズは、XS〜3XLと豊富にそろえております。〔住田町〕教育委員会に見本を展示してございますので実際にお手にとりご覧いただくことも可能です。/ 購入を希望される方は、下記までご連絡くださいますようお願いいたします。/ 〔2016年〕10月2日開催のいわて国体デモンストレーション競技「クッブ」では是非このポロシャツを着てご参加ください!/ いわて国体デモンストレーション競技「クッブ」は〔2016年〕7月1日より参加受付を行います。詳しくは、以下のリンク先をご確認ください。 http://www.iwate2016.jp/kokutai/demospo / [問い合わせ先] 〔住田町〕教育委員会内 岩手県クッブ協会 (内線254)」

▽参考:
▼デモンストレーションスポーツ | 希望郷いわて国体・希望郷いわて大会 http://www.iwate2016.jp/kokutai/demospo

▼KUBB for People and Forest 岩手県クッブ協会設立総会〔2013/09/24〕 http://ecokubbsumita.blog133.fc2.com/blog-entry-68.html

 

NHK盛岡放送局さんのツイート: "【6月6日(月)】岩手県のここが好きなんです!をご紹介する<好きなんです、いわて>。きょうお送りするのは、住田キャラバン編ざんすよ〜。住田のいいところいっぱい知りたいな! #おばんですいわて" https://twitter.com/nhk_morioka/status/739733234326462464

NHK盛岡放送局 | 好きなんですいわて http://www.nhk.or.jp/morioka/obandesu/suki/index.html

 

▼MOTO LIFEブログっつーことで・・・|種山はまだイチゴソフトでした〔2016/06/06〕 http://motolifesuzuki.blog19.fc2.com/blog-entry-633.html

 

▼「東日本大震災5周年 復興フォーラム」を開催しました。〔2016年6月6日開催〕|「新しい東北」官民連携推進協議会 ウェブサイト http://www.newtohoku.org/works_detail_019
▼復興庁 | パネルディスカッション 今後の災害に備えた将来への提言〔2016年6月6日開催〕 http://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat16/forum/20160704104726.html

→▼PDF:「後方支援と災害に対する備え(住田町)」(住田町長 多田欣一) http://reconstruction.go.jp/topics/main-cat16/forum/material/0504_1-13_sumita.pdf
▽「東日本大震災5周年復興フォーラム ~新たなステージ 復興・創生へ~」、防災・まちづくり分科会 パネルディスカッション「今後の災害に備えた将来への提言」

 

▼南三陸滝見隊|住田四十八滝〔2016/06/06〕 http://takimitai.blog.fc2.com/blog-entry-958.html

 

2016年6月5日(日)

 

▼一関・千厩少年クラブなど4強/全日本学童野球県予選〔2016/06/05〕|岩手日報 http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/news.cgi?sp=20160605_2
▽「軟式野球高円宮賜杯第36回全日本学童大会マクドナルドトーナメント県予選第2日は〔6月〕4日、大船渡市の三陸総合運動公園などで2回戦、準々決勝を行い、千厩少年クラブ(一関市)、土淵ボンバーズ(盛岡市)、世田米スポ少〔世田米野球スポーツ少年団〕(住田町)、帯島スポ少(洋野町)が4強入りした。/ 千厩少年クラブは12年ぶり6度目、土淵ボンバーズ、世田米スポ少、帯島スポ少は初優勝を目指す。連覇を狙った城北スポ少(盛岡市)は2回戦で東中田スポ少(一関市)に4-5で惜敗した。/ 〔6月〕5日は同公園で準決勝、決勝を行う。/ (2016/06/05)」

 

▼マック岩手県大会、優勝〔2016/6/5〕 - モーモー&さなえのブログ☆ http://blogs.yahoo.co.jp/spoohpage/35208176.html
▽「6月4・5日に行われたマクドナルドトーナメント岩手県大会〔「高円宮賜杯第36回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント 岩手県大会」〕の結果。/ 帯島3-0月が丘/ 帯島5-1東中田/ 準決勝、帯島11-0 世田米/ 決勝、帯島3-0土淵/ で、〔帯島スポーツ少年団が〕優勝することができました!/ 〔※略〕」

▽参考:
高円宮賜杯第36回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント都道府県予選大会結果【更新】〔2016年6月27日〕 | 公益財団法人 全日本軟式野球連盟 http://jsbb.or.jp/news/3945

 

平成28年度第一回県連役員会!!〔2016年06月05日〕 : 岩手県農村青年クラブ連絡協議会BLOG http://blog.livedoor.jp/iwateken4hc/archives/1058154419.html

 

▼住田町・黄金屋〔2016/6/5〕 - 天狗の覚書き http://blogs.yahoo.co.jp/rider_gutti/37102006.html

 

▼種山のレンゲツツジ〔2016/6/5〕 - スーさんのブログ! http://blogs.yahoo.co.jp/yamerubesi/13690581.html

 

▼被災地沿岸南部地域を中心に遊説〔2016年06月05日〕|岩手県議会議員 岩崎友一公式ブログ 〜一直線!! みんなで龍馬になろうじゃないか!〜 http://ameblo.jp/iwasakitomokazu/entry-12167473218.html
▽「おはようございます。自民党岩手県連青年局の県内遊説も第4弾。昨日〔6月4日〕は山田町をスタートし、大槌町釜石市遠野市、旧宮守村、住田町、大船渡市、陸前高田市を回りました。/ 〔※略〕」

 

一般社団法人奥州市観光物産協会〔2016/06/05〕 https://www.facebook.com/oshukankou/posts/1119027108155750
▽「「種山高原山開き」/ 本日、種山高原フリーキャンプ場にて、「種山高原山開き」が行われ、安全祈願祭や、種山ヶ原太鼓・金津流鶴羽衣鹿踊・江刺甚句祭り42歳年祝連「黎桜会」の演舞披露等、様々なイベントが実施されました。/ 種山高原は、奥州市江刺区・遠野市住田町にまたがる物見山(種山)を頂上とした高原地帯で、北上平野を一望でき見事な眺望を楽しめます。また、宮沢賢治が、その風景に魅せられ、何度も訪れ「風の又三郎」をはじめ、多くの作品を残しました。/ 今年もキャンプや、森林欲の楽しめる絶好の季節になりました!! 同高原には、キャンプ場として「種山高原星座の森」があり、コテージやレストラン等の施設がある他、バーベキューセットのレンタル・販売等もおこなっているので、気軽に楽しむことが出来ます。天気のいい日に、出かけてみてはいかがでしょうか?/ 「種山高原星座の森」の詳細はこちらから→http://www.esashi-iwate.gr.jp/seiza/

▼角鹿さんのツイート: "今年の種山開きは明るい曇りで風があり肌寒いです。 https://t.co/xRTyGKH2r7" https://twitter.com/fym_non/status/739276190553247745

▼角鹿さんのツイート: "種山開き 芸能の部 種山ヶ原太鼓 鳴瀬太鼓〔住田町〕 鶴羽衣鹿踊 https://t.co/7HejAq1P3K" https://twitter.com/fym_non/status/739307154029432832

▼種山山開き〔2016年06月05日〕|ブッチホン〜あな吉手帳ユーザーブログ集作成&布おむつ育児〜 http://ameblo.jp/bucci-cafe/entry-12167634963.html

 

2016年6月4日(土)

 

▼Web東海新報|償還開始も累損金拡大、三陸木材とランバーが総会/住田〔2016年6月4日〕 https://tohkaishimpo.com/2016/06/04/109398/
▽「住田町世田米の木工加工団地内に構える三陸木材高次加工協同組合中川信夫理事長、三木)と、協同組合さんりくランバー(同代表理事、ランバー)は3日、三木会議室で通常総会を開いた。厳しい経営状況が続く中、三木は6229万円、ランバーは4047万円の純損失を計上し、いずれも累計損失金が拡大。両組合は住田町から約7億9000万円公金融資を受け、26年度〔2014年度〕から年額約3100万円を償還する計画となっていたが、昨年〔2015年〕12月から返済を開始。年度内累計は222万円であることが明らかになった。」
▽「■利益確保へ“改革途上”/町への返済 27年度は222万円/ ランバー総会には、8組合員のうち、全事業所・団体が出席。議事では27年度〔2015年度〕の事業報告や28年度〔2016年度〕の事業計画案、役員改選など7議案を原案通り承認した。理事6人が再任され、中川氏をはじめ役職体制に変更はない。/ 売上高は2億2255万円、純損失は4047万円を計上。次期繰越損失金は4億1473万円に増えた。/ 27年度末正職員は26年度比4人減の3人。28年度はパート、研修生を含め9人体制の計画という。/ 引き続き三木総会が行われ、組合員となる18事業所・団体の代表者のうち、13人が出席。議事では27年度〔2015年度〕の事業報告、本年度〔2016年度〕の事業計画と収支予算など7議案を原案通り承認した。役員改選では理事8人が再任となり、代表理事は引き続き中川氏が務める。/ 売上高は13億4494万円、純損失は6229万円を計上。次期繰越損失金は7億8918万円に増えた。/ 事業報告によると、集成材業界における製品の荷動きは鈍く、生産調整する企業も見られた。為替の円安進行によるラミナ等価格の上昇に見合った製品価格への転嫁も厳しく、利益の出にくい経営環境が続いた。/ 損失金計上は2期連続。27年度は経営的にも困難な局面に見舞われたといい、同じ団地内に工場を構えるけせんプレカット協同組合が資金繰りや業務面などで全面的に協力した。/ 状況打破に向け、昨年〔2015年〕10月からは同組合の泉田十太郎専務を支配人として招き、経営体制を改革。品質向上やコスト削減を進めた。/ 固定負債のうちこれまで4億円だった住田町からの長期借入金が3億9778万円となっており、220万円余り減少。組合では〔2015年〕12月以降、毎月償還を続けている。理事らが役場を訪れて町長に直接渡しており、28年度に入っても継続している。/ これまで廃材として扱っていたものををけせんプレカット協同組合で製品化。その売り上げの中から町に償還している。/ 三木の27年度末〔2015年度末〕時点での従業員は36人(パート除く)で、26年度比〔2014年度比〕で20人減少。この売上金の残りは従業員の賞与に充て、組合一丸となった経営改善を図っているという。」
▽「三木ランバーの現状について多田欣一町長は「従業員からも『返す』という意思が伝わってくる。改善の兆しはみられるがまだ万全ではなく、時間がかかるだろうが、推移を見守り、応援していきたい」と話す。/ 本年度〔2016年度〕の経営について中川代表理事は「黒字化の見通しは出てきている」と語る。4月以降、安定運営に向けた毎月の売上高目標を三木は1億2000万円、ランバーは2000万円と設定。4、5月の推移をみるとランバーは達成し、三木では目標に近い実績が出てきているという。/ 両組合は同19年〔2007年〕に経営危機が判明。町から約7億9000万円の公金融資を受けて再建を進め、26年度から年度当たり約3100万円を町へ償還する計画だった。しかし、同年度は消費増税の影響などを受けて7期ぶりの赤字を計上。昨年〔2015年〕5月の最終期限までに返済ができていなかった。/ 本年度の売上計画はランバーが2億5036万円で、三木は13億3375万円。利益はランバーが875万円で、三木は1880万円を見込む。/ 一方で、町に対する年度計画通りの償還は厳しい見通しを示す。三木理事の一人は「従業員一人あたりの売上高は上がっている。28年度中に経営安定化の軌道に乗せ、計画通りの償還は29年度以降からになるだろう」と語る。」「▲ 経営安定化を図っている三陸木材高次加工協同組合=世田米」「平成28年6月4日付 1面」

▽参考:
→▼住田町融資の組合償還できず〔2015年06月04日〕 - NHK岩手県のニュース http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/6045247762.html
→▼2億円超の赤字で償還見通せず/住田町融資の2組合〔2015/06/10〕|岩手日報 https://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20150610_4

 

▼熱狂名古屋報道ってご存知?〔2016/06/04〕|ザ・グレート・サスケ オフィシャルブログ「THE GREAT SASUKE」 http://ameblo.jp/thegreatsasuke/entry-12167423615.html

 

2016年6月3日(金)

 

▼鍛冶体験の鉄が農具に、初めて加工/有小6年生が畑で活用〔2016年6月3日〕 https://tohkaishimpo.com/2016/06/03/109091/
▽「■「私たちのくわ」できたよ/ 住田町立有住小学校(都澤宏典校長)の児童たちがこれまで製鉄・鍛冶体験で加工した鉄の延べ棒の一部が、農具の一つ・くわに加工された。前年度〔2015年度〕体験した6年生17人は〔6月〕1日、授業の一環として野菜を育てる畑で活用。製鉄の苦労を知る児童たちは、ズシリとした重さが伝わる鍬を手にし、地域の誇りをさらに高めていた。/ 町教委〔住田町教育委員会〕は同校5年生を対象に、平成24年度〔2012年度〕から「住田の森林のおくりもの〜栗木鉄山物語〜」として、住田の森林や製鉄の歴史などを学ぶ機会を設けている。世田米字子飼沢地内の栗木鉄山明治14年1881年〕に初めて高炉が建てられ、大正9年〔1920年〕まで操業。一時は国内4位(民間3位)の銑鉄〔せんてつ〕生産量を誇ったとされる。/ 現6年生は昨年秋〔2015年秋〕、たたら製鉄体験で抽出した鉄の部分・鉧(けら)を材料に鍛冶体験に挑戦。800〜1000度に熱し、延べ棒状にしていった。/ 栗木鉄山で生産された鉄は、農具としての需要があった。町教委では子どもたちに手にしてもらおうと、本年度初めて加工。鍛冶体験で講師役を務めた宮古市の刀匠・辻和宏氏に依頼した。現中学1年生による26年度分と、現6年生が体験した一部をそれぞれ活用し、2種類のくわをつくった。/ 刃先が4本に分かれたくわは、26年度分の鉄から加工した。鉄部分の長さは約20センチ、幅は17センチ、厚さは0・7センチ。/ 一方、長方形型のくわには昨年度の鉄を使い、長さ22センチ、幅6センチ、厚さは0・2センチ。木製の柄を手にすると、鉄独特のズシリとした重さが伝わる。/ 鍛冶体験では、鉄の延べ棒を薄くしようと、力を込めて金槌を打ち続けた。くわの刃となった鉄はさらに薄く延ばされたが、なめらかな直線には仕上がっておらず、手作業でつくりあげた証となっている。児童たちは間近で眺め、苦労の記憶をよみがえらせた。/ いずれも一般的なステンレス製に比べると小型だが、児童たちにとっては扱いやすい大きさ。この日は勤労生産学習の一環で、〔住田町〕民俗資料館前の畑でプチトマトやトウモロコシを植えるための土起こしが行われ、初めて手にした。/ 作業では畑でくわを振り、野菜が育ちやすい環境を整備。/ 6年生の深野颯太君は「掘れる量が少ないけど、軽くてやりやすかった」と話し、笑顔を見せた。/ くわは、同校に隣接する民俗資料館で展示。製鉄・鍛冶体験は、本年度〔2016年度〕も5年生を対象に計画されている。」「▲ 畑作業を終え、くわを囲む児童たち=住田町上有住」「平成28年6月3日付 6面」

▽参考:
▼住田の森林のおくりもの〜有住小学校5年生 平成27年度 | 住田町 http://www.town.sumita.iwate.jp/docs/2016033000069/

▼タグ検索:住田の森林のおくりもの | 住田町 http://www.town.sumita.iwate.jp/tag/%E4%BD%8F%E7%94%B0%E3%81%AE%E6%A3%AE%E6%9E%97%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%81%8F%E3%82%8A%E3%82%82%E3%81%AE

 

▼大船渡消防署住田分署新築工事設計業務に関する公募型プロポーザルの実施について(予告)〔2016年6月3日〕 | 住田町 http://www.town.sumita.iwate.jp/docs/2016060100022/
▽「■公募予告について/ 住田町では、大船渡消防署住田分署新築工事設計業務に関し、公募型プロポーザルの実施を予定しております。/なお、実施要領等の公表は、平成28年〔2016年〕6月下旬を予定しております。/ 併せて、役場新庁舎建設時における取り組みや、住田型森林(もり)業システム等、住田町の概要に関しましては町勢要覧 http://www.town.sumita.iwate.jp/docs/2015020300014/ をご覧下さい。/ ・添付ファイル 〔※略〕」

▽参考:
▼消防署庁舎紹介|大船渡地区消防組合 http://www.fd-ofunato.jp/syoukai/syoubousyotyousya.html

▼住田町町勢要覧〔2016年2月25日更新〕 | 住田町 http://www.town.sumita.iwate.jp/docs/2015020300014/

 

▼明日は住田町ってご存知?〔2016/06/03〕|ザ・グレート・サスケ オフィシャルブログ「THE GREAT SASUKE」 http://ameblo.jp/thegreatsasuke/entry-12166931447.html
▽「ポスターが無いみたいですが、明日〔6月4日〕は久し振りの〔みちのくプロレスの〕岩手県住田町大会。/ 生涯スポーツセンター だそうです。/ 〔※略〕」

▼名古屋熱狂ってご存知?〔2016/06/03〕|ザ・グレート・サスケ オフィシャルブログ「THE GREAT SASUKE」 http://ameblo.jp/thegreatsasuke/entry-12167103737.html
▽「〔※略〕/ 更にO様より「住田町のポスターはみちのくプロレス公式ツイッターにありましたよ。」とご指摘も!/ ホンマや! 知らなかった。/ 住田町の皆さん、イニシエーション お楽しみに!」

 

2016年6月2日(木)

 

▼Web東海新報|データで浮かび上がる健康対策──重症化予防がカギに/住田町国保〔2016年6月2日〕 https://tohkaishimpo.com/2016/06/02/108957/
▽▽「■健診受診率の向上も1人あたり医療費県内最高額/ 住田町は平成28、29年度の2カ年を期間とする国民健康保険データヘルス計画をまとめた。診療報酬明細書(レセプト)や各種統計資料の分析を行い、浮かび上がった健康課題に取り組む指針を定めたもの。同町は25、26年度と被保険者1人あたりの医療費が県内最高となっている中、各種疾患の重症化を防ぐ施策を展開するほか、健診受診率向上にも力を入れる。/ データヘルス計画は、医療費データや健診情報等に基づき、効率的・効果的な保健事業を実践するもの。平成26年度以降、国保を運営する各保険者に対して計画策定が努力義務化されている。/ 同町の26年度における人口総数は6142人で、このうち被保険者数は1591人(加入率25・9%)。高齢化率は39・0%で、被保険者の平均年齢は57・1歳となっている。/ 全国の高齢化率は23・2%。岩手県の27・3%、同規模自治体の31・6%と比べても、同町の高齢化率の高さが際立つ。被保険者の平均年齢は国50・3歳、岩手県53・5歳、同規模自治体52・1歳となっており、同町平均が大きく上回る。国保被保険者の年齢構成をみると、65~74歳が4割以上を占める。/ 同町の医療状況は外来患者数が少なく、重症化に伴い入院患者数が多い傾向。被保険者一人あたりにおける医療費は月平均で3万597円と県内最高額。国平均は2万3292円、県平均は2万4638円、同規模町村は2万5108円で、2割以上高い。25年度医療費も最高額だった。/ 一般的に、高齢になれば医療費がかさむため、被保険者の平均年齢が県平均などを大きく上回っている現状が大きな要因とされる。しかし、医療費は国保財政や市民生活、介護分野にも密接にかかわり、地域課題の一つと言える。/ 入院の件数は全体の4・9%にとどまる一方、その費用額は全体の48・8%を占める。人口1000人当たりの入院患者数も年々増加。重症化を予防することで入院を減らし、医療費の抑制につなげる重要性が浮かび上がる。/ 特定健診平成26年度受診率は42・2%。国平均(33・2%)を上回るが、県平均(43・0%)は下回る。未受診者のうち約4割がなにも治療を受けておらず、健康状態をつかめない状況という。」
▽「計画では医療費が高額となる要因で、さらに要介護の原因疾患となっている虚血性心疾患や脳血管疾患、糖尿病性腎症の各重症化予防を重点的に取り組むとしている。/ 中長期的には各疾患の患者数を減少させるとともに、その基礎疾患である糖尿病、高血圧症、脂質異常症高尿酸血症の新規患者数を同規模町村に近づけることが目標。また、特定健診の受診者を増やし、早期介入によって生活習慣病予防につなげ、入院費用の割合を同規模町村並みの43・5%に近づける。/ 短期的な目標には ▽特定健診未受診者への受診勧奨 ▽医療機関要受診者への受診勧奨 ▽特定保健指導実施率の向上 ▽非肥満ハイリスク者への保健指導 ▽「健康と適正飲酒」「健康と喫煙」の健康教育 ──を掲げる。/ このうち、特定健診未受診者への受診勧奨に関しては、過去3年間の国保加入者で一度も健診を受けておらず、医療機関で治療を受けてない人を対象に、通知や訪問で受診を勧める。勧奨者に対する受診割合は平成29年度に50%としている。/ 医療機関要受診者への働きかけも同様に行う。26年度の未受診率は9・3%となっているが、29年度目標は4%としている。/ 計画案は、〔5月〕30日に行われた町国民健康保険運営協議会(千田明夫会長、委員9人)で承認された。議論の中で委員からは糖尿病対策の徹底や住民向けに行っている医療費通知資料のさらなる活用を求める声に加え、同じ疾患で複数の医療機関にかかっている「ダブル受診」の実態を指摘する発言などが寄せられた。/ 計画は町広報やホームページに掲載する予定。実施状況の取りまとめも行い、評価や見直しに活用する。」「▲ データヘルス計画案について議論が行われた国保運営協=住田町」「平成28年6月2日付 1面」

 

▼太田B/リハ大会優勝/クッブ/初参加で快挙〔2016/06/02〕 | Iwanichi Online 岩手日日新聞社 http://www.iwanichi.co.jp/hanamaki/13996.html
▽「今秋〔2016年秋〕の希望郷いわて国体デモンストレーションスポーツ競技「クッブ」のリハーサル大会で、花巻市太田のチームが優勝を飾った。関係者は今後の競技普及に向け、地域行事などで体験会を開催し、子供から大人まで誰でも楽しめる競技の魅力浸透を図る考えだ。/ 優勝を飾ったのは、太田地区の住民で構成される「花巻市太田B」チーム。メンバーは八重樫月男さん、中島昭七さん、高橋征一さん、阿部敏美さん、照井柳行さん、浅沼隆さん、阿部政国さんの7人で、交代しながら6人が試合に出場した。/ 大会は、5月29日に住田町で開かれた「クッブ・ジャパン・オープン2016」。国体デモンストレーションスポーツとして開催される〔2016年〕10月2日の大会を見据えたリハーサル大会で、県内外25チームがエントリーした。このうち市内からは同市太田の2チームを含む6チームが参加した。/ 太田Bチームは、予選全勝で臨んだ決勝トーナメントで、初戦で大船渡市の「SANCHU=三陸中部森林管理署」、準決勝で秋田県の「東成瀬村スポーツ推進委員会」にそれぞれ勝利。決勝は陸前高田市の「チームひろし」と対戦し、接戦を制した。/ 高橋さんは「初参加だったが、精いっぱい頑張った成果。花巻から参加したチーム全体で盛り上がることができた」と振り返る。照井さんは「クッブは簡単そうに見えてなかなか難しいが、戦略的なところもあって面白い。地区でも普及させたい」と話している。/ クッブは、スウェーデン発祥の対戦型スポーツ競技。〔花巻〕市内では、3月に花巻クッブ協会が発足した。太田地区でも今後、交流事業に合わせた体験会などを開催していくことにしている。」「〔写真:〕「クッブ・ジャパン・オープン2016」で優勝を飾った「花巻市太田B」チームのメンバーら」

▽参考:
▼クッブ | 希望郷いわて国体・希望郷いわて大会 http://www.iwate2016.jp/kokutai_game/kubbu
▼デモンストレーションスポーツ | 希望郷いわて国体・希望郷いわて大会 http://www.iwate2016.jp/kokutai/demospo

 

▼山崎〔2016/06/01〕 https://www.facebook.com/isami.yamasaki/posts/1018210031593414
▽「☆小泉進次郎さんとクッブ/そして、今年の岩手国体にもクッブ〔※住田町にて開催〕が登場します。広島でも定期的クッブ大会を開催しています/初めての方でも簡単に出来るのが特長です。」 ※多田欣一住田町長の写真あり。

▽参考:
▼クッブ | 希望郷いわて国体・希望郷いわて大会 http://www.iwate2016.jp/kokutai_game/kubbu

 

▼種山高原山開きのお知らせ〔2016-06-02〕 - 奥州商工会議所江刺支所のブログ http://blog.goo.ne.jp/shoukoukanko-esashi/e/40431e2b33ee2f1e617e0cc1083d47ef

▼奥州商工会議所 江刺支所さんのツイート: "昨日のブログで誤りがありましたので訂正します 11:20~郷土芸能「鳴瀬太鼓」(住田町) 11:50~郷土芸能「金津流鶴羽衣鹿踊」(奥州市) 大変申し訳ありませんでした お詫びして訂正いたします。" https://twitter.com/kuramachiesashi/status/738599489125027841

 

▼住民交流拠点施設 まちや世田米駅〔2016/06/02〕 https://www.facebook.com/machiyasetamaieki/photos/a.221416394895756.1073741829.199170737120322/240902466280482/?type=3&theater
▽「今日と明日の2日間で『お食事5,000円以上のお客様』『焼酎ボトル』『ワインボトル』のいずれかをオーダーの方に限り、6月4日『みちのくプロレス』の観戦チケットをペアでプレゼントします!! 美味しい食事をして、観戦チケットをゲットして下さい、待ってますよー!限定5組ですよー!」

 

2016年6月1日(水)

 

▼住田町〔2016/06/01〕 https://www.facebook.com/sumitacho/photos/a.318934328299879.1073741828.308959309297381/480018525524791/?type=1&theater
▽「【狩猟免許試験のお知らせ】 平成28年度〔2016年度〕の狩猟免許試験の日程が決まりましたのでお知らせいたします。/ ニホンジカハクビシンなどの野生動物を捕獲するためには「狩猟免許」が必要となっております。/ 狩猟免許試験の前には、初心者向けの予備講習会も行っており、初めての方でも安心して試験が受けられます。/ 近年では「ハンターガール」も増えているようです! 男女問わず興味のある方は、この機会にぜひ狩猟免許の取得を考えてみてはいかがでしょうか!/ ○狩猟免許試験に関して (主催:岩手県) http://www.pref.iwate.jp/shizen/yasei/shuryou/024040.html / ○予備講習会に関して (主催:岩手県猟友会) http://www.iwate-ryoyu.org/user/cat7/_1_9001700_6-500193-25-2701.html / また、町では新規の狩猟免許取得に要した経費に対して補助を行っております。 詳細につきましては、下記までお問い合わせください。/ [問い合わせ先] 林政課 林業振興係 (内線244)」

▽参考:
岩手県 - 平成28年度狩猟免許試験の実施について〔2016年5月16日〕 http://www.pref.iwate.jp/shizen/yasei/shuryou/024040.html
公益社団法人 岩手県猟友会 http://www.iwate-ryoyu.org/user/cat7/_1_9001700_6-500193-25-2701.html

 

▼平成28年度住田町社会福祉協議会助成交付事業の実施について〔2016年6月1日〕 | お知らせ | 住田町社会福祉協議会 http://sumita-shakyo.jp/%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/shakyou-kyoubo-josei/
▽「本会では、住み慣れた地域で共に支えあい安心して暮らせる町づくりを支援するため、赤い羽根共同募金による助成金交付事業を実施します。詳細につきましては下記リンクを参照ください。/ ・申請様式【協力校用】(word) http://sumita-shakyo.jp/wp-content/uploads/2016/06/80f8b16051a4f628434a200adb61ec65.doc / ・申請様式【団体用】(word) http://sumita-shakyo.jp/wp-content/uploads/2016/06/b53398e7a45e7195d6b6874ac937d947.doc

 

▼住田町のまちや世田米駅を視察〔2016年06月01日〕|岩手県議会議員 岩崎友一公式ブログ 〜一直線!! みんなで龍馬になろうじゃないか!〜 http://ameblo.jp/iwasakitomokazu/entry-12166155114.html
▽「おはようございます。昨日は所属する〔岩手県議会〕ふるさと創生・人口減少調査特別委員会の視察で住田町と大船渡市を訪問しました。/ 住田町では今年〔2015年〕3月に策定された人口ビジョン・総合戦略・中心地域活性化プロジェクトについて町当局よりご説明をいただき、その後、今年4月29日にプレオープンした住民交流拠点施設「まちや世田米駅」を視察しました。/ まちや世田米駅は明治30年代後半の伝統的な町家と土蔵群が当時の姿のまま残されていた住宅を保存改修し、地域の歴史的、伝統的な魅力を活かした住民交流の拠点として整備されたもので、この施設を核とし、交流人口の拡大や商店街振興、観光振興を目指すものです。/ 建物も和風モダンに改修され、中には子育て世代や若者、女性の集いの場としての交流スペース、住田町での暮らしを体験し移住や定住へつなげる場としてのまちや体験、蔵の良さを生かした多様な文化発信の場としての蔵ギャラリーやレストラン等で構成されていて、なかなかおもしろい施設だと思います。/ 地方創生が打ち出され、各市町村で文化や伝統、風土等、その土地の特徴を生かしたさまざまな取り組みがスタートしました。この取り組みがそれぞれの地域の定住・交流人口の拡大につながるよう、私も勉強を重ね、後押しをしていきたいと思います。」

▽参考:
岩手県議会議員名簿|特別委員会名簿:ふるさと創生・人口減少調査特別委員会 http://www2.pref.iwate.jp/~hp0731/meibo/body2015-9.html#4
 →岩手県議会議員名簿|ふるさと創生・人口減少調査特別委員会 http://www2.pref.iwate.jp/~hp0731/meibo/iinkai/1%20hurusato2015.html

 

▼走行20万キロ超のアイミーブで東京〜かまいし往復1500kmの旅その5〔2016-06-01〕|アメブロ進行 http://ameblo.jp/studio-prato/entry-12166131022.html

 

*1:「野呂景義」。野呂景義(のろ・かげよし)。明治の製鉄技術者。帝国大学工科大学教授。『20世紀日本人名事典』に次の解説。「■野呂 景義/ノロ カゲヨシ/ ・明治・大正期の冶金学者,製鉄技術者 帝大工科大学教授;日本鉄鋼協会初代会長。/ ・生年: 嘉永7年8月26日(1854年)/ ・没年: 大正12(1923)年9月8日/ ・出生地: 尾張国名古屋(愛知県名古屋市)/ ・学歴〔年〕: 東京大学理学部採鉱冶金学科〔明治15年〕卒/ ・学位〔年〕: 工学博士〔明治24年〕/ ・経歴: 明治15年〔1882年〕東京大学助教授となる。18〜22年ロンドン大学、ドイツのフライベルク鉱山大学に留学、鉄冶金学を修める。帰国後、22年〔1889年〕帝大工科大学教授兼農商務省技師に就任。製鉄事業の調査、官立製鉄所設立の計画に従事し、また釜石鉄山の改良にあたった。松方正義榎本武揚らと官営八幡製鉄所の開設にも尽力。29年帝大退官後も在野技術者として諸製鉄所の技術確立を指導。38年より八幡製鉄所嘱託となり、同所や室蘭、釜石製鉄所などの製鉄技術を成功に導き、大正4年〔1915年〕門下らと日本鉄鋼協会を創立し初代会長に就任するなど、草創期の日本鉄鋼界に大きく貢献した。農商務省工業品規格統一調査会委員、「明治工業史」編纂委員などを歴任。」 →▼野呂 景義(ノロ カゲヨシ)とは - コトバンク https://kotobank.jp/word/%E9%87%8E%E5%91%82+%E6%99%AF%E7%BE%A9-1652293 次のWeb資料も参照。 →▼近代鉄鋼技術の父 野呂景義|ジャパン九州ツーリスト株式会社 http://www.japan-kyushu-tourist.com/defaultService.asp?aIdx=37247 →▼CiNii|「日本鉄鋼技術の恩人たち :初代会長野呂景義博士につらなる人びと」〔飯田賢一, 1987〕 http://ci.nii.ac.jp/naid/110001480892 また、次の追悼文は、署名に「門弟 白杉精一」とあり興味深い(野呂の三十三回忌に際してのもの)。 →▼CiNii|「野呂景義先生を憶う」〔白杉精一, 1955〕 http://ci.nii.ac.jp/naid/110001483660

*2:「大正11年の閉山まで」。栗木鉄山の閉山を、住田町商工会Webサイトおよび現地案内板(2011年3月以前)の記録では大正11年(1922年)とする。他のWeb上の資料では、閉山を大正9年(1920)とするものが多い。

*3:「〔写真:〕現地説明板より:山神祭の様子」。写真画像は後掲する次のWebページに掲載する栗木鉄山の絵葉書と同じ素材(天地左右が少しトリミングされている)。 →▼鉱山札の研究 「文久山鉄山札」 http://mineralhunters.web.fc2.com/bunkyuyamatetuzanhuda.html

*4:「前掲『明治工業史』鉄鋼篇」。同論文の註(6)に、「工学会(日本工学会)編『日本工業史』火兵篇・鉄鋼篇,1929年〔昭和4年〕,丸善。復刻版1968年。」とある。復刻版は原書房「明治百年史叢書」第438巻として収める。復刻版の内容紹介は以下のとおり; 「【鉄鋼編】古代より維新までの沿革/明治年間の製鉄鋼業/鉄鉱の鉱床/磁鉄鉱他。現・東洋書林発売。」 →▼原書房新刊案内|明治工業史 7 火兵編・鉄鋼編《明治百年史叢書第438巻》 - 日本工学会編 http://www.harashobo.co.jp/new/shinkan.cgi?mode=1&isbn=02631-9