2019年12月中旬:住田町に関する記事

▽2019年(令和元年)12月中旬の岩手県気仙郡住田町(すみたちょう)に関する記事クリップ。日付の降順。
▽「〔 〕」部分は補記。人名や電話番号などの一部に、念のためマスクを施した。機種依存文字(環境依存文字)はできるかぎり置き換えた。

▼2019年12月下旬:住田町に関する記事 - atimus's blog http://atimus.hatenablog.jp/entry/2019/12/21/000000
▼2019年12月上旬:住田町に関する記事 - atimus's blog http://atimus.hatenablog.jp/entry/2019/12/01/000000

 

2019年12月20日(金)

 

▼あしあと(27) 佐々木清子さん(住田)〔2019.12.20〕 | 岩手日報 IWATE NIPPO https://www.iwate-np.co.jp/article/2019/12/20/70009
▽「■2度の決断経て前へ/ 次へ進むために、誰かが決めねばならなかった。/ 1度目の決断は2011年4月。住田町世田米の佐々木清子さん(76)は遠方の親類を集め、陸前高田市で被災した姉の菅野久子さん=当時(87)=と、めい菅野八穂子さん=同(54)=の葬式を出した。2人ともまだ、遺体が見つかっていなかった。/ たまたま出掛けていた同市〔陸前高田市〕で地震に襲われ、急いで住田町の自宅へ戻った。高校生の時にチリ地震津波を経験していたが、まさか海岸から1キロ以上離れた実家が被災するとは思わなかった。翌日〔3月12日〕、久子さんと八穂子さんを探しに戻った古里の惨状に言葉を失った。/ 2人を探す日々が続いた。足を棒にして避難所を回り尽くすと、安置所通いが始まった。「元看護師なので、どんな遺体でも大丈夫です。見せてください」と頼み込み、必死で探した。/ 家族を見つける─。ただそのためだけに1カ月が過ぎた。夜が明けるたびに「今日も行かなきゃ」と起き上がり、数え切れないほどの遺体の特徴をくまなく調べ、所持品を生前の写真と見比べた。生き残った家族は皆、疲れ切っていた。/ 「私が決めないと、どうにもならない」。悲しい決断を強いられた。住田町の小さな旅館で写真だけの葬式を出すと、少しだけ区切りがついた。翌月〔2011年4月〕、やっと2人の遺体が見つかり火葬を済ませ、心のつかえが下りた気がした。足は重く、道は遠いけれど、歩み続けるきっかけとなった。」
▽「それから7年。自宅を流され、仮設暮らしだった姉も同町で自宅の再建を果たした。やっとたどり着いた安寧の一方で、古里の陸前高田で暮らす家族はいなくなった。/ 生き残った家族は皆高齢になった。「今、何とかしなければ」「私たちが生きているうちに」と考え抜いた末、昨年〔2018年〕5月、2度目の決断を下した。同市高田町の浄土寺にあった先祖代々の墓をしまって遺骨を同寺の「有縁の碑」に移し、永代供養を依頼した。/ 「いつまでも家族が一緒にいられる。寂しい思いをさせず、仏様に見守ってもらえる」と信じる。/ 有縁の碑の前では、やっとかさ上げが終わった市街地の建設が進む。「まちが変われば変わるほど、わびしくなってしまうのは私だけなのか」と自問する。そんな思いがなくなる日が、本当の復興なのだと思う。/ 静かに手を合わせ、まちの復興と住民一人一人の復興、そして、目に見えない心の復興が一日も早く進むことを、切に願う。/ (文・写真、報道部・太田代剛)」「〔写真:〕有縁の碑に祈りをささげる佐々木清子さん。家族が永遠に眠る=陸前高田市高田町・浄土寺(撮影データ=24ミリF5・6、250分の1秒)」

▽参考:
浄土寺陸前高田市)|岩手県の町並みと歴史建築 https://www.iwatabi.net/morioka/takada/jyoudo.html
▼卍浄土寺岩手県陸前高田市 - 八百万の神 https://yaokami.jp/1035356/
陸前高田定点観測写真11〈浄土寺〉 - しゃしんときじ - 3がつ11にちをわすれないためにセンター - 東日本大震災アーカイブ https://recorder311.smt.jp/blog/52772/

 

▼住田町観光協会 - 投稿〔2019/12/20〕 https://www.facebook.com/sumitakankokyokai/posts/2504406552990715
▽「〔2020年〕1/9(木)~11(土)東京・いわて銀河プラザにて、三陸けせん観光物産フェアが開催されます/ 住田町からも鶏ハラミやチキンカレー、PRキャラクターすみっこグッズ、そのほか地元の商品が販売されます/ もちろん大船渡市や陸前高田市の海産物、たくさんの特産品も勢ぞろい! お近くのみなさま、ぜひおいでください」

 

2019年12月19日(木)

 

2019年12月18日(水)

 

2019年12月17日(火)

 

▼Web東海新報|“若き”実践成果次々と/高校生がプロジェクト発表/ケセンブーストDAY/住田で〔2019年12月17日〕 https://tohkaishimpo.com/2019/12/17/274873/

 

▼オープンイノベーションファンタジー営業部 <綱川隆司氏>〔2019.12.17〕|Magazine(マガジン)|建築 × コンピュテーションのポータルサイト Archi Future Web http://www.archifuture-web.jp/magazine/467.html
▽「■パラメトリック・ボイス/ 前田建設工業 綱川隆司」「東北出張から戻る新幹線で原稿を書いています。2014年に竣工した岩手の住田町役場には引き渡し後も幾度となく訪れていますが、不具合やクレーム対応ではなく、見学のアテンドやメディア対応がほとんどで、設計を担当した者としては自身の仕事をたくさんの方に見ていただけることが無上の喜びとなっています。ゼネコンの設計部に勤める際には、公共建築は設計・施工分離のため携われないと諦めていたものですが、近年はデザインビルドやPFIなど契約形式の多様化が図られ、結果的に様々な官庁物件に携わらせていただきました。それぞれの詳細は申し上げられないものの、いずれも特殊な案件です。住田町役場でいえば、当社初の大型木造建築という高いハードルがありました。この数年の間に一気に大型木造の実績を積み上げた当社ですが、当社単独ではここまでの成果は望めなかったと振り返ります。そこを切り開けた最大の要因は、木造建築に深い造詣をお持ちの先生方とのコラボレーションに他なりません。これは課題解決を社外と取り組んだオープンイノベーションの実践ともいえます。」
▽「木造建築の特徴として構造材がそのまま仕上げになる場合が多く、住田町役場では特に顕著でしたが、それは「木を見せたい」という発注者の思いによるものです。またRC造〔鉄筋コンクリート造〕やS造〔鉄骨造〕と比べて容易に梁スリーブは設けられないため、初期段階での設備の計画が重要になります。従って意匠・構造・設備の3分野がほぼ同時並行で走るコンカレントな設計のフローが必要となり、それを3Dモデル上に描き留めて関係者で共有する私たちのBIM設計〔Building Information Modeling(ビルディング・インフォメーション・モデリング)設計〕の価値が活きることになりました。また初物特有の未経験の領域なのは作業所も同様で、事前に3次元モデル上で出来形が把握できることによりその後の検討に活用することで起こりえるリスクを回避できたのではないかと思います。私も建設会社の人間なので解りますが、従来通りのステロタイプの建築ならば、2次元主体の業務の進め方で問題はありませんし、品質的なトラブルがあるとすればその要因は他の部分にあるでしょう。誤解を恐れずにいえばBIMは必須ではありません。ただし何かしらそこに新しい企てがあるとき、俄然BIMは輝くことになります。/ もう少し掘り下げてみましょう。この木造建築で課せられた、仕上げで“覆わない”という縛りは、BIMで視えるテクスチャマッピングされたモデル以上に実は厄介です。構造材の仕口部分は現しなので金物を含め納まりは美観も含め十分に考えなければなりませんし、雨染み対策など工事中の養生にも気を使う必要があります。また天井は基本貼らないと決めてはいましたが、設備の機器やダクト・配管の状況によっては最低限ここだけは貼っておくべき、という箇所も存在します。その匙加減を入念に検証する上でもBIMで設計を行うことは重要です。/ “オープンイノベーション” の言葉自体は近年もてはやされ、当社のICI総合センターの目指すところもそれでしたが、あえて住田町役場を例に持ち出した理由としては、顧客である発注者〔住田町〕もイノベーションの協業者であることがあげられます。「森林・林業日本一」を標榜する町ですから、木材に関する経験と知識が豊富な発注者です。我々も胸を借りるつもりで取り組んでいました。オープンイノベーションの際に異業種間での情報一元化を図る上で3次元モデルを活用することは本当に有効で、節目節目で関係者間でモデルのレビューを実施しました。引渡し後時間が経ってから、合意形成を図るために配布した工事着手時のBIMxのデータを当時の〔多田欣一〕町長がお持ちだったのをうれしく思いました。/ オープンイノベーションといえば今回ご紹介したいのは当社の「ファンタジー営業部」のコンテンツです。2004年の書籍化、2013年の舞台化を経て、遂に映画化されました。〔※略〕」「〔写真:〕写真は筆者撮影の現在の住田町役場。引渡して既に約5年が経過したが、木材現しの外観は手入れが行き届き竣工時とほぼ変わらない。」

 

▼住田町長様&幸田町長様にご来社いただきました!〔2019年12月17日〕 : 金星blog http://blog.livedoor.jp/kinseikogyo-000/archives/22631232.html
▽「本日〔12月17日〕は本年度〔2019年度〕より新入社員研修にてお世話になっております岩手県住田町より神田〔謙一〕町長様、菊池〔宏〕教育長様、佐々木行政係長様、金星工業が本社を構える幸田町より成瀬〔敦〕町長様にご来社頂きました。/ 金星工業の歴史や主要製品〜モノづくりにおける金星工業の特徴・強みや今後の展望などを説明させて頂いた後に、実際に本社工場をご見学されていきました。/ 〔※略〕」

▽参考:
教育委員会組織図〔2019年1月11日更新〕 | 住田町 https://www.town.sumita.iwate.jp/docs/2015022000097/

▼ホーム(元気な幸田) - 幸田町 https://www.town.kota.lg.jp/

 

2019年12月16日(月)

 

▼高校生が描いた気仙の未来とは 住田で初の催し〔2019.12.16〕|岩手日報 https://www.iwate-np.co.jp/article/2019/12/16/69790
▽「地域課題解決に向け、高校生がプロジェクトを発表する催し「ケセンブーストDay」(ケセンマイプロ実行委主催)は〔12月〕15日、住田町役場で初めて開かれた。気仙地域の3校計6人が、多文化共生のまちづくりやスポーツのレベルアップなどをテーマに、取り組みやアイデアを発表。地域住民らが助言し、地域の将来を思う若者を後押しした。/ 全国高校生マイプロジェクトアワード2019の地区予選を兼ねて開き、大船渡、大船渡東、住田〔高校〕の3校の発表者と聴衆合わせて約30人が参加した。」「〔写真:〕「外国人WAになる大作戦」で気仙地区代表に選ばれた岡沢茶都美さん」

▽参考:
▼全国高校生マイプロジェクトアワード|マイプロジェクト https://myprojects.jp/

 

▼村上 健也さんはTwitterを使っています: 「【三陸】 今年夏に開催した、三陸ガストロミー会議の映像が観れます! あの時なにが行われたか? 今後どうなるのかー? 『まちや世田米駅』『すみたのだいどころ kerasse』も参加してましたよーー 観てねー!! https://gastronomy-sanriku.com/movie/ 」 / Twitter https://twitter.com/p_muraken/status/1206429350398177280

▽参考:
▼ドキュメンタリー・ムービー | 三陸国際ガストロノミー会議2019 https://gastronomy-sanriku.com/movie/

 

2019年12月15日(日)

 

▼「三陸・けせん観光物産フェア」開催のお知らせ!〔2019年12月25日〕 | さんりく旅しるべ〜いわて三陸観光ガイド〜 https://sanriku-travel.jp/know/area_info/p2447/
▽「いわての気仙地方(大船渡市・陸前高田市住田町)の特産品を販売する「三陸・けせん観光物産フェア」が岩手県のアンテナショップ「いわて銀河プラザ」(東京都中央区銀座5丁目15-1)で開催されます。/ 地元特産品の販売や、旬の早採りわかめのしゃぶしゃぶ体験や試食なども行います。/ ・日時:2020年1月9日(木)〜11日(土) 午前10時30分〜午後7時(11日は午後4時まで)/ ・会場:いわて銀河プラザ(東京都中央区銀座5丁目15-1 南海東京ビル1F)/ ・内容:気仙地方(大船渡市・陸前高田市・住田町)の特産品販売、早採りわかめのしゃぶしゃぶ体験、試食コーナーなど」

 

2019年12月14日(土)

 

▼まだ見ぬ住田の滝を見るんじゃー!! 其の一 ~不動滝、住田四十八滝(住田)~ | NORIのゆるゆるブログ https://ameblo.jp/stardustmemoryag/entry-12558737793.html

 

2019年12月13日(金)

 

▼「継続は力」言葉の重み/ヤクルト元選手畠山さんが"授業"〔2019.12.13〕 | 岩手日報 IWATE NIPPO https://www.iwate-np.co.jp/article/2019/12/13/69616
▽「日本野球機構NPB)は〔12月〕12日、住田町世田米の住田高岩手県立住田高等学校〕(菅野誠二校長、生徒89人)で、花巻市出身のプロ野球ヤクルトの元選手で2軍打撃コーチを務める畠山和洋さん(37)の授業を行った。畠山さんは継続することの大切さなどを伝えた。/ 3年生、野球部員ら約40人を前に、畠山さんは専大北上高時代やプロ生活19年間のエピソードを紹介。若手時代に「あいさつなど最低限のことをやらなければ社会で通用しない」と痛感した経験を語った。」「〔写真:〕プロ生活19年間のエピソードを語る畠山和洋さん」

▽参考:
→▼ヤクルト・畠山和洋さんが「夢の実現」をテーマに講演【岩手・住田町】〔2019年12月12日〕 - FNN.jpプライムオンライン https://www.fnn.jp/posts/2019121200000004MIT

 

2019年12月12日(木)

 

▼ヤクルト・畠山和洋さんが「夢の実現」をテーマに講演【岩手・住田町】〔2019年12月12日〕 - FNN.jpプライムオンライン https://www.fnn.jp/posts/2019121200000004MIT
▽「岩手・花巻市出身で今年引退した東京ヤクルトスワローズ畠山和洋さんが、住田高校で「夢の実現」をテーマに講演した。/ 日本野球機構は、2011年から復興事業の一環として県内各地での学校訪問を続けている。〔12月〕12日は、ヤクルトで活躍し、2011年9月に引退した畠山和洋さんが、夢の実現をテーマに講演をした。畠山さんは、打点王に輝いた自らの経験から「手を抜かずコツコツ続けることが重要」と話した。ヤクルトスワローズ 2軍打撃コーチ 畠山和洋さん「今日と明日ではうまくなっているかわからないけれど、今日の自分と1年後やり続けた時では雲泥の差」 また、親しみやすい人柄と軽快なトークに、教室には笑い声が響き、休憩時間にはサインを求められていた。ヤクルトスワローズ 2軍打撃コーチ 畠山和洋さん「社会人になった時に少しでも戸惑わないように、少しでもアドバイスできたかなと思う」 〔12月〕13日は、一関市出身で中日ドラゴンズの阿部寿樹選手が、大船渡市内の中学校と高校を訪問する。」

▽参考:
畠山和洋 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%95%A0%E5%B1%B1%E5%92%8C%E6%B4%8B

NPB.jp 日本野球機構 http://npb.jp/
日本野球機構 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E9%87%8E%E7%90%83%E6%A9%9F%E6%A7%8B

 

2019年12月11日(水)

 

 

関連記事:2019年12月中旬

▼「洋風こたつ列車」出発進行/三陸鉄道、冬季限定運行〔2019年12月15日〕 | 河北新報オンラインニュース https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201912/20191215_33006.html
▽「三陸鉄道リアス線盛(岩手県大船渡市)-釜石間で〔12月〕14日、冬季限定の「洋風こたつ列車」の運行が始まった。リアス線は10月の台風19号で甚大な被害を受けたため運行区間が限られており、同社は「全国から多くの人に利用してほしい」と期待する。/ レトロ車両(1両)の座席テーブルをこたつのように改装した。乗客はくつろぎながら、事前に予約した弁当やスイーツを味わったり、はかま姿の女性乗務員の沿線案内に聞き入ったりした。/ 小学2年生の孫と夫と乗車した岩手県住田町の会社員佐藤幸子さん(61)は、初めて三陸鉄道を利用した。「お弁当の見た目もきれいでいい気分」と喜んだ。/ リアス線は〔2019年〕3月、従来の南、北リアス線東日本大震災で被災してJR東日本から移管された区間を加えて開業した。台風19号の影響で運行距離は総延長163キロのうち58.5キロにとどまる。来年〔2020年〕3月までの全線復旧を目指している。/ 洋風こたつ列車は冬場の利用増を図る目的で昨年始めた。来年〔2020年〕1月26日までの延べ15日間、1日1往復運行する。連絡先は三陸鉄道盛駅0192(27)1504。」