袰下山/母衣下山(ほろしやま):住田町

袰下山(住田町上有住)の石灰石採掘鉱山開発:2013年9月 - atimus's blog http://atimus.hatenablog.jp/entry/2013/09/20/000000

▽2013年9月20日(金)、太平洋セメント株式会社大船渡工場が、2015年より岩手県気仙郡住田町(すみたちょう)の袰下山/母衣下山(ほろしやま)でセメント原料用石灰石の新鉱山開発工事を開始し、2020年の出鉱開始を目指すことが報道された。
▽以下、母衣下山(袰下山)に言及するweb記事をクリップする。(なお、袰下山では絶滅危惧種の「イヌワシ」の営巣が確認されている。)

▽以下、「〔 〕」部分は補記。機種依存文字(環境依存文字)はできるかぎり置き換えた。

 

▽母衣下山。三等三角点「保呂志山(ほろしやま)」586.48mがある*1。住田町の北域。北西に羽越山(はねごえやま)。南に国道340号、気仙川、上有住市街地を挟んで東峰山。西に、新切川および岩手県道238号 遠野住田線を挟んで鷹取山(たかっとやま)。また、母衣下山山頂の北方約1.7kmに四等三角点「地嶽山(じだけやま)」563.10mがある*2

地理院地図(電子国土Web):母衣下山*3|GSI HOME PAGE - 国土地理院
http://maps.gsi.go.jp/#15/39.204940/141.578901/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0f1

▼〔地図:〕母衣下山 - 気仙郡住田町/山:マピオン電話帳 http://www.mapion.co.jp/phonebook/M07003/03441/L0583728/
▼袰下山(母衣下山)|Google マップ - 地図検索 https://maps.google.co.jp/maps?ll=39.205721,141.579351&spn=0.046157,0.068493&t=h&z=14&brcurrent=3,0x5f860175e6605e1f:0x9b3b033df6275aba,1
 →▼http://goo.gl/maps/qwwCz

▼袰下山(母衣下山):岩手県気仙郡住田町上有住周辺の地図 - Yahoo!地図 http://maps.loco.yahoo.co.jp/maps?cond=group%3Akp%3Bpage%3A1%3B&zoom=16&bbox=141.56161085408738%2C39.19267602725448%2C141.59658685964146%2C39.213527251279295&lat=39.206260509829455&lon=141.57908812802842

▼母衣下山 ほろしやま:山島描 山と島のエコツーリズム http://eco.dee.cc/cgi-bin/search/sheet.cgi?mode=1&no=16966

 

▽▽袰下山(母衣下山)の周辺:

▼東峰山 619.8m 2012年6月3日|あかりんの岩手低山奇行 http://akarin-yama.at.webry.info/201206/article_6.html
▽「地図には「あつまね〔東峰〕」とルビがついています。/ 住田町の山は、標高は低くてもどっしりと構えた山がいくつかあります。この東峰山〔あずまねやま?〕もそうですし、近くの森岳母衣下山〔ほろしやま〕もそうです。/ 先日西側の大畑峠〔おおはたとうげ〕を通り、ここからも登れそうな雰囲気でしたが、標高差260mの急登です。東側の朴峠からも林道が通じており、最接近部での標高差は190mですので、こちらのほうが楽そうです。/ 住田町〔上有住八日町の市街地はずれから朴峠への林道に入りました。この林道は大船渡鉱山〔※太平洋セメント大船渡工場の鉱山の意か?〕の近くを通り、世田米につながっています。/ 〔※略〕/ 近くにアンテナがある山(無名)がありますが、大船渡鉱山の敷地内のようで、入ることはできないのかもしれません。東峰山の写真を撮るために林道を八日町に引き返しました。/〔※略〕」

▼今年もあと…〔2012/10/16〕|あかりんの岩手低山奇行 http://akarin-yama.at.webry.info/201210/article_27.html
▽〔※コメント欄:〕「やぶやま 2012/10/17 21:03/〔※略〕/住田の母衣下山の南尾根末端の山は御殿しら山で中腹に中の御殿、山頂に奥の御殿があります。/地元でも今は登らないので廃道ですが葉山神社から尾根を登ります。」

▼東峰の残骸〔2010-04-29〕 : 不思議空間「遠野」 -「遠野物語」をwebせよ!- http://dostoev.exblog.jp/13564554/

 

▼五葉山森林浴道〔2010.06.01〕: おもさげ なござんす http://jinsan1234.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-7730.html
▽ 「住田町から五葉山への二つの登山コースのうち, 桧山コース登山口から山小屋 「アスナロ山荘」 までの約 2kmは, 五葉山森林浴道と名づけられています。この区間だけを, 五葉山登山としてでなく, ハイキングコースとして歩いたのは, 世界広しといえども小生ぐらいでありましょう。盛岡~住田往復 5時間 VS 五葉山森林浴道往復 1時間。何と非効率的な。/〔※略〕/ 実は, この森林浴道は予備のコース。メインは同じ住田町の母衣下山 (ほろしやま) でした。(GB〔ガイドブック〕は「山日和」~ 諏訪弘著・自湧社〔※諏訪 弘『山日和 :岩手の山々307mから2038mまで』自湧社, 1996年〕)。GBの案内図と地形図を見比べながら探したのですが入口を発見できず...。たまたま山菜採りをしていた地元の方から教えてもらい, そ れでも分からず..., 三度目でやっと見つけました。「 これだ, 1, 2, 3 」/ これでは一発で分からないはずです。赤いテープが目に入らなかったら見つけられずに帰ったことでしょう。それにしてもこの草茫々には, 野生人の小生も怖じ気づきました。山頂にはTVの共同アンテナがあるはずなので, 立派な管理道と思っていたのですが。/ それとも新たに管理道が造られ, このコ-スはもう使っていないとか。多分それだ。/ 撤退(永久に)/ この後, 五葉森林浴道へ向かった次第です。また, 森林浴道の後, 遠野の象坪山の四等三角点を見てきましたが, それは後日ということで。」

 

▼のり塩さんのツイート: "伊達慶邦の巡見の記録にも出てくる岩手県住田町の母衣下山(ほろしやま)。安倍貞任が袰を掛けたという伝説があるらしい。4枚目は同じく住田町の弁慶の足跡。 #伊達慶邦 https://t.co/xvm4L3vMb1"〔20:54 - 2016年7月12日〕 https://twitter.com/Jeter2013/status/752833534390247424

▼【みちのく】☆魅惑の岩手路☆【徒然】3巡目 http://mimizun.com/log/2ch/bike/1128554235/
▽「425 :やまぬこ ◆Emjcf.lfLU :2005/11/17(木) 23:41:41 id:Dz8YILsD」「〔※略〕/■r238 遠野住田線 http://bike2ch.web.infoseek.co.jp/cgi-bin/imgboardNoRes/img-box/img20051117232855.jpg わらび峠〔蕨峠〕越えようと入ってみました。」
▽「■母衣下山 http://bike2ch.web.infoseek.co.jp/cgi-bin/imgboardNoRes/img-box/img20051117233044.jpg 臥せた牛の背中のような山容、目立つ山です。r238〔県道238号〕の住田側入口の目印。」
▽「■羽越山 http://bike2ch.web.infoseek.co.jp/cgi-bin/imgboardNoRes/img-box/img20051117233205.jpg 母衣下山の隣の山。ここよりしばらく2車線の快適な道が続きますがしばらく走ると1車線分しかない細道となり山の中へ。遠野に抜けて昼食かなと思って たら、わらび峠は工事中の時間帯通行止め。時刻は11時、通行止め解除時間は12時~13時・・・・・引き返しました。写真撮りたかったけど、工事の中の 人いて恥じぃのでそそくさとUターン。」

 

 

▽▽袰下山(母衣下山)に登る:

▼雪の便りに焦る〔2012/10/19〕|あかりんの岩手低山奇行 http://akarin-yama.at.webry.info/201210/article_31.html
▽ 〔※コメント欄:〕「あかりんだよ 2012/10/20 08:57/ 念願の母衣下山の山頂です。やぶやまさんのアドバイス通りのコースで、藪こぎなしの1時間半でした。途中、先週もがいた大峰山が見え、感慨 ひとしおでした。/時間がありそうなので、もういくつか登るつもりです。/山頂には青白プレートのみありました。」

▼母衣下山/586.9m/2012年10月20日|あかりんの岩手低山奇行 http://akarin-yama.at.webry.info/201210/article_32.html
▽「住田町にある山〔母衣下山〕です。標高は低いのですが、山頂が南北に約1.5kmと長く、山頂が広く平らな特異な地形をしています。女火山の林道から見るその姿は、軍艦のような、天然の要塞のような、異様なオーラを感じました。残丘(モナドノック〔monadnock〕)だと思われますが、専門的なことはわかりません。/ 母衣下(ほろし)山〔袰下山〕という名前も変わっています。ずっと気になってしかたがない山でした。/ 母衣下山(女火山の林道から)〔※写真〕」
▽「34年前の点の記〔※基準点の設置・測量記録〕によると、大手セメント会社太平洋セメント株式会社〕の所有地となっています。西斜面の北部に、山頂に達する作業道があり*4、採掘がかつては行われていたのではないかと思われます。この山も大きくえぐられる運命だったのかもしれません。残念ながらこの作業道は完全に封鎖されており、利用することはできません。/ 西側斜面の山頂に至る道路〔※写真〕/ 山頂北端に609mの標高点があり、最高点はその250mほど南の610m等高線の領域です。最高点もきわめたいところですが、山頂の地形が不明ですので、さしあたっては山名が書いてある南端の三角点ピークをめざすことにします。/ 西側は急斜面で標高差400m近くあり、岩のマークが多数あり、容易ではなさそうです。東側も急斜面であり、こちらは道路からの距離が遠く、アプローチが大変です。/ 三角点山頂の東側がかなりの高さまで伐採されています(過日確認)。伐採地への入り口は不明ですが、それがわかれば、伐採地の上端から藪こぎをするという選択肢があります。/ 南端の蔵王洞岩窟*5のところに小ピーク(350m台)があります。これに登るか、その北側の鞍部に乗っかれば、尾根を選んで比較的緩やかな斜面を標高差280mほどで山頂です。このルートは伐採地にかかっているかもしれません。/ やぶやまさんからの情報で、この小ピークの南麓の葉山薬師神社から登ると、小ピークの途中と山頂に祠があるとのことです。このルートを選択しました。/ 小ピークと伐採斜面〔※写真〕/ 裏側から〔※写真〕」
▽「地図には葉山薬師神社のマークはありませんが、葉山と書かれた地区に入ると、〔葉山薬師神社の〕案内板鳥居がありました。近くの空き地に車を置き、鳥居をくぐりました(7時19分)。/ 葉山薬師神社〔※案内板、鳥居、社の写真〕/ マムシグサの実〔※写真〕/ 社殿の裏手の急な林間に取りつきました。登山道(参道)は見当たりません。藪のない林間を登ると、まもなく中腹に朽ちかけた社殿がありました。〔※写真〕/ 中腹の社殿〔※写真〕/ 社殿を過ぎると、歩きやすい林間になりました。ところどころ大きな石がありました。足場を選びながら急斜面をのぼると、ピークの手前に石の祠がありました。ピークには標石がありましたが、樹間から母衣下山の山頂が見える程度でした。〔※写真〕/ ピーク手前の〔※写真〕/ 小ピークの標石〔※写真〕/ 母衣下山の山頂〔※写真〕/ 小ピークから鞍部への下りは急斜面でした。標高差40mほど下って鞍部に達すると、大きな標石がありました。正体は不明です。また地図の破線(二反田地区からの)の延長があるのではないかと探しましたが、ありませんでした。/ 鞍部の大きな標石〔※写真〕/ 山頂から東に出て南に屈曲する緩やかな尾根があり、これをめざして進みました。東側が明るい尾根に乗っかると、東側は伐採地でした。伐採地と樹林帯の境界を足場を選んで登りました。伐採地は尾根が屈曲する標高480m付近まで続いていました。/ 伐採地からは世田米〔※上有住の誤り〕の町が見下ろせました*6。北東には六角牛山、その右手に先週もがいた大峰山が見えました。東には手前の名前のない山の向こうにわずかに五葉山、愛染山〔※釜石市と住田町の境界〕と思われる山が見えました。/ 伐採地に出る〔※写真〕/ 世田米〔※上有住の誤り〕〔※写真〕/ 六角牛山・大峰山〔※写真〕/ 五葉山・愛染山〔※写真〕/ 伐採地付近の尾根〔※写真〕」
▽「伐採地が終わると、最後の標高差100mの急登です。登山道だったと思われる荒れた道がつづら折りで山頂方向に続いていました。斜面を適当に登るよりは格段に楽でした。山頂手前の笹藪で道は消えましたが、藪をかき分け、山頂稜線に到達しました。そこから山頂めざして南に進みました。古い共同アンテナのやぐらがありました。現在は使用していないのではないかと思われます。三角点はそのわきにありました(8時47分)。青白プレート*7は三角点から10mほど離れたところにありました。その他のプレートは見当たりませんでした。一般的な登山対象ではない山と思われますが、山頂にはやたらと空き瓶、空き缶が落ちていました。/ 登山道?〔※写真〕/ 山頂手前の笹藪〔※写真〕/ 三角点〔※写真〕/ アンテナのやぐら〔※写真〕/ 青白プレート〔※写真〕/ 山頂で〔※写真〕/ 山頂からの展望はなく、そして特異な山頂一帯の地形を見渡すこともできませんでした。何の変哲もない木々が茂った山でした。/ 何か変わったもの、たとえば地球防衛軍の秘密基地があるのではと多少のロマンを持っていたのですが、何もありませんでした。というわけで最高点まで縦走してみるのもやめました。/ 下山は、伐採地を下りようという気持ちも起きましたが、どこに出るのかわかりませんので断念し、往路を下山しました。もちろん小ピークも登り返して。10時5分に無事下山しました。全行程3時間弱ですので、予想よりかなり早く片付きました。/ GPS軌跡〔※写真〕」

▼山名と山容が気になる母衣下山を登る〔2017/7/16〕 ( 登山 ) - 遊ジローの歩いてきた山 https://blogs.yahoo.co.jp/jfdfx699/68548260.html

▽参考:
 →▼住田町の縄文時代蔵王洞窟遺跡、湧清水洞窟遺跡 - atimus's blog http://atimus.hatenablog.jp/entry/2014/06/16/000000

▼史跡・名勝3 - 観光 : 住田町 http://www.town.sumita.iwate.jp/kanko/shiseki/siseki03.html#NO32
▽「32. 葉山薬師神社(はやまやくしじんじゃ)/ 古くから「葉山のお薬師様」と親しまれ、室町期は葛西氏の旗頭・千葉氏の氏神だったと伝わる。お天王様(牛頭天王)を祀っているが、馬頭観音信仰もあったと考えられる。」

 

▽▽地形図、鉱物:

▼16.0.43南部北上の石灰岩尾根(岩手県住田町)〔2013/01/12〕|「読図入門」の立体地形図(赤青メガネでどうぞ) http://nabefum.at.webry.info/201301/article_4.html
▽「第3巻 p899。第16章 図16.0.43 石灰岩尾根と谷底幅異常(2.5万図「陸前八日町」より)」〔※鈴木隆介『建設技術者のための地形図読図入門 〈第3巻〉段丘・丘陵・山地』古今書院, 2000年〕
▽「岩手県東南部。図で西流する気仙川はこのあと南下して陸前高田市で広田湾にそそぐ。目立つのは母衣下山〔ほろし-やま〕の山塊。本文では(1)山頂小起伏面,(2)その周りの急斜面での多くの露岩,(3)深い谷の未発達,(4)山頂小起伏面での露岩,などからこの山塊(本文では尾根)は「高透水性の厚い硬岩で構成されたもの,つまり石灰岩尾根であると解される」とする。その上で「その石灰岩は遷急線の方向と高度(尾根中央部の東面斜面で約500m,西面斜面で約350m)からみて,北北西-南南東の走向をもち,西へ12度内外で傾斜しているであろう」という。地形的にみて母衣下山の南の蔵王堂岩窟のある尾根も,また図の南端に近い東峰山石灰岩尾根であろうと推定する。」
▽「なお図西部の平沢~根岸付近の丘陵と,中央やや東の小台と和田野の間の丘陵は,「250m内外の定高性をもち,浅い谷,緩傾斜面および滑らかな尾根で特徴づけられているので,少なくともその尾根部は透水性のかなり高い軟岩(たとえば深成岩の風化岩)で構成されているであろう」。ほかにも葉山八日町城玖寺の狭窄部などに注目しているので,詳細は本文で。ネットで調べると地質の記載はそのとおりだが,地形からだけで石灰岩(しかも走向と傾斜まで)とか花崗岩のマサとか判別できるなんて・・・(疑い半分)。もっとも小台~和田野間の丘陵は,地質図ではマサでなさそうだがね。」

 

▼地質標本鑑賞会|岩石産地別索引|岩手県|第4展示室 分類 岩石 https://www.gsj.jp/Muse/hyohon/Rock/locality/lst-iwate.htm
 →▼岩石 - 産地別詳細:GSJ R17360 結晶質石灰岩(大理石,マーブル)|地質標本鑑賞会 https://www.gsj.jp/Muse/hyohon/Rock/locality/det-loca/r17360.htm
▽「〔登録番号:〕GSJ R17360/〔産地名:〕岩手県気仙郡住田町 下有住母衣下山/〔標本名:〕結晶質石灰岩(大理石,マーブル)/〔画像:〕あり」

 

 

▽▽希少動物 :

▼いわてのイヌワシ岩手県環境保健研究センター|岩手県
 http://www.pref.iwate.jp/~hp1353/shizen/inuwashi/top.htm http://www2.pref.iwate.jp/~hp1353/shizen/inuwashi/top.htm
 →▼イヌワシの紹介 http://www.pref.iwate.jp/~hp1353/shizen/inuwashi/introduction.htm http://www2.pref.iwate.jp/~hp1353/shizen/inuwashi/introduction.htm
▽「<岩手県内の分布> 岩手県では約34つがいの営巣が確認されており、ほとんどが北上山地に生息しています。また、つがいの生息が観察されているが巣が発見されていない場所がいくつかあり、さらに、まだ未確認の営巣地もあると考えられます。/ 現在、イヌワシの営巣が確認されている市町村は、久慈市葛巻町、岩手町、岩泉町、盛岡市宮古市、山田町、花巻市遠野市大槌町釜石市西和賀町奥州市、一関市、住田町、大船渡市です。なかでも岩泉町には約8つがいが知られており、イヌワシが最も多くすんでいる市町村です。岩泉町のイヌワシ繁殖地の一部は天然記念物に指定されています。/ 奥羽山地の営巣地は岩手県内では1か所のみですが、秋田県側には数か所の営巣地があり、そのイヌワシは県境をまたいで岩手県側にも行動域を有していると考えられます。/ まだ営巣地を持っていない若いイヌワシは、広い範囲を移動していると考えられています。そのため、営巣地の知られていない市町村でもイヌワシが見られる可能性は大いにあります。」

岩手県住田町におけるイヌワシの狩り場環境のポテンシャル評価 | 文献情報 | J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター http://jglobal.jst.go.jp/public/20090422/201102229135721732
▽「著者:原科幸爾 (岩手大 農)、澤野雄矢 (みちのく銀行)、高柳茂暢 (アジア航測)/ 資料名:農業農村工学会東北支部研究発表会講演要旨集 巻:53rd ページ:32-34/ 発行年:2010年」

 

*1:「三等三角点「保呂志山(ほろしやま)」586.48m」。点の記; 「基準点コード TR35841644601/冠字選点番号 徳5」「所在地:岩手県気仙郡住田町上有住字葉山64番地の1」「順路:住田町下有住根岸部落より新田に至る町道を北進すること約0.7kmに三叉路あり、同三叉路より北東進約0.9km(約60分)にて山頂に達する。本点は山頂南側にある。」(明治43年造標、昭和53年更新) なお、「所有者:山口県野田市小野田6276番地/小野田セメント株式会社(太平洋セメント株式会社の前身)」となっている。

*2:「四等三角点「地嶽山(じだけやま)」563.10m」。点の記; 「基準点コード: TR45841646601/冠字選点番号: K互10」「順路: 住田町下有住新田部落より林道を東進すること約0.5kmに木材入札場がある。同入札場より東進約700m(約30分)にて山頂に達する。本点は同山頂中央部にある。」(昭和53年造標) →▼基準点成果等閲覧サービス|地嶽山 http://sokuseikagis1.gsi.go.jp/index.aspx?lat=39.22062676289376&lon=141.58189490904735&z=15&did=std

*3:地理院地図(電子国土Web):母衣下山」。地理院地図は「母衣下(ほろし)山」と記載、三角点は標高586.5mと示す(※2016年9月閲覧)。

*4:「〔母衣下山の〕西斜面の北部に、山頂に達する作業道があり」。平沢地区から伸びる蛇行する道を指すと思われる。道に沿って崖の地形記号があり、採掘作業(おそらくは石灰石)をうかがわせる。Googleマップ(航空写真)でも山が削られているのが確認できる。 →▼地理院地図 http://maps.gsi.go.jp/#16/39.211532/141.569062/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0f0 →▼Googleマップ:航空写真 https://www.google.co.jp/maps/@39.2104367,141.5740831,1525m/data=!3m1!1e3

*5:蔵王洞岩窟」。母衣下山の南麓、住田町上有住葉山の「蔵王洞窟(蛇王洞洞穴)遺跡」を指す。 →▼住田町の縄文時代蔵王洞窟遺跡、湧清水洞窟遺跡 - atimus's blog http://atimus.hatenablog.jp/entry/2014/06/16/000000

*6:「伐採地からは世田米の町が見下ろせました」。誤記と思われる。母衣下山から眺望できるのは住田町上有住の町並み。掲載の写真は母衣下山から上有住八日町方面を望んだもので、国道340号から分岐して南東へ向かう岩手県道167号(釜石住田線)が確認できる。 →▼(画像)母衣下山 586.9m 2012年10月20日|あかりんの岩手低山奇行 http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/005/231/89/N000/000/008/135073184996613210211_IMGP2938.jpg

*7:「青白プレート」。写真がある。木製で、青地に白文字で「母衣下山」の文字が見える。