「三陸ジオパーク」、日本ジオパーク認定:2013年9月24日

▽2013年(平成25年)9月24日(火)、岩手県気仙郡住田町(すみたちょう)を含む「三陸ジオパーク」が、「日本ジオパーク」として認定されました。

三陸ジオパーク推進協議会 http://sanriku-geo.com/
三陸ジオパーク推進協議会 (sanrikugeo48)さんはTwitterを使っています https://twitter.com/sanrikugeo48

日本ジオパークネットワーク http://www.geopark.jp/

▽以下、関連する記事をクリップする。日付の降順。「〔 〕」部分は補記。人名や電話番号などの一部に、念のためマスクを施した。機種依存文字(環境依存文字)はできるかぎり置き換えた。

▼2013年9月下旬:住田町に関する記事 - atimus's blog http://atimus.hatenablog.jp/entry/2013/09/21/000000

 

2013年9月23日(月)以前:

▼「あまちゃん」積極活用し、三陸ジオパーク認定目指す #広報会議 〔2013年09月18日〕| AdverTimes(アドタイ) http://www.advertimes.com/20130918/article126488/

三陸ジオパーク24日認定審査/震災遺構29カ所含む〔2013/09/19〕|岩手日報 http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20130919_2
▽「地質遺産の保全・活用を目的とする自然公園「日本ジオパーク」の認定審査は〔9月〕24日に東京都で開かれる。本年度は本県〔岩手県〕沿岸部を中心とする「三陸ジオパーク」など10地域が加盟申請。日本ジオパーク委員会により遺産の保全状況や情報発信が評価され、認定の可否が決まる。/ 三陸ジオパークは、本県沿岸13市町村と八戸市青森県階上町、気仙沼市から構成され、日本最大の規模。地質遺産101カ所に加え、被災した「たろう観光ホテル」(宮古市)や「旧大槌町役場庁舎」など東日本大震災の関連遺構29カ所も加えた。/ 日本ジオパークは25地域ある。同委員会事務局によると、過去に一度の申請で認定されなかったのは数例。「三陸」は震災の被害を受けた地域の特殊性も考慮されるとみられる。25地域のうち6地域は「世界ジオパーク」に認定されている。/(2013/09/19)」

▼デーリー東北:北奥羽ニュース:加盟なるか/三陸ジオパークあす審議 (2013/09/23 11:04) http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2013/09/23/new1309231101.htm
▽「八戸市から宮城県気仙沼市にかけての三陸沿岸での「三陸ジオパーク構想」について、日本ジオパーク委員会は〔9月〕24日、都内で会合を開き、日本ジオパークへの加盟を審議する。認定されれば、三陸復興国立公園との相乗効果を生かした地域活性化や観光振興も期待される。/ 構想は、地元の16自治体で構成する「三陸ジオパーク推進協議会」(会長・山本正徳岩手県宮古市長)が4月、同委員会に認定申請した。8月には、同委員会による現地調査が行われ、地域資源の活用や保全に対する地元の取り組みが評価された。」「※詳しくは本紙紙面をご覧ください。有料携帯サイトにも掲載しています。」

 

2013年9月24日(火):

日本ジオパークネットワークジオパークとは/情報コーナー http://www.geopark.jp/about/datacenter/index.html
 →▼PDF:2013年 世界ジオパークネットワーク加盟申請地域及び新規日本ジオパークの決定についての理事長コメント〔2013年9月24日〕|日本ジオパークネットワーク http://www.geopark.jp/about/pdf/press_release2013_0924_01.pdf
▽「2013年9月24日リリース」「本日開催の第18回日本ジオパーク委員会において、次のとおり決定されましたのでご報告いたします。/ 委員会での審査の結果、阿蘇ジオパーク世界ジオパークネットワークへの加盟申請地域に決定しました。/ また、三笠、三陸佐渡、四国西予、おおいた姫島、おおいた豊後大野、桜島・錦江湾の7地域が日本ジオパークに決定いたしました。」
▽「◎世界ジオパーク加盟申請地域審査結果: ・阿蘇ジオパーク(推薦)/ ・アポイ岳ジオパーク(見送り)/ ・白山手取川ジオパーク(見送り)/ ・霧島ジオパーク(見送り)/ ◎日本ジオパーク認定申請地域審査結果: ・三笠(認定)/ ・とかち鹿追(保留)/ ・三陸(認定) / ・佐渡(認定)/ ・美祢(見送り)/ ・四国西予(認定)/ ・おおいた姫島(認定)/ ・おおいた豊後大野(認定)/ ・桜島・錦江湾(認定)/ ・本部半島(見送り)」
▽「この結果、日本ジオパークは32地域(世界認定6地域を含む)となりました。/ これに対する日本ジオパークネットワーク理事長のコメントは、別紙のとおりです。」

 

Twitter / sanrikugeo48: 【速報】三陸ジオパーク日本ジオパークに認定されました!! ... https://twitter.com/sanrikugeo48/status/382439631566163968
▽「【速報】三陸ジオパーク日本ジオパークに認定されました!! http://fb.me/13xTRbE1t 」「2013年9月24日 - 18:41」

Twitter / IBC_online: 【認定】三陸沿岸地域が、貴重な地質や地形が残る自然公園「日本 ... https://twitter.com/IBC_online/status/382430857379590144
▽「【認定】三陸沿岸地域が、貴重な地質や地形が残る自然公園「日本ジオパーク」に認定。北は青森県八戸市から南は宮城県気仙沼までの沿岸16市町村で、浄土が浜龍泉洞などの地質遺産101か所と田老防潮堤や旧大槌町役場など震災関連遺構29か所で構成されている。#IBCradio #IBCtv 」「2013年9月24日 - 18:06」

▼デーリー東北:ニュース速報:三陸海岸日本ジオパーク加盟認定〔2013/09/24 17:49〕 http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/sokuho/sokuho2013/sokuho130924174901.htm
▽「17:49 三陸海岸日本ジオパーク加盟認定」「八戸市から宮城県気仙沼市にかけての三陸沿岸での「三陸ジオパーク構想」について、日本ジオパーク委員会は〔9月〕24日、都内で会合を開き、日本ジオパークへの加盟を認定した。」

▼IBC NEWS|三陸沿岸/日本ジオパークに認定〔2013年09月24日 19:00 更新〕 http://news.ibc.co.jp/item_20528.html
▽「三陸沿岸の地域が貴重な地質や地形が残る自然公園、「日本ジオパーク」に認定されました。きょう〔9月24日〕の日本ジオパーク委員会で決まったもので、岩手県沿岸部を中心とした日本最大のジオパーク、「三陸ジオパーク」の誕生です。/ ジオパークとは「地球の成り立ちの歴史」をとどめた、貴重な固有の地層や地形が残る自然公園のことです。三陸ジオパークのエリアは、北は青森県八戸市から南は宮城県気仙沼市までの沿岸16市町村で、浄土ヶ浜龍泉洞などの地質遺産101か所と、田老の防潮堤や旧大槌町役場などの震災関連の遺構29か所で構成されています。きょうは三陸を含む7の地域が新たに日本ジオパークに認定され、これで国内のジオパークは32か所となりました。」 ※動画あり。

三陸地域/ジオパークに認定〔2013年09月24日 21時20分〕 - NHK岩手県のニュース http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/6044663431.html?t=1380025576399
▽「貴重な地形や地質が残る地域を自然公園として認定する「日本ジオパーク」に〔9月〕24日、リアス海岸の美しい景観や震災のつめあとなどが残る「三陸地域」が認められました。/ 「日本ジオパーク」は、地球の成り立ちを知る上で、貴重な地形や地質があり、教育や観光への活用を期待される地域について自然公園として認定するものです。/ 宮古市などでつくる協議会は、岩手県を含む青森県八戸市から宮城県気仙沼市までの沿岸部の貴重な景観や津波のつめあとの残る宮古市の「たろう観光ホテル」などあわせて130か所について認定を目指していました。/ 日本ジオパークを認定する委員会が24日、東京で開かれ、震災からの復興を支援する観点も含めて三陸地域を日本ジオパークに認定することを決めました。/ 午後5時半ごろには、「三陸ジオパーク推進協議会」の会長を務める宮古市の山本正徳市長に日本ジオパークに認定されたことが電話で伝えられました。/ 記者会見した山本市長は、「自然だけではなくて津波の痕跡も認められたことはとても意義がある。三陸沿岸が一丸となってジオパークのPRに取り組んでいくことが、復興の加速につながると思う」と述べました。/ 宮古市などでは今後、ジオパークを案内するガイドの養成や景観を解説する案内板の設置を行うなどしてPRを進めていくことにしています。/ 09月24日 21時20分」 ※動画あり。

▼「三陸ジオパーク」が認定〔2013/09/24 22:58〕|ニュースプラス1いわて http://news.tvi.jp/index_78911186.html
 →▼「三陸ジオパーク」が認定 〔9/24 22:58 テレビ岩手〕| NNNニュース http://news24.jp/nnn/news8856118.html
▽「三陸沿岸の地形などを自然公園として活用する「三陸ジオパーク」構想が、〔9月〕24日、日本ジオパーク委員会から、「日本ジオパーク」の認定を受けた。「ジオパーク」は地形や地層など地球活動の遺産を見どころとする自然公園だ。「三陸ジオパーク」は、青森県八戸市から宮城県気仙沼市までの3県16市町村でつくる推進協議会が認定を目指し、今年の4月に、認定機関である「日本ジオパーク委員会」に申請をしていた。そして、「日本ジオパーク委員会」は、24日、審議会を開き、「三陸ジオパーク」を「日本ジオパーク」として認定することを正式に決定した。国内では、すでに25地域が日本ジオパークの認定を受けていて、新たに認定を受けたことで、三陸海岸一帯は今後、観光客の増加などが期待されている。」 ※動画あり。

 

2013年9月25日(水):

▼祝!!三陸日本ジオパークに認定されました!! NEW!!〔2013年9月25日〕 | 三陸ジオパーク推進協議会 http://sanriku-geo.com/?p=2717
▽「平成25年〔2013年〕9月24日夕方17時30分頃、宮古市役所において三陸ジオパーク推進協議会会長の山本正徳宮古市長のもとに1本の電話が鳴り響きました。/ 電話は日本ジオパーク委員会から、三陸ジオパークが認定されたかどうかの報告です。/電話を受け、少しのやり取りをした後、山本会長の顔がほころび、その場にいた全員がその表情から認定が決まったことを知ることとなりました。/ 会長より/「今回の日本ジオパーク認定で我々は大きな希望をいただきました。認定を機に、さらに三陸ジオパークの魅力に磨きをかけて多くの皆さんに三陸地域を訪れていただきたいと思います」/との発言がありました。/ また、宮古市役所玄関に設置されたくす玉割りには、協議会の構成員である三陸鉄道さん、宮古自然保護官も駆けつけてくれました!/ 今回三陸を含め、新たに7つのジオパークが認定され、全部で32の地域が日本ジオパークとなりました。/その中でも三陸は、面積でも構成市町村数でも日本最大のジオパークとなります。/ 認定によって、三陸ジオパークは今、新たなスタートラインに立つことができました。/これからもより一層、ジオパークの活動を頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします!!」

 

三陸ジオパーク認定〔2013/9/25 11:45〕 | NNNニュース http://news24.jp/nnn/news8733948.html
▽「地質環境を保全し研究教育に活用する自然公園「日本ジオパーク」に、〔宮城県気仙沼市から青森・八戸市までの三陸海岸一帯が認定された。認定を受け気仙沼市役所には祝福の垂れ幕が掲げられた。気仙沼市ジオパークの活用方法を探る協議会を年内に設置する方針。/ [ 9/25 11:45 ミヤギテレビ]」 ※動画あり。

▼IBC NEWS|三陸ジオパーク認定に喜び〔2013年09月25日 12:30〕 http://news.ibc.co.jp/item_20529.html
▽「三陸沿岸地域が24日、貴重な地質や地形が残る自然公園「日本ジオパーク」に認定され、地元は喜びに包まれました。/ 24日午後5時半、三陸ジオパーク推進協議会の会長を務める山本宮古市長に、日本ジオパーク委員会から加盟決定の連絡が入りました。浄土ヶ浜などを見所に持つ三陸ジオパークは、岩手を中心に八戸市から気仙沼市までの沿岸16市町村をエリアとし、豊かな自然だけでなく津波の被害も伝えます。山本市長は「大きな希望をいただいた。多くの人に訪れてほしい」と語り、市役所前でくす玉を割って認定を喜びました。認定授与式は来月15日に世界ジオパークである島根県隠岐で行われます。」「(2013年09月25日 12:30 更新)」

 

▼国内最大、三陸ジオパーク認定/震災遺構含む130地点〔2013/09/25〕|岩手日報 http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20130925_3
▽「地質遺産の保全・活用を目的とした自然公園「日本ジオパーク」の審査会は〔9月〕24日、東京都内で開かれ、本県〔岩手県〕沿岸部を中心とした「三陸ジオパーク」が認定された。地質遺産101カ所に加え、東日本大震災の関連遺構29カ所も構成遺産に加え、津波の記憶を風化させることなく、後世に語り継ぐ。5月に開園した三陸復興国立公園と連携し、観光振興や交流人口拡大を目指す。今回は「三陸」のほか6地域の加盟も決まり日本ジオパークは計32地域となった。/ 「三陸」は三陸復興国立公園との連携や豊富な構成遺産が評価された。「津波災害からの復興支援になれば」(尾池和夫委員長)との視点も認定を後押しした。本県沿岸13市町村(住田町含む)と八戸市青森県階上町、気仙沼市から構成され、日本最大の規模となる。/ 地質遺産は火成活動によって形成された浄土ケ浜(宮古市)や約8500万年前の地層から産出される久慈琥珀(こはく)(久慈市)など、三陸の大地の成り立ちが理解できる遺産が並ぶ。震災関連の遺構は29カ所あり、最上階から津波襲来の映像が撮影された「たろう観光ホテル」(宮古市)や「大槌町役場跡」「高田松原の一本松」(陸前高田市)などが含まれる。/(2013/09/25)」

ジオパーク認定、被災地に喜び 「震災伝える力に」〔2013/09/25〕|岩手日報 http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20130925_6
▽「本県〔岩手県〕を中心とする三陸沿岸の地質遺産を見どころとする自然公園「三陸ジオパーク」が日本ジオパークに認定された〔9月〕24日、お墨付きを与えられた地元は喜びに包まれた。自然の造形美に加え、東日本大震災の遺構も含まれるだけに「被災地に目が向けられる機会になってほしい」と望む声も。認知度はまだ十分ではないだけに関係者は将来の世界ジオパーク認定を見据え、価値の共有とさらなる魅力発信を誓った。/ 久慈地域の民間団体などでつくる「北三陸大地の恵み・ジオパーク推進連絡会」の梶田民夫会長が着目するのは野田玉川鉱山跡(野田村)の豊富な鉱物。「琥珀(こはく)に限らず、何千万年と日の当たるのを待っているかもしれない。保全だけでなく、地域の方に理解していただけるよう活用法も勉強したい」と意欲を示す。/ 先月オープンした大槌町三陸花ホテルはまぎく(旧浪板観光ホテル)。眼前に広がる浪板海岸三陸ジオパークのサイトとなっており、千代川茂社長は「東京五輪の開催決定で全国から被災地が忘れられるのを危惧していたところだ。浪板海岸を見れば災害の恐ろしさや自然の回復力が分かる。世界にPRして誘客にも結び付けたい」と展望する。/ 【写真=くす玉を割り、三陸ジオパーク日本ジオパーク認定を喜ぶ山本正徳市長(右から3人目)ら関係者=24日、宮古市役所】/(2013/09/25)」

 

河北新報 東北のニュース|三陸ジオパーク、日本委が認定/3県沿岸16市町村〔2013年09月25日〕 http://www.kahoku.co.jp/news/2013/09/20130925t75020.htm
▽「日本ジオパーク委員会は〔9月〕24日、地質学的に貴重な地形などを見どころとする自然公園、日本ジオパーク三陸(青森、岩手、宮城3県)など7地域を認定した。東北では男鹿半島・大潟(秋田県)、磐梯山福島県)、八峰白神(秋田県八峰町)、湯沢市に続き5地域目。/ 三陸ジオパーク八戸市から気仙沼市までの沿岸16市町村がエリアで、海岸線の延長は約300キロにわたる。面積は日本ジオパーク最大。/ 八戸市の種差海岸、宮古市田老地区の巨大防潮堤、陸前高田市ユースホステル気仙沼市の唐桑半島など48ジオサイト(地域)に、130カ所のジオポイント(見学ポイント)を設定。5億年の地質発達史と震災後の現状を伝える。/ 三陸ジオパーク推進協議会会長の山本正徳宮古市長は記者会見し「三陸を国内外にアピールし、東日本大震災からの復興の加速、交流人口の拡大を図りたい」と述べた。/ 達増拓也岩手県知事は「震災で疲弊している三陸の観光・地域づくりの未来に向けた創造プロジェクトになる。三陸地域の活性化や持続可能な地域づくりに結び付くことを期待する」との談話を出した。/ 認定したのは、ほかに三笠(北海道)、佐渡新潟県)、四国西予(愛媛県)、おおいた姫島(大分県)、おおいた豊後大野(同)、桜島・錦江湾鹿児島県)。/ ジオパーク委員会はまた、熊本県の「阿蘇」を世界ジオパークに推薦することも決めた。審査結果は来年9月の世界ジオパークネットワークの会合で発表される見込み。/ ■[ジオパーク] 地質学的に貴重な地形などを備え、保護するだけでなく教育や観光に生かして地域活性化に役立てる自然公園。自然地形だけでなく、地域につながりのある文化遺産があり、訪問者が楽しめるツーリズム活動があることなどが認定条件となる。日本ジオパーク委員会は日本版ジオパークの中から世界へと推薦する地域を選抜している。世界ジオパークは、2004年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の支援で発足した世界ジオパークネットワークが審査する。/ 2013年09月25日水曜日」

河北新報 東北のニュース|「観光復興」沿岸関係者、沸く/三陸ジオパーク認定〔2013年09月25日〕 http://www.kahoku.co.jp/news/2013/09/20130925t73018.htm
▽「青森県八戸市から宮城県気仙沼市までの沿岸16市町村などで取り組む三陸ジオパーク構想が日本ジオパークに認定された〔9月〕24日、関係者は喜びに沸いた。東日本大震災からの復興につながる地域の活性化はもちろん、最終目標の世界ジオパーク認定に向け、地元は決意を新たにした。/ 戸羽太陸前高田市長は「震災遺構を見に訪れる人が減ってくる。震災遺構とジオサイトの両方を活用し、滞在型観光に結び付けば」と期待を寄せた。岩手県大槌町の沢田彰弘総合政策部長も「町の人口が減る中、交流人口の拡大に弾みがつく」と語った。/ 菅原茂気仙沼市長は「三陸地域が一丸となって観光振興に努め、震災復興の加速化につなげたい」と抱負を述べた。/ 小林真八戸市長は「5月に指定された三陸復興国立公園や、今秋に一部開通予定のみちのく潮風トレイルとともに新たな三陸地域の魅力になる」との談話を出した。/ 一方で、財政負担を伴う震災遺構の保存には懸念の声もある。大槌町は今回遺構に含まれた旧役場庁舎を一部保存する方針だが、町議会には解体を望む意見が多く結論は出ていない。津波で民宿に乗り上げ、既に解体された観光船はまゆりは、復元が実現するかどうかは寄付金頼みの状況だ。/ 沢田総合政策部長は「震災の記憶を語り継ぐ点で遺構が認定された意義は大きいが、一定の時期に削除してもらう場合もあり得る」と話した。」「〔写真:〕認定を受け、くす玉を割って祝う山本正徳宮古市長(前列右端)ら=24日午後5時50分ごろ、宮古市役所」「2013年09月25日水曜日」

河北新報 東北のニュース|南の玄関口、気仙沼笑顔/誘客に弾み/三陸ジオパーク認定〔2013年09月25日〕 http://www.kahoku.co.jp/news/2013/09/20130925t15028.htm
▽「三陸沿岸の16市町村にまたがる「三陸ジオパーク」が日本ジオパークに認定された〔9月〕24日、宮城県内で唯一、推進協議会に加わっている気仙沼市では、教育、観光関係者らが「震災復興の後押しになる」と喜びの声を上げた。/ 「気仙沼市新生代から古生代までの地質資源が密集して分布している。地域を見直すいい機会になる」。市の白幡勝美教育長はジオパーク認定の知らせを聞いて胸を躍らせた。/ 高校教諭だった白幡教育長は、地学の授業でジオポイント(見学地点)の一つ、階上地区の岩井崎「潮吹き岩」に生徒を引率した思い出がある。「何度も足を運ぶことで知識が深まるのがジオパークの魅力。リピート型の観光につながればいい」と語る。/ 市によると、市内のジオポイントは20カ所に上る。観光名所の巨釜・半造(同市唐桑町)や津波で打ち上げられたとみられる津波石(同)のほか、津波に耐えて残った岩井崎の横綱秀ノ山雷五郎像もある。/ 気仙沼観光コンベンション協会の橋本茂善事務局長は「気仙沼三陸ジオパークの南の玄関口。新たな観光資源として活用し、震災で痛手を受けた地域に誘客を図りたい」と意気込む。/ 菅原茂市長は「ジオパーク認定は三陸地域の復興に大きく寄与する。市にも協議会を設け、受け入れ態勢を整えたい」と語った。」「〔写真:〕ジオポイントが集まる気仙沼市景勝地・岩井崎」「2013年09月25日水曜日」

 

▼デーリー東北:北奥羽ニュース:三陸沿岸をジオパークに認定 (2013/09/25 09:06) http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2013/09/25/new13092509top.htm
▽「日本ジオパーク委員会は〔9月〕24日、東京都内で会合を開き、八戸市から宮城県気仙沼市にかけての三陸沿岸を「日本ジオパーク」に認定することを決めた。リアス式海岸や段丘地形などの自然景観に加え、東日本大震災の記憶を後世に伝える点などを評価した。同委は、三陸を含め申請があった10地域のうち7地域を認定。日本ジオパークは計32地域となり、「三陸ジオパーク」は国内最大級の規模を誇る。/ 選考会合は非公開。終了後に記者会見した尾池和夫委員長は三陸について「震災復興を支援する意味合いが大きい」と強調した。/ 青森、岩手、宮城3県の16自治体は協議会を組織し、4月に三陸沿岸の認定を申請。同委は8月に現地調査を行うなどして、資源としての活用や保全の状況、地元の取り組みを審査してきた。/ 【写真説明】 海から見た種差海岸の天然芝生地。三陸ジオパークのジオポイントに選ばれた=2013年7月、八戸市鮫町」

三陸地域「日本ジオパーク」に〔2013年9月24日〕|Web東奥・ニュース20130924223156 http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2013/20130924223156.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f
▽「日本ジオパーク委員会は〔9月〕24日、日本ジオパークへの新規加盟地域に、八戸市・階上町から宮城県気仙沼市までの3県16市町村にまたがる「三陸ジオパーク」など全国7地域を認定した。三陸については、リアス式海岸や段丘地形などの地質学上の価値に加え、認定が東日本大震災からの復興支援につながる点を重視した。/ 委員会は三陸について、5億年前から現在まで形づくられてきた景観を楽しむとともに、震災の記憶を後世に伝え、学ぶジオパーク-と定義。世界屈指の好漁場、沿岸の豊富な海産物、三陸の人々の暮らしぶりも魅力と評価した。/ 一方、関係市町村の多くが震災復興の途上にあるため「まだ活動が不十分な点もある」と指摘したが、審査後の記者会見で尾池和夫委員長(京都造形芸術大学学長)は、震災に遭いながらも、認定に向け取り組んできた地元の熱意をたたえた。/ また尾池委員長は、今年5月に三陸復興国立公園を創設した環境省からも認定に向け、強い働き掛けがあったことを明らかにした。津波被災地域で今後復興が進むことを念頭に「津波の跡を残すことが非常に難しい。後世の人に伝えてほしい」と要望した。/ 三陸ジオパークのテーマは「悠久の大地と海と共に生きる」。種差海岸や浄土ケ浜(岩手県宮古市)など地形や地層を観察できる「ジオサイト」が48カ所あり今後の普及活動や教育・研究方針、整備方針なども考慮している。/ 今回三陸とともに審査を受けたのは10地域で、認定を受けたのは三陸のほか三笠(北海道)、佐渡新潟県)、四国西予(愛媛県)、おおいた姫島、おおいた豊後大野(以上大分県)、桜島・錦江湾鹿児島県)。これで日本ジオパークは26地域となった。また、日本ジオパークの中から4地域が世界ジオパークへの推薦を申請し、阿蘇熊本県)の推薦が決まった。国内の世界ジオパークは現在6地域。」

 


日本ジオパーク:「三陸ジオパーク構想」が認定/岩手、青森、宮城の沿岸300キロ 〔2013年09月25日〕/岩手- 毎日jp(毎日新聞) http://mainichi.jp/area/iwate/news/20130925ddlk03040054000c.html
▽「岩手、青森、宮城の3県沿岸をエリアに申請していた「三陸ジオパーク構想」が〔9月〕24日、日本ジオパークに認定された。東日本大震災被災地と重なる南北約300キロの日本最大となる地域で、観光を通じて震災復興にはずみがつくほか、自然環境の保全や防災教育への貢献も期待される。/ 同日開かれた日本ジオパーク委員会(東京)の審査で、ほかの6地域と共に認定された。三陸ジオパーク推進協議会長を務める宮古市の山本正徳市長は「大きな希望をいただいた。しっかりと後世に伝えていきたい」と喜びを語った。/ ジオパークとは地形・地質、景観、生物、歴史、文化遺産などを地球規模で考察できる場所をいう。三陸ジオパーク青森県八戸市から宮城県気仙沼市までの総面積約6000平方キロ(16市町村)。「悠久の大地と海と共に生きる 〜震災の記憶を後世に伝え学ぶ地域へ〜」をテーマとし、自然の営みとしての地震津波と人とのかかわりも打ち出した。/ 見どころとして浄土ケ浜(宮古市)、橋野高炉跡(釜石市)など48カ所の「ジオサイト」と、サイト内の田老の防潮堤(宮古市)や奇跡の一本松(陸前高田市)など130地点を「ジオポイント」に選定している。/ 三陸推進協は2011年2月に設立されたが、直後の震災で活動を休止。その後、震災を踏まえた13年度中の認定を目指して今年4月、申請を行った。/ ジオパークには日本版と世界版があり、日本ジオパークはこれで32地域となった。世界ジオパーク日本ジオパークの認定が前提で、国内には「島原半島」(長崎県)など6地域が認定されている。【鬼山親芳】」「毎日新聞 2013年09月25日 地方版」

日本ジオパーク:「三陸ジオパーク構想」が認定 達増拓也知事の話 /岩手- 毎日jp(毎日新聞) http://mainichi.jp/area/iwate/news/20130925ddlk03040060000c.html
▽「◇認定は誇り/ 認定されたことを誇りに思います。ジオパークの活動は、震災で疲弊している三陸の観光・地域づくりの未来に向けた創造プロジェクトになるはずです。」「毎日新聞 2013年09月25日 地方版」

朝日新聞デジタル三陸ジオパーク認定 - 宮城〔2013年9月25日〕 - 地域 http://www.asahi.com/area/miyagi/articles/MTW1309250400001.html
▽「青森県から宮城県にかけての三陸海岸約300キロが〔9月〕24日、特徴ある地層・地形を観光資源や防災教育などに生かす自然公園「日本ジオパーク」に認定された。/ 推進協によると、同パークのテーマは「悠久の大地と海と共に生きる 〜震災の記憶を後世に伝え学ぶ地域へ」。青森県八戸市気仙沼市の沿岸16市町村が対象エリアだ。130カ所の見どころを「ジオポイント」として設定。気仙沼市・唐桑半島の「神の倉の津波石」など多くの「震災遺構」が含まれている。/ 推進協は2011年2月に設立し、「5億年の地球変動を学ぶ場」として認定を目指していた。震災後は新たに「地震津波の教訓を後世に伝える」をテーマに加え、復興に生かす取り組みを続けてきた。」

三陸ジオパーク「認定」 八戸・階上喜び : 青森〔2013年9月25日〕 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20130924-OYT8T01630.htm
▽「本県〔青森県〕から宮城県にかけての三陸海岸一帯の「三陸ジオパーク」が〔9月〕24日、日本ジオパークに認定された。八戸市の種差海岸周辺にとって5月の三陸復興国立公園編入に続く朗報。見所として1億年以上前の海底火山の活動でできた「蕪島」(八戸市)、全国的に有名な縄文時代の遺跡「是川遺跡」(同)、階上岳(階上町)などが挙げられた。/ 八戸市の小林真市長は「三陸ジオパークは、三陸復興国立公園や今秋に一部開通予定のみちのく潮風トレイルとともに、新たな三陸地域の魅力になることは間違いない」とコメント。新たな観光資源としてPRし、ジオパークを巡るツアーやガイド研修会にも取り組む方針を示した。/ 階上町の浜谷豊美町長は「日本ジオパーク認定の付加価値が付くことで、一層の産業振興・観光振興が図れると期待する。さらに世界ジオパークに向けて関係市町村と連携をとりながら目指したい」と喜びを語った。/ ジオパークは地球や大地を意味する「ジオ」と英語の公園「パーク」を組み合わせた造語で、地球やその地域の成り立ちなどを観察するのに適した自然公園。/(2013年9月25日  読売新聞)」

ジオパーク三陸に希望」/クイズ大会でPRも : 岩手 : 地域〔2013年9月25日〕 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20130924-OYT8T01518.htm
▽「〔岩手〕県沿岸部を中心に青森県から宮城県にかけての「三陸ジオパーク」が〔9月〕24日、日本ジオパークに認定された。推進協議会事務局のある宮古市では、災害防災無線を通じて市民に伝えたり、市役所に「祝 認定三陸ジオパーク」の横断幕を掲げたりして認定を祝った。協議会は〔2013年〕11月10日、三陸鉄道北リアス線で、認定記念の小学生クイズ大会「三陸ジオリンピック」を開催し、一層のPRを図る。/ 国内の認定機関・日本ジオパーク委員会からは24日午後5時30分過ぎ、同市役所に電話で連絡があった。山本正徳市長が「ありがとうございます」と笑顔で応答し、関係者から拍手がわき起こった。/ 三陸鉄道の村上富男総務課長(50)は「認定は沿線の観光PRになるし、大変喜ばしい。関係市町村と協力して盛り上げていきたい」と、認定を喜んだ。/ 三陸ジオパークは「悠久の大地と海と共に生きる〜震災の記憶を後世に伝え学ぶ地域へ〜」をテーマに48のジオサイト、130のジオポイントで構成。ジオポイントには宮古市田老の防潮堤、奇跡の一本松などの震災遺構が含まれている。 ジオパークは地球や大地を意味する「ジオ」と英語の公園「パーク」を組み合わせた造語で、地球やその地域の成り立ちなどを観察するのに適した自然公園。/(2013年9月25日  読売新聞)」「〔写真:〕認定決定の連絡を受ける山本正徳宮古市長(左)(24日午後5時33分、宮古市役所で)」

 

三陸ジオパーク誕生/青森・岩手・宮城沿岸、南北300キロ 〔2013/9/25〕:日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXNASFB2405L_U3A920C1L01000/
▽「青森、岩手、宮城3県にまたがる沿岸地域が〔9月〕24日、「三陸ジオパーク」に認定され、南北300キロメートル、約6千平方キロメートルに及ぶ国内最大のジオパークが誕生した。今後、5月に指定された三陸復興国立公園とも連携し、従来型観光に地質学や地理学など科学的視点も組み込んだ「ジオツーリズム」など新たな三陸観光の魅力発信に、広域が一体となり取り組んでいく。/ この日の夕方、日本ジオパーク委員会茨城県つくば市)から認定の電話を受けた三陸ジオパーク推進協議会の山本正徳会長(岩手県宮古市長)は「三陸が一丸となってジオ(地球活動)をテーマとした観光振興に努めることが復興の加速や地域活性化につながる」と喜びを語った。達増拓也岩手県知事も「先進地域の事例を学びつつ三陸の魅力向上に取り組んでほしい」とコメントした。/ 三陸ジオパークのテーマは「悠久の大地と海と共に生きる~震災の記憶を後世に伝え学ぶ地域へ」。震災の経験やその困難を克服する過程を世界に発信、繰り返す地殻変動がもたらす恵みや自然の豊かさも伝えていく。地形や地質を観察できる「ジオサイト」が種差海岸(青森県八戸市)や浄土ケ浜(宮古市)、唐桑半島(宮城県気仙沼市)など48カ所。その中に見どころとなる「ジオポイント」が130カ所ある。」「〔写真:〕三陸を代表する観光地の1つ、浄土ケ浜も重要なジオサイト岩手県宮古市)」