2017年6月下旬:住田町に関する記事

▽2017年(平成29年)6月下旬の岩手県気仙郡住田町(すみたちょう)に関する記事クリップ。日付の降順。
▽「〔 〕」部分は補記。人名や電話番号などの一部に、念のためマスクを施した。機種依存文字(環境依存文字)はできるかぎり置き換えた。

▼2017年7月上旬:住田町に関する記事 - atimus's blog http://atimus.hatenablog.jp/entry/2017/07/01/000000
▼2017年6月中旬:住田町に関する記事 - atimus's blog http://atimus.hatenablog.jp/entry/2017/06/11/000000

 

2017年6月30日(金)

 

▼Web東海新報|災害時支援と友好誓う、住田町が北海道斜里町と協定 https://tohkaishimpo.com/2017/06/30/165570/
▽「住田町は〔6月〕29日、北海道東部に位置し、オホーツク海に面する斜里(しゃり)町と「災害時における相互応援に関する協定」の締結を行った。同町はユネスコ世界自然遺産に登録された知床半島などで知られ、基幹産業の農業は住田町上有住出身の鈴木養太が明治期に最初に入り、開拓の礎を築いたとされる。両町関係者は、教育振興にも尽力した偉人の縁を生かした友好と防災充実を誓い合った。」
▽「■農業開拓の縁結実/上有住出身の鈴木養太が礎築く/ 斜里町役場での締結式には、住田町から多田欣一町長と菊池孝町議会議長らが出席。斜里町からは馬場隆町長や木村耕一郎町議会議長が臨み、町議や町幹部職員ら約20人が見守った。/ 今回の協定は、災害によって町独自では十分に被災者や被災地の支援・応急復旧が難しい場合に、相互応援を行うもの。協定書は「森林・林業のまち」である住田町産のスギ材で制作。また、同町からは杣遊会(そまゆうかい)が制作したフクロウとヤマドリをかたどったチェーンソーアートも贈られた。/ 調印後、馬場〔隆〕町長は「いつ、どこで、どのような災害が起こるか分からない時代。互いに助け合う関係を築けたのは何よりであり、自然体のお付き合いを」とあいさつ。多田町長は「何かあった時に助けてもらえる町があるのは心強い。後世の人々に鈴木養太の歴史を伝えていきたい」と述べ、友好充実に期待を込めた。/ 斜里町オホーツク管内の最東部で、世界自然遺産に登録されている知床半島羅臼町と二分する。町ホームページによると、〔2017年〕5月末現在の人口は住田町のほぼ2倍にあたる1万1793人。/ 基幹産業は農業と漁業、観光業。小麦や馬鈴薯などを主体とした畑作農業が行われ、耕地面積は1万ヘクタールにも及び、日本の穀倉地帯の一つを形成している。全国有数のサケ・マス水揚げ基地としても知られ、観光客は年間約150万人が訪れる。/ 農業に関しては、明治10年〔1877年〕に斜里で最初に鍬を下ろしたのが鈴木養太で、「農業開拓の祖」とされる。うっそうとした原生林と湿地が広がる中で適地を見つけ、開墾に着手した。/ 鈴木養太は旧姓・小山で、伊達藩の藩士・小山銀蔵の次男として生まれ、25歳まで何不自由ない家門に育った。札幌開府時に大工を連れて建設事業に参加し、明治7年〔1874年〕に斜里に入り、同10年に妻・鈴木カヨを迎え、姓も変えたとされる。/ 農業先駆者としての足跡に加え、地域内で教育需要が高まった時期には学校開設のために自宅を提供するなど、多方面で地域の発展にも尽力。大正15年〔1926年〕に亡くなり、かつて自宅があった同町の朱円地区には「農業発祥記念碑」が建立されている。/ 朱円で農業を展開し、郷土史研究にもあたる宮内知英町議(67)は「農業はもちろんだが、教育に対して非常に熱心な方だった。地域で子どもを育てていくという歴史を築いた方。地域の偉人として、誇りに思っている。功績への理解がさらに広がれば」と話す。/ 締結式にも同席した鈴木養太のひ孫で、斜里町内のホテル季風クラブ知床館主・鈴木完也さん(71)は「当時の入植者にしては珍しく、先住民のアイヌの人々ともきちんと接し、感謝の心を持っていたのではないか。住田町に関しては、東日本大震災時に独自に仮設住宅を整備するなど後方支援をしっかりと行っていたことに感銘を受けていた」と語る。/ 住田町による災害応援協定は、愛知県幸田町山梨県丹波山村に続き、町村単独では3自治体目。岩手県内全市町村、宮城県域の県際市町村とも広域的に締結している。」「▲鈴木養太(〔鈴木〕完也さん提供)」「▲朱円地区に建立されている石碑=斜里町」「平成29年6月30日付 7面」

▽参考:
→▼Web東海新報|「農業開拓の祖」縁で災害応援協定締結へ、住田町と北海道斜里町〔2017年3月8日〕 https://tohkaishimpo.com/2017/03/08/151679/

世界自然遺産知床のまち斜里町役場ホームページ https://www.town.shari.hokkaido.jp/

 

▼19年に岩手沿岸で復興博/県方針、13市町村でイベント〔2017/06/30〕|岩手日報 http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20170630_6
▽「〔岩手〕県は〔6月〕29日、2019年に本県沿岸部で開催予定の三陸防災復興博(仮称)について、19年度上期に数カ月間にわたり沿岸市町村と住田町の計13市町村の各地でイベントを開催する方針を県議会6月定例会で明らかにした。本年度中に実行委を設立し、開催準備を本格化させる。三陸鉄道三陸沿岸一貫経営の開始や、釜石市も開催地となっているラグビーワールドカップ(W杯)などの時期に合わせ、東日本大震災の支援への感謝や復興を発信し、復興の先を見据えた地域振興につなげる。/ 同復興博では ▽三陸鉄道の車両や駅を利用した企画 ▽防災や復興に関するシンポジウム ▽震災復興や三陸の自然がテーマの企画展 ―などを行う予定。一過性のイベントに終わらせないよう、開催までに旅行体験プログラムや特産品開発などを進め、三陸の魅力に磨きをかけていく。/ 実行委は県や関係市町村のほか、観光団体や復興に携わるNPOも加わる予定で、開催期間や規模、イベント内容など具体の内容を決める。/(2017/06/30)」

▽参考:
▼【東日本大震災5年 被災自治体からのメッセージ】三陸防災博、開催したい (岩手県達増拓也知事)〔2016.3.7〕 - 産経ニュース http://www.sankei.com/affairs/news/160307/afr1603070037-n1.html

 

2017年6月29日(木)

 

▼佐々木〔2017/06/29〕 https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1396133250474897&set=a.344909768930589.83272.100002347060871&type=3
▽「今日で今年度3回目となる住田町観光プラットフォームを開催しました。/ 今回は、昨年度〔2016年度〕取り組んだことのおさらいと、今後の流れについて、そして、観光プラットフォーム実践事業としての「すみっこマルシェ」の説明及び、参加方法の説明会となりました。/ 第一回〔住田町〕夏まつり実行委員会の翌日であり、なかなかバタバタとした準備で思ったより参加者数は少ない感じでしたが、今までいらっしゃったことのない方や、若手の方々も見えられて、今後の可能性を感じられました。」

 

2017年6月28日(水)

 

▼議案等審議結果〔2017年6月28日更新〕 | 住田町 http://www.town.sumita.iwate.jp/docs/2015021700165/
▽「■平成29年度: ・平成29年5月臨時会 議案等審査結果 http://www.town.sumita.iwate.jp/docs/2015021700165/files/2905.pdf / ・平成29年6月定例会 議案等審議結果 http://www.town.sumita.iwate.jp/docs/2015021700165/files/2906.pdf / ■平成28年度: 〔※略〕」

 

▼Web東海新報|予想の2陣営が出席、住田町長選立候補予定者の説明会〔2017年6月28日〕 https://tohkaishimpo.com/2017/06/28/165364/
▽「住田町長選同町議会議員補欠選挙に関する立候補予定者説明会(町選挙管理委員会主催)は〔6月〕27日、町役場で開かれた。任期満了に伴う町長選には、すでに出馬表明を行った2陣営の関係者が出席。一方で、現在欠員1となっている町議補選への出席はなかった。両選挙とも、7月18日(火)告示、〔7月〕23日(日)投開票の日程で行われる。告示まであと20日と迫り、有権者の関心も高まっている。」
▽「■告示まで残り20日/町議補選には姿なく/ 町長選には表明順に、いずれも無所属新人で、前会社役員の獣医師・神田謙一氏(58)=下有住=と、前町議の農業・水野英哉氏(61)=上有住=が出馬の構え。各後援会では、競争選を見据え地域回りなどに力を入れている。説明会には両陣営の代理人が姿を見せた。/ 一方、水野氏の町議辞職に伴い1議席を争う補選への出席はなかった。起意を明らかにしていた介護福祉士の小野ちか子氏(67)=上有住=は〔6月〕27日、東海新報社の取材に対して「家族に健康上の問題があり、出席を見送った。出馬に関しては、現在再考しているところ」と話した。/ 選管側では、平勝太郎委員長をはじめ委員4人が並んだ。冒頭、平委員長は「勇気を持って決断された立候補予定者たち。互いに中傷せず、クリーンに正々堂々と戦い、住田の輝ける未来のために奮闘していただきたい」とあいさつした。/ 引き続き、大船渡郵便局からは町議選では最大2500枚(町議補選では800枚)使用できる選挙運動用通常はがきなどに関して解説。大船渡警察署刑事課からは選挙運動について、同署交通課からは運動用自動車などの注意点が示された。/ 選管からの説明では、選挙日程の確認や7月5日(水)に申請書類の事前審査日を設けることなどを確認。供託金(町長選50万円)の納付手続きや選挙費用のルール、近年関心が高まっているインターネットを使った選挙活動の解説も行われた。/ 町長選は、〔2017年〕8月4日(金)の任期満了に伴うもの。昭和30年〔1955年〕の町制施行から数えると、通算17回目。投開票は7月23日で、投票時間は午前7時~午後6時となっている。開票は同7時30分から世田米の社会体育館で行われる。/ 現職の多田欣一町長(72)=世田米=は昨年12月に勇退を表明しており、16年ぶりに町政を担う新リーダーが誕生する。前回選は無投票で、競争選となれば8年ぶりとなる。/ 今回は町長選では初めて18、19歳も投票できる。〔2017年〕6月1日現在の町内有権者は5126人(男2498人、女2628人)で、4年前の告示前日に比べて258人少ない。」「▲ 町長選、町議補選が合同で行われた立候補予定者説明会=町役場」「平成29年6月28日付 1面」

 

▼Web東海新報上有住の櫻井医院 今月末で幕、町内唯一の民間医科診療所/住田〔2017年6月28日〕 https://tohkaishimpo.com/2017/06/28/165281/
▽「住田町で唯一の民間医科診療所・櫻井医院上有住八日町=が、今月末〔6月末〕で閉院する。現院長の櫻井末男医師(92)はこれまで60年以上にわたり運営を続けてきたが、自身の年齢などに向き合い、町内の福祉施設嘱託医や産業医としての活動を途絶えさせないためにも、区切りを付けることを決めた。通い続けてきた患者全員の紹介状を書くなど引き継ぎは行われたが、町内では閉院後も地域住民が不安なく過ごせる地域医療の確保・充実が急がれる。」
▽「櫻井医師によると、今年春〔2017年春〕から閉院準備を本格的に進め、診療に訪れていた約320人分の紹介状を書いた。閉院を告げられ、涙を流した患者も。住民たちは今後、世田米の県立大船渡病院附属住田地域診療センターや、遠野市医療機関などに通うことになる。/ 櫻井医院は藩政期の約400年前、陸前高田市気仙町の長部地区で開業。内陸部と沿岸部の産物交換地や宿場町として栄えた上有住の八日町には、約360年前に移った。大船渡市三陸町吉浜出身の櫻井医師は国保綾里病院を経て、昭和30年ごろから診察してきた。/ 閉院の理由について櫻井医師は「自らの年齢もあるし、ここ10年ほどは経営的にも厳しい状況が続いていた。看護師をはじめ、医療スタッフ確保の難しさもある」と語る。/ また、櫻井医師は医院での診療にとどまらず、特別養護老人ホーム・すみた荘の嘱託医や町内の産業医、学校医を担う。最近でも1日で300人を診ることがあったといい、「こうした業務を続けるためという理由もある」と話す。/ 町内の医科診療所は、この1年で世田米、上有住にそれぞれ古くからあった民間施設がなくなり、公立の住田地域診療センターのみとなる。世田米の上代(わんだい)医院は、医師の健康上の理由で昨年〔2016年〕4月から休診し、同年6月末に閉院した。/ これまで町は、気仙地区内の医療関係者と相談・協議を重ね、同じ場所で医院運営を担う医師確保に向けて調整。しかし診療再開には至らず、施設は解体された。/ 町では医師確保の見通しはあるとしてきた半面、課題の一つは経営体制。赴任環境を早期に整えるため既存法人が運営母体となるよう交渉を進めてきたが、新たな医療機器設備導入への対応能力といった難しさもあったという。/ また、県に対しては診療センターの医療体制強化・充実を要望。入院ベッド確保や外来、訪問診療の各充実、初期救急医療体制の確保や、訪問介護の実施と充実を求めている。/ 地域における医師や診療所の役割は、体調不良を訴える住民の診察だけでなく、予防接種など多岐にわたる。また、高齢化に伴い、交通手段に不安を抱える住民は増加傾向にある。今後さらに、地域医療充実に向けた行政機関などの行動が注目される。/ 町保健福祉課では「これまで休診となっている間も、目立った混乱、影響は把握していない。今後も状況を見極めながら、支援策として何ができるか検討していきたい」としている。」「▲ 現在は休診となっている櫻井医院。今月末で閉院する=上有住」「平成29年6月28日付 7面」

▽参考:
▼櫻井医院 / 気仙医師会 http://kesen-med.or.jp/institution/sumita/sakurai.html
▽「・所在地: 〒029-2501 気仙郡住田町上有住八日町177/ ・院長: 櫻井 末男/ ・診療科目: 内科・外科/ ・受付時間: 月~金 8:30-12:00、13:30-17:00/ ・診療時間: 月~金 9:00-12:00、13:30-17:00/ ・休診日: 土・日・祝日/ ・連絡先: TEL 0192-48-2110/ ・FAX 0192-48-3280/ ・ホームページ: なし」

▼住田いまち・暮らし情報〔2017年6月28日閲覧〕 | 住田町 http://www.town.sumita.iwate.jp/ijyu/kurashi.html
▽「■医療機関: さまざまな科を診療する3件のほか歯科医が2件あります。また、町内医療機関が少ない状況をカバーするために、近隣の県立病院とも連携してバックアップ体制を構築しています。/ ・住田地域診療センター 世田米字大崎22-1 0192-46-3121/ ・櫻井医院 上有住字八日町177 0192-48-2110/ ・菅野歯科 世田米字世田米駅117 0192-46-2345/ ・横澤歯科 世田米字大崎25-1 0192-46-3050/ ■2 保育・学校: 〔※略〕」

▼山から 海から 枯木発栄(気仙医師会 桜井先生)|いわて医師協だより 2000年第37号〔2000年4月20日〕|医師協だより|いわて医師協同組合 http://www.ginga.or.jp/isikyo/tayori/37/13.htm
▽「〔岩手〕県北と気仙地方を含む沿岸部は早くから医師の高齢化が目立ち、開業の先輩たちも次々に他界閉院を余儀無くされる例が続いた。その結果病院や若手開業医の医療活動に微妙なマイナス効果が顕在化しつつある。学校医の割り振り、検案医不足、溢れる大病院の待ち合い室からは市民の不満が噴き出しその改善が求められている。それに追い討ちをかけるように介護保険と医療費圧縮の霞と大浪により働き盛りの開業医師達の心は揺れに揺れている。結果、医師会活動への関心度が低下し役員就任には慎重のようである。/  役員若返りを期待されていたA会長の夢は果たされず凡医〔私〕に次期会長の大役を託されることとなったが既に県医師会役員十年を経験した凡医など化石というに相応しく「枯木栄を発す」の如く枯れ木に花の咲く当てもない、ガバナー候補の選任に苦慮した国際ロータリークラブでも二度目のガバナーを南部家の殿様にお勤め頂いているがトノが申されるには「わたしはリバイバルガバナー、いや、リサイクルガバナーじゃ」と。そこは殿様のお人柄と余裕の一言なのだが、凡医のリサイクル役員など土台素材の質が違う、単なる粗大ゴミに過ぎず使い物になるかどうか全く心許さない話である。/ 「お酒飲む人、花なら蕾今日もサケサケ明日もサケ」適量を考えながら飲ん兵エの特技を活用し花を咲かすより他に手はないのかも知れない。/ 気仙医師会 櫻井 末男」「〔写真:〕▲右 南部利昭さん」

▼広報すみた 平成25年8月号 (No.647)〔2013年〕 | 住田町 http://www.town.sumita.iwate.jp/docs/2015022600174/
▽「■地域医療への貢献が認められ叙勲を受章/ このたび、八日町の医師櫻井末男さんが、これまでの地域医療への多大な貢献が認められ、叙勲「旭日双光章」を受章しました。/ 櫻井さんは、昭和27年〔1952年〕に岩手医科大学医学部本科を卒業後、同大学助手などを経て、同33年〔1958年〕、上有住八日町に櫻井医院を開業。これまでに県医師会常任理事や気仙地区医師会長を歴任されました。同院では現在も院長を務めており、本町の地域医療を支える第一人者として活躍を続けているほか、有住小中学校の学校医や社会福祉法人成瀬会理事長、町国保運営協議会委員などを務めています。/ 〔2013年〕7月25日には、町長室を訪れ、多田〔欣一〕町長に受章の報告を行いました。/ 多田町長は「受章おめでとうございます。これからも本町の発展のため、ますますのご活躍をお願いします」と祝福の言葉を贈りました。/ 櫻井さんはこれまでの医師生活を振り返り、「医療過疎地だったこの地域の力になりたかった。そして、へき地医療には総合医の養成が必要だということを、自分が実践することで主張したかった」と話し、また今回の受章を受け、「55年の開業医生活を通じて、名誉ある賞をいただくことができました。今後も町の医療福祉の向上・発展に努めていきたいです」と決意を新たにしていました。」「〔写真:〕叙勲「旭日双光章」櫻井 末男さん(上有住字八日町)」

 

▼【お知らせ】7/1(土)1日プレイパーク(岩手県住田町)〔2017年6月28日〕 | 一般社団法人プレーワーカーズ http://playworkers.org/2017/06/28/740/
▽「■「1日プレイパーク」/ ・日時:2017年7月1日(土)10:00〜16:00/ ・場所:まちや世田米駅岩手県住田町世田米字世田米駅13)/ ・主催:一般社団法人SUMICA/ ・共催:一般社団法人プレーワーカーズ・世田米地区公民館/ ・お問い合わせ:0192-22-7808/ 古民家を改修した住民交流拠点施設「まちや世田米駅」 この日は一日思いっきり遊べます! 地産地消レストラン「kerasse」(けらっせ)はとっても美味しく、コミュニティカフェ「すみカフェ」はゆったり休めますよ!」

 

▼伊藤 秀一〔2017/06/28〕 https://www.facebook.com/permalink.php?id=100001396542169&story_fbid=1488624787860725
▽「ワタシ、岩手県住田町の『大好き大使』です。「アンタ住田が大好きだろ?そのことにお墨付きを与えてやるからもっと大好きオーラを出してきっちりPR活動しろよ」という大命を仰せつかっているので、ひとつ宣伝を。/ 空き家活用のコミュニティスペースの活性化がすごい!! これは他地域の人にも参考事例になると思う。毎日夕方はママや子どもたちで賑わい、夜は地産地消レストランとして満席になる。人口5000人の町では信じられない光景だと思います。用意されたイベントじゃなく自然発生的に人が集っているのは、それがうまくいっている証だろうなあ。そして宵闇に人影もクルマもいない寂れた通り。もう一軒だけと立ち寄った何の変哲もない居酒屋には地元客がいる。これぞ憧れた椎名誠エッセイの世界。とてもイマドキな取り組みと昭和残り香のカオス。嗚呼、住田大好き。大好き大使感、出てる?」

 

2017年6月27日(火)

 

▼Web東海新報|一丸となって行動を、住田町総合防災訓練(動画、別写真あり)〔2017年6月27日〕 https://tohkaishimpo.com/2017/06/27/165168/
▽「■地震被害を想定/ 地震被害を想定した住田町総合防災訓練は〔6月〕25日、町内全域で行われた。早朝からの避難や救出訓練などが展開され、町民ら約2000人が参加。緊急時の避難場所や救助方法などを確認したほか、一丸となって被害を最小限に抑える意識を高めた。/ 有事に迅速かつ円滑な応急対策対応ができるよう、関係機関による協力体制の確立と、地域住民の防災意識高揚を図ろうと隔年で開催。震度6弱地震が発生し、町内各地区で土砂災害が発生。全域に避難勧告が発令される──との想定で行われた。/ 1次訓練では、町内全域にサイレンが鳴らされ、貴重品や非常備蓄品などを手にした住民が続々と避難。/ このうち、下有住生涯スポーツセンター駐車場に子ども2人と訪れた及川まゆ子さん(45)は「やはり、冷静でいることが大事だと思う。子どもたちにはサイレンが鳴ったら危険な状態なんだということを察知し、身を守るようになってほしい」と話していた。/ 地区内では、消防団員による倒壊家屋の救出訓練や負傷者搬送訓練が行われ、限られた資機材の中で迅速に人命を守る手段を確認。火災を想定した放水や、臨時医療救護所設置訓練も行われた。/ 2次訓練は、上有住有住中学校グラウンドで実施。応急搬送、心肺蘇生、初期消火・バケツリレー、車両救出の各訓練が行われ、非常時の対応を確認した。/ 町によると、1次訓練では1477人が避難。消防職団員や自主防組織関係者らを含めた参加者は、町内人口の3分の1にあたる約2000人に達した。/ 同グラウンドでの閉会式では、統監を務めた多田欣一町長が防災に対する意識の高さを再確認できたとしたうえで「これからも本町の安全、安心に精進を」と述べた。」「▲ 緊張感に包まれた救助訓練=下有住」「平成29年6月27日付 1面」

 

2017年6月26日(月)

 

▼大人の『リアル砂金採りバスツアー』参加者募集! | 復興トピックス | いわて三陸 復興のかけ橋 http://iwate-fukkou.net/topics/detail.php?id=1601

▼大人の『リアル砂金採りバスツアー』はじまります!! https://www.facebook.com/events/252776795202460/?acontext=%7B%22ref%22%3A%223%22%2C%22ref_newsfeed_story_type%22%3A%22regular%22%2C%22action_history%22%3A%22null%22%7D

 

合同会社HUB(岩手県)〔2017-06-26(法人番号指定年月日)〕 - 全国法人データベース https://www.houjin-db.com/ja/profile/8400003002219

 

2017年6月25日(日)

 

▼唯一の総合医/閉院…住田町〔2017年06月25日〕 : 地域 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) http://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20170626-OYTNT50280.html
▽「■医師不足 県、定年の勤務医に熱視線/ 住田町で今月末〔6月末〕、町唯一の個人総合診療医院が閉院する。地域医療を長年支えてきた開業医が、高齢化や後継者不足でやめるケースが相次いでいる。地方の公的な医療機関の役割が増す中、県は定年後の勤務医を活用する「シニアドクター制度」を導入して医師不足を解消しようとしている。(柿沼衣里、徳山喜翔)/ 「いざ閉めるとなると、やっぱり寂しいね」。住田町上有住地区の桜井医院で、医師の桜井末男さん(92)は段ボール箱に片づけられたカルテの束を見つめた。/ 桜井医院は江戸時代初期に陸前高田市気仙町で開業し、360年ほど前に住田町に移った。内科や外科のほか、皮膚科や産婦人科も診察し、地域医療を支えてきた。7代目の桜井さんは学校医や産業医特別養護老人ホームの嘱託医も担い、1日に300人を診たこともあった。しかし、人口減少などで患者が減る一方で人件費がかさみ、「赤字経営が10年ほど続いていた」。医師の長男は盛岡市の岩手医大に勤めているが、「生計が立てられなければ後継ぎもない」という。/ 町では昨年〔2016年〕も80歳代の医師が個人医院を閉じた。来月〔7月〕以降、町内の歯科医院を除く医療機関は常勤医3人の県立大船渡病院付属住田地域診療センターのみになる。患者は今後、同センターや遠野市の病院に通うことになり、桜井さんは320人分の紹介状を書いた。近くの紺野幸子さん(80)は車の運転免許がなく、遠野市の病院までバスで50分ほどかかる。「頼りにしていたので残念」と閉院を惜しんだ。/ 町は「新たな開業医を招きたいが、交通の便が悪い土地に呼ぶのは難しい。周辺自治体と連携して医療環境を確保したい」と話す。/ ◇」
▽「〔岩手〕県医師会によると、〔岩手〕県内では今年〔2017年〕6月までの3年間で医療機関が48か所減った。厚生労働省が2014年に行った調査では、本県の10万人あたりの医師数は204・2人で全国40位だ。/ 医師確保のため、県は高い技術と意欲を持つシニアドクターに注目する。15年度に始まったシニアドクター制度は、主に定年後の県内外の医師を最大5年間、県立病院の正規職員待遇で採用する。年収は概算で約1690万円。以前から県立病院の勤務医には定年(65歳)延長制度があるが、3年間に限られている。医師を確保すると同時に、勤務医の働く意欲を向上させる狙いもある。/ 初年度は目標の10人を確保し、今年4月までに最高齢の75歳を含む計16人を採用した。東日本大震災応援で沿岸部の仮設診療所に赴任した医師が、再建された県立病院で勤務を続けているケースもあるという。/ 県医師支援推進室は「医師不足は深刻で、こうすれば増えるという特効薬はない。ただ、定年後も働く意欲のあるシニアドクターは増えており、医師不足解消策の一つとして機能させたい」としている。」「〔写真:〕閉院に向けて段ボール箱に入れたカルテを見つめる桜井さん(14日、住田町で)」「2017年06月25日」

▽参考:
岩手県 - シニアドクター募集中(医師の任期付職員募集)〔2015年1月22日〕 http://www.pref.iwate.jp/iryoukyoku/ishiboshuu/032093.html
岩手県医療局が医師不足解消策/「シニアドクター」活用〔2015.2.25〕 - 産経ニュース http://www.sankei.com/region/news/150225/rgn1502250019-n1.html
岩手県医療局、「シニアドクター」活用に任期付採用制度を導入|医療求人ドットコム http://www.ishikyujin.com/medical_column/column22.html

 

▼Web東海新報ツキノワグマに警戒を、人里周辺にも出没/気仙3市町〔2017年6月25日〕 https://tohkaishimpo.com/2017/06/25/164999/
▽「〔岩手〕県による「ツキノワグマの出没に関する注意報」の発表を受け、気仙3市町でも住民らへ注意を呼びかけている。3市町における本年度〔2017年度〕の目撃情報は〔6月〕21日現在、計49件。人的被害はなく、農作物などへの目立った被害もいまのところないが、各市町で人里周辺に出没している。全県の出没数(5月)は過去最多となった昨年度、平成26年度に続いて3番目に多いといい、適切な対応が求められる。」
▽「■本年度の目撃情報計49件/ 〔岩手〕県は例年、クマのえさとなるブナの実の豊凶予測から、大量出没が予測される〔2017年〕3月に同注意報を発表している。本年度は大量出没が予測されている年ではないものの、5月中の出没件数は341件。人身被害も9件発生している。/ 気仙3市町によると、目撃情報の内訳は〔6月〕21日時点で、大船渡市27件、陸前高田市13件、住田町9件。/ このうち、大船渡市は4月に1件、5月に12件、今月(21日時点)14件。目撃頭数はいずれも1頭で、子グマらしき姿もあったという。/ 情報を受けて、市と市鳥獣被害対策実施隊が対応。住家が多いところや学校の近くでは、花火で威嚇し、山へ追い上げる措置をとっている。/ 陸前高田市は4月に4件、5月に6件、今月(同)3件。矢作町や横田町をはじめ、野山やそのそばで目撃したケースが多いが、広田町では民家そばに出没した。/ 横田町では、5月下旬に廃棄した米ぬかが、広田町では6月上旬に魚成分の入った肥料袋がクマに食べられたとみられる被害も。市は「クマの食べ物となるようなものは適切な管理を」と呼びかけている。/ 住田町では〔2017年〕5月に2件、今月(同)7件。5月下旬には有住小〔有住小学校〕近くの五葉橋付近、6月初めには世田米コンビニエンスストア付近にそれぞれ1頭が出没した。世田米大平地内の採掘現場では、5頭の群れが確認された。/ 県は、クマの生息域の山林内における対策として ▽クマ鈴や笛、ラジオなど、音の出るものを携帯する ▽複数人で行動し、見通しの悪い場所や沢沿いではかけ声や音を出して自分の存在をクマに知らせる ──など、人里における対策として ▽誘因物となる廃棄果樹や廃棄農作物の管理を適切に行う ▽庭先果樹や家庭菜園についても、利用しない場合の早期摘果を行う ──などを挙げている。」「▲ 人里への出没も確認されているクマ。今後も注意が必要だ」「平成29年6月25日付 3面」

 

▼6月もそろそろ終わりですね〜 ( 菓子、デザート )〔2017/6/25〕 - 岩手 北上お菓子の菓だん日記 https://blogs.yahoo.co.jp/nanatumoriichiba/34675493.html
▽「さて、こんにちは。久々のカキコミになります。お菓子の菓だんの今後のイベント出店予定です。/ ・7/9 更木新茶まつり !!この祭り限定の「本わらび餅の桑茶味、桑茶ケーキ)他桑茶マドレーヌ、桑茶パウンドケーキを出します。/ ・7/30 住田町夏祭り〔住田町夏まつり〕 住田観光開発さんのテントで「本わらび餅お菓子屋さんのチョコバナナ」を販売します。/ 北上の店舗では「夏限定ふわふわブッセイタリアレモンクリーム」が昨日から登場! 他に琥珀糖の味付きバージョンをさっき出しました。キラキラでカワイイですよ! 大人気のスゲーウマイおかきは現在品切れ。もう月末なので7月頭に出します。以上美味しいご報告でした。」

 

2017年6月24日(土)

 

▼住田町バレーボール協会さんのツイート: "さぁ~て今日のvolleyballは? 【ファミリーマートカップ 第37回全日本バレーボール小学校岩手県大会】 住田GOLD☆STAR 堂々入場行進 https://t.co/9tbZjPDT7D" https://twitter.com/4649sumita/status/878401169961308160

▽参考:
ファミリーマートカップ | 日本小学生バレーボール連盟 http://jeva-web.com/jeva_familymart-cup.html
▽「■第37回全日本バレーボール小学生大会全国大会(平成29年度)/ ・開催期間:平成29年〔2017年〕8月7日(月)~8月10日(木)/ ・会場:東京体育館町田市立総合体育館所沢市民体育館浦安市運動公園総合体育館、川崎市とどろきアリーナ/ ・第37回全日本バレーボール小学生大会全国大会 →開催要項 http://jeva-web.com/jeva_familymart-cup-info1.html

 

2017年6月23日(金)

 

2017年6月22日(木)

 

▼Web東海新報|9月から内容確認調査へ、栗木鉄山跡国指定見据え/ 住田町〔2017年6月22日〕 https://tohkaishimpo.com/2017/06/22/164589/
▽「住田町教委〔住田町教育委員会〕による栗木鉄山跡調査指導委員会議は〔6月〕20日、町役場で開かれた。栗木鉄山跡は、明治から大正にかけての製鉄遺跡として平成11年〔1999年〕に〔岩手〕県指定史跡となっているが、さらなる価値の明確化を図ろうと、33年度までの国指定文化財申請を目指す。本年度〔2017年度〕から、第一高炉や本社事務所跡、鋳物工場跡を調べ、歴史的意義の明確化などにつなげる方針。委員間の協議では、第一高炉の炉底部分の調査や、広く住民らに公開していく重要性も話題に上った。」
▽「■第一高炉、事務所跡など/ 栗木鉄山跡は主に世田米の国道397号栗木トンネルの種山側に位置し、付近には大股川が流れる。明治から大正にかけての製鉄所で、一時は国内4位(民間3位)の銑鉄生産量を誇った。石垣や水路、高炉の位置などを示す遺跡が見られる。/ 江戸時代から蓄積されてきた製鉄技術や、立地環境を生かして操業。第一高炉については、製鉄史の中で大島高任式高炉の最終期を飾るとの位置づけもなされている。職員住宅なども整備され、当時は「鉄の村」が形成されていた。/ 指導委員会議は昨年度〔2016年度〕設置され、本年度の開催は初めて。委員は熊谷常正氏(盛岡大学文学部社会文化学科、委員長)、小野寺英輝氏(岩手大学工学部機械システム工学科)小向裕明氏(大槌町教委生涯学習課)佐々木清文氏(前・埋蔵文化財セ)の4人で構成している。/ この日は委員に加え、〔岩手〕県教委生涯学習文化課担当職員や町教委職員を加えた10人余りが出席。協議では、これまでに開催した会議での議論内容や、国庫補助対象事業費・予算額を確認した。/ 引き続き、本年度から町教委が行う内容確認調査箇所地形測量調査委託仕様書について意見交換。内容確認調査は〔2017年〕9月から実施予定で、史跡範囲や各施設所在地の選定などを目的に測量・図面化を行う。/ 本年度〔2017年度〕は主に ▽第一高炉を支える柱跡を出し、高炉の規模を確認する ▽本社事務所の範囲を確認する ▽鋳物工場の建物規模を確認する ──を計画。第一高炉については、炉底部を確認することで高炉全体の機能や設備状況を明らかにしていく方向性が話題に上った。/ 同町ではこれまでも、小学生が環境学習で栗木鉄山跡を訪れているほか、一般向けの見学会も開かれている。議論では、今後も積極的に公開する方針を確認。随時視察を受け入れ、内容確認調査の成果などを発信しながら、地元内外での関心喚起につなげる。/ 熊谷委員長は「国の史跡にするためには、歴史的な意義を明らかにしなければならない。今後は製鉄の技術史上の位置づけと、そこに集落があったという位置づけを確認していく調査となる。江戸時代からの伝統に新しい技術が生かされ、近代製鉄への橋渡しをしていった流れがより明らかになっていけば」と話す。/ 内容確認調査は、31年度〔2019年度〕までの計画。町教委は33年度〔2021年度〕までに、国に文化財指定申請を行う考えを示す。/ 町教委では、貴重な遺跡の保全を進めるとともに、住民をはじめ多くの人々に学びの場を提供できる環境整備推進も見据える。種山に構える各観光施設に近く、幹線道路沿いにあるため、今後は利活用への関心の高まりも期待される。」「▲これまで保存状態の良好さなどが高い評価を得てきた栗木鉄山跡」「▲ 本年度初開催となった指導委員会議=住田町」「平成29年6月22日付 7面」

 

一般社団法人子どものエンパワメントいわてさんのツイート: "「学びの部屋新聞7月号in住田町」 ≪支援員の声≫ 1・2年生が定着して参加。1年生は集中力が高く、わからない問題の質問をよくします。2年生は和気あいあいとみんなで教え合うチームワーク型学習。中総体が終わり、さぁこれから勉強だ!と思っているみなさんを「学びの部屋」は待っています。 https://t.co/TkcAP0NRxb" https://twitter.com/Epatch_iwate/status/877785525528084480

 

▼小学校^ - ^ 〔2017年06月22日〕|OKUNO HIKARU OFFICE. BLOG http://ameblo.jp/hikaru-office/entry-12285904943.html
▽「有住小学校のみなさまよりお手紙をいただきました。^ - ^ お返事書かなくちゃ(≧∇≦)」

 

2017年6月21日(水)

 

▼住田テレビの番組紹介〔2017年6月21日更新〕 | 住田町 http://www.town.sumita.iwate.jp/docs/2015032500266/

 

▼平成29年度入札関係〔2017年6月21日更新〕 | 住田町 http://www.town.sumita.iwate.jp/docs/2016082600029/

 

▼小さな橋の物語〔2017.06.21〕|Cameraman’s Eye|NHK NEWS WEB https://www3.nhk.or.jp/news/cameramanseye/2017_0621.html
▽「カメラマン:桐谷真人(盛岡局)/ 岩手県住田町には、200年以上にわたり集落をつなぐ〔松日橋〕があります。長さは40メートル。地元の人たち手作りの木の橋です。」

NHKニュースさんのツイート: "【動画リポート】小さな橋の物語 岩手県住田町には、200年以上にわたり集落をつなぐ橋〔松日橋〕があります。長さは40メートル。地元の人たち手作りの木の橋です。動画リポートはこちらから↓↓ https://t.co/FZTxepg2Jo" https://twitter.com/nhk_news/status/877719045499375616

▽参考:
▼松日橋|木橋資料館 http://tbl.tec.fukuoka-u.ac.jp/bridge/03sumita_matsubi/index.html
▽「■松日橋/Matsubi bashi/ 岩手県 住田町 (Sumita, Iwate)」「「松日」は橋のたもとの集落の名前です。この橋〔松日橋〕はかつての松日集落と対岸の田畑の往来のために架けられたようです。橋脚が7基ありますが、橋脚材と横材は強固につながず、洪水時には抵抗なく倒れるように作られています。また橋脚材には、又股(ざまざ)と呼ばれる樹木が枝分かれした部分を活用しているため、橋軸方向にも自立できます。手すり材はあまり役に立たなそうですが、あると安心感はあります。」
▽「○所在地 Location: 岩手県気仙郡住田町下有住字高瀬/気仙川(39°10' 51''N / 141°33' 01''E)/ ○形式 Type: 桁橋 Girder/ ○諸元 Dimension: 橋長:40m Length:40m/ ○用途・設計荷重 Service: 歩道 Pedestrian/ ○使用材料 Material: スギ(桁)、クルミ、クリ(橋脚) Japanese cedar(for girder), Walnuts, Japanese chestnut(for pier)」

 

▼コロコロジャーニーin住田町〔2017年6月21日〕 | あやの's style http://www.iat.co.jp/blog-hatayama/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%BC%EF%BD%89%EF%BD%8E%E4%BD%8F%E7%94%B0%E7%94%BA/
▽「今週の「いいコト!」〔岩手朝日テレビ〕、特集は「コロコロジャーニーin住田町」です。新人の佐藤アナと一緒にコロコロ旅をしてきました。佐藤アナにとっては、初の住田町&初のコロコロ! アポイントなしの旅ということで、波瀾万丈でした・・・。/ しかし、町内に去年、新たにできた交流施設で地元の人の温かさに触れ、おいしい食を堪能。/ また、知る人ぞ知るケーキ店も発見しました。/ 果たしてコロコロの結果は・・・!? 〔6月〕24日(土)、朝9時半~放送です。お楽しみに!」

▽参考:
▼いいコト! ~見たい 知りたい 出かけたい~|IAT岩手朝日テレビ http://www.iat.co.jp/ekoto/
▼今週のいいコト! | 番組カテゴリー | いいコト! ~見たい 知りたい 出かけたい~ http://www.iat.co.jp/ekoto/backnumber/program-category/%E4%BB%8A%E9%80%B1%E3%81%AE%E3%81%84%E3%81%84%E3%82%B3%E3%83%88%EF%BC%81/

 

 

▽▽関連記事:2017年6月下旬

▼Web東海新報|外国人観光客呼び込め、英語版ブログ開設/大船渡地域振興センター〔2017年6月29日〕 https://tohkaishimpo.com/2017/06/29/165405/
▽「〔岩手〕県沿岸広域振興局大船渡地域振興センターは、英語版インターネットブログ「KESEN & BEYOND」(http://visitkesen.wixsite.com/kesenandbeyond/blog )を開設し、管内観光スポットをPRしている。同センター管内や県に派遣されている国際交流員に地域の観光情報をブログで発信してもらうことにより、外国人観光客の増加につなげていく。本年度は、4回程度の投稿を予定している。」
▽「■地域の観光資源をPR/国際交流員が執筆/ このブログは、気仙地域への外国人誘客の促進を図ろうと、昨年〔2016年〕12月に開設。観光庁の統計によると、外国人観光客は個人のブログから事前に訪問先の情報を得ることが多い傾向にあることから、海外から派遣されている国際交流員に地域の魅力を掘り起こして発信してもらおうとの取り組み。/ 国際交流員は、総務省、外務省、文部科学省一般財団法人自治体国際化協会の協力の下で実施されている「語学指導等を行う外国青年招致事業(通称・JETプログラム)」により、日本に招致された国際交流に意欲のある外国青年。本県の国際交流推進、主に県民の外国文化理解促進のための国際交流活動への協力、地方公共団体の国際交流事務の補助、職員等への語学指導に従事している。/ 現在、ブログの執筆を担当しているのは、陸前高田市住田町、県の国際交流員4人。昨年〔2016年〕12月の開設以降、今年〔2017年〕3月までに住田町の「滝観洞」と大船渡市三陸町綾里の「恋し浜ホタテデッキ」についての記事が投稿された。/ このうち、恋し浜ホタテデッキの記事は、県職員が取材した内容を国際交流員が英語に訳して発信している。/ ブログでは、現地のホタテが三陸の海の幸を代表するブランドということや、震災によって作業施設や漁場が被災したが、平成24年〔2012年〕の冬に出荷を再開したことなどを紹介。スキューバダイビングを体験できることにも触れ、地域の観光資源をPRしている。/ このほど県が公表した「岩手県観光統計概要」をみると、〔平成〕28年中の気仙地区への外国人観光客入込数推計は、大船渡市が651人で前年比15人増、陸前高田市は412人で同54人増、住田町は27、28年ともゼロ。両市への来訪者は、アジアや北米からが多い。/ 気仙地区への外国人観光客入込数は増加傾向にあるものの、〔岩手〕県内全体の外国人観光客入込数(28年推計で16万3230人)に占める割合はごくわずか。外国人観光客の多くは、世界遺産のある平泉など内陸部を訪れており、県では今後、インターネットブログを気仙への誘客の一助としていきたい考え。/ 同センター〔岩手県沿岸広域振興局大船渡地域振興センター〕地域振興課の古舘航主事(25)は「県内でもインバウンド(訪日外国人旅行)という言葉が広まりつつあるが、気仙地区への外国人観光客はまだ多くない。少しでも多くの方々が魅力を感じて、観光に来て地域の方々と交流を深め、地域の活性化につながっていけば」と話す。」「平成29年6月29日付 7面」

▽参考:
▼kesenandbeyond | Blog http://visitkesen.wixsite.com/kesenandbeyond/blog

岩手県 - 大船渡地域振興センター http://www.pref.iwate.jp/engan/ofuna_chiiki/
岩手県 - 観光統計 http://www.pref.iwate.jp/kankou/toukei/index.html
岩手県 - 平成28年岩手県観光統計概要について〔2017年5月31日〕 http://www.pref.iwate.jp/kankou/toukei/055755.html

▼青年交流:JETプログラム(語学指導等を行う外国青年招致事業) | 外務省 http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/culture/hito/sei/jet/

 

▼親離れ期の若グマに注意/県内出没相次ぐ〔2017/06/28〕|岩手日報 http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20170628_2
▽「〔岩手〕県内でツキノワグマの出没が相次ぐ中、今年もクマが親離れする「分散期」がやってきた。夏になると山に餌が少なくなり、今後は餌を求めるクマに加え、親離れしたばかりで警戒心の薄い若いクマが人里に近づく恐れがある。盛岡市花巻市の小学校や保育園では〔6月〕27日、前日に付近で目撃情報があったことから関係者が安全確保に力を入れた。/ 同日午後5時ごろ、盛岡市乙部の都南東小(畠山隆校長、児童179人)の昇降口前は保護者らの車で埋まり、慌ただしい雰囲気となった。教職員は子どもの名前を保護者に確認した上で、次々と引き渡した。/ 県や市町村によると、〔岩手〕県内のクマ出没情報は4月から6月23日午前までに864件、うち人的被害は9件だった。今シーズンは餌となるブナの実の状況では大量出没の予測年ではないが、目撃件数は高水準で推移。県は今月、クマ出没の注意報を発令した。/ 花巻猟友会の藤沼弘文会長は「クマは嗅覚が良く、遠くからも生ごみなどのにおいを感知する。自宅や裏山に置かないでほしい」と強く呼び掛ける。/ 【写真=通学路でのクマ目撃情報を受け、安全確保のため迎えに来た母親に引き渡される子どもら=27日、盛岡市乙部・都南東小】/ (2017/06/28)」

 

▼「医療過疎」は解決できるか?スマホ医療相談サービスの挑戦〔2017.6.28〕 | AMP[アンプ] - ビジネスインスピレーションメディア https://amp.review/2017/06/28/syounika_online/
▽「たった5分の診療に、1時間以上の時間をかけて病院まで往復する。病院に着いても、すぐに診察してもらえるとは限らず、さらに1時間以上待つ。こうした事象は珍しいことではなく、常に起こり続けている。/ 大人の場合はまだいい。大人は、病院に行くかどうかの判断を自分で下すことができる。しかし、子どもは自分で判断できない。子どもの調子が悪ければ、心配する親は一刻も早く、子どもの症状を病院で見てもらいたくなる。/ だが、医療機関へのアクセスが困難な医療過疎地域では、移動や待ち時間を含めると、診察までにかなりの時間がかかってしまう。その間、子どもを心配し続けなければならない親の負担は相当なものだろう。/ 遠隔医療の登場により、こうした問題が解消される可能性が見えてきた。医療系スタートアップ・株式会社Kids Public が提供する「小児科オンライン」も、遠隔医療相談サービスを提供するプレイヤーだ。/ ■遠隔医療相談サービス「小児科オンライン」/ 小児科オンラインは、子育て中の母親に向けた遠隔医療相談サービス。ビデオ通話ソフト「Skype」や、コミュニケーションアプリ「LINE」を使用して、平日午後6時~10時の間に、現役の小児科医が相談を受け付ける。急な発熱についての相談や、便秘の症状に関する相談など、医療行為に該当しない一般的なアドバイスにとどまるところが特徴だ。/ 小児科オンラインのユーザーは、都市部と地方のどちらにも存在しており、アジア、南米、欧州など世界に散らばる日本人家族からも相談を受けているという。/ 例えば、小児科オンラインは、2017年1月にシンガポール在住の日本人家族向けのクリニックであるニチイインターナショナルクリニックと、連携を開始している。日中、同クリニックで診察を受けた日本人の子どもは、健康に関する疑問や不安に対して、小児科オンラインを通じて無料相談できる。今後も、海外在住の日本人向けクリニックとの連携を進めていくという。/ 小児科オンラインは、企業との連携も進めている。富士通株式会社などと連携し、対象の企業に勤めている従業員は、無料で小児科オンラインを利用できるようになっている。小児科オンラインは、様々なチャネルに対してサービスを提供しており、6月からは新たに地方にも展開を始めた。」
▽「■被災地に遠隔医療相談サービスの導入をすすめる/ オンラインで医師とのやり取りを可能にする遠隔医療は、都市部でも需要がある一方、離島など医療機関までのアクセスが困難な土地でも、価値を発揮すると考えられている。/ アクセスが困難な土地での遠隔医療導入の動きを加速させようと、Kids Publicは、6月中旬から東日本大震災の被災沿岸市町村にあたる岩手県大船渡市、陸前高田市、住田町で、小児科オンラインをトライアル導入することを発表した。/ 被災地域は小児科医が不足している現状があり、小児科オンラインを導入することで小児科医不足を改善する狙いがある。/ 今回の導入にあたり、Kids Publicは電子カルテ情報の共有など、各地域に医療・介護等の地域連携を推進するための基幹インフラとしてICT(情報ネットワーク)構築を支援する一般社団法人「未来かなえ機構」とタッグ組む。未来かなえ機構に参加する親子は小児科オンラインを3ヶ月間無料で使えるという。/ 一般社団法人未来かなえ機構事務局長の安部博氏は、小児科オンラインの導入に関して、下記のようにコメントしている。/ 安部「高齢者への医療サービスは、それなりに充実しているが、若い母親や乳幼児対策はどの自治体も手探りのようだ。『未来かなえネット』は、参加地域の全世代に安心と安全を提供する使命を担っており、小児科オンラインとの協働がその一助なれば幸いだ。モニターの結果次第では地元自治体の支援を得て本格実施に取り組みたい」/ Kids Public代表の橋本直也氏は、今回の導入についてこのようにコメントしている。/ 橋本「子育て支援施策としての訴求力をご評価いただいたと思います。子育てをしている親世代にはスマホというコミュニケーションツールがマッチしている点も、導入していただけた決め手の1つだと考えています」/ ■小児科医が果たすべき役割の一部を補完する/ 小児科オンラインは今後、複数の自治体と連携していくことを検討しているという。地方における患者が抱える課題をどのように解決していくのか。橋本氏は次のようにコメントしている。/ 橋本「医師が不足する地域や、地理的に医療機関へのアクセスが困難な地域のご家族と小児科医との新たな接点をつくり、子どもの健康に関する不安や心配ごとに寄り添っていきます。それにより、医療過疎の状態にある地域において、小児科医が果たすべき役割の一部を補完できればと考えています」/ 医療過疎となっている地方は他にも存在する。小児科オンラインのような遠隔医療相談サービスが導入されることで、問題の一部は解決されるはずだ。そうすることで、小児科医は注力しなければならない業務に注力することができるようになる。/ 医療が不足している地域に医療を届けていくために、遠隔医療をうまく活用していくことはこれから各地で必要になるだろう。」

 

▼気仙川・広田湾の「森川海と人」〔2017/6/26〕 | オピニオンの「ビューポイント」 http://vpoint.jp/bus/90484.html

 

▼Web東海新報|気仙勢の活躍に期待、高校野球県大会の組み合わせが決定/7月7日から3会場で〔2017年6月24日〕 https://tohkaishimpo.com/2017/06/24/164868/
▽「第99回全国高校野球選手権岩手大会(県高校野球連盟など主催)は7月7日(金)、盛岡市の県営野球場など県内3会場で開幕する。〔6月〕23日に同市内で組み合わせ抽選会が行われ、気仙勢4校の対戦相手が決定。初日の開会式では、住田の菊池飛我主将が選手宣誓を行うことも決まった。/ 今夏の県大会には、気仙の大船渡、住田〔県立住田高等学校〕、大船渡東、高田を含む計68チームが出場。県営野球場、花巻球場(花巻市)、金ケ崎森山総合公園野球場(金ケ崎町)の各球場で〔7月〕20日(木)まで、休養日(14日、18日)を除く12日間にわたり、トーナメント67試合が行われる。/ 組み合わせは、大船渡東を含む春の県大会ベスト4を、四つのブロックにシード。さらに同大会8強の4チームを各ブロックに振り分け、残る60チームで抽選を行った。/ 気仙勢は住田〔高校〕が1回戦から、他の3校が2回戦から登場。先陣を切る住田は、〔7月〕8日の森山球場第2試合(午前11時30分)で一関第二〔高校〕と、大船渡〔高校〕は同じく第3試合(午後2時)で盛岡北と対戦する。/ 高田〔高校〕は、10日の花巻球場第3試合(午後2時)で一戸とぶつかる。春に東北大会出場を果たした大船渡東〔高校〕は、同日〔7月10日〕の県営球場第3試合(同)で住田と一関第二の勝者とぶつかる。/ 開会式は、〔7月〕7日午前10時から県営球場で行われる。気仙勢の活躍に期待がかかる。/ 組み合わせは別表の通り。」「平成29年6月24日付 6面」 ※住田高校の初戦は7月8日、対県立一関第二高校。

 

▼東北初の「森林再生機構」設立〔2017/06/22〕 - NHK岩手県のニュース http://www3.nhk.or.jp/lnews/k/morioka/6044427521.html
▽「建築や家具に使われる森林資源を守ろうと、〔岩手〕県内の林業に関係する団体が植樹のための資金を共同で出資する、東北で初めての「森林再生機構」を立ち上げ、〔6月〕22日、設立総会が開かれました。/ 盛岡市で行われた設立総会には県内の林業や流通に関わる団体の関係者など20人が出席しました。岩手県は面積の77%を森林が占める全国有数の豊富な森林資源で知られていて、特に建築や家具に使われるスギやヒノキは年間を通して伐採したあと再び植樹をして育てる「再造林」が進んでいます。一方で、森林の所有者は植樹の費用の一部を負担する必要があり、実際に植樹が行われたのは伐採面積の3割程度にとどまっています。このため東北で初めてとなる「森林再生機構」を設立し、関係者が共同で資金を出資する基金を作って所有者の負担の軽減を目指すことになりました。具体的には、原木の出荷業者には1立法メートルあたり20円、そして、原木の購入者には1立法メートルあたり10円を出資してもらいます。森林再生機構では、この資金の活用で今後10年で植樹の割合を現在の3割から6割まで引き上げたいとしています。岩手県森林組合連合会の澤口良喜代表理事専務は「これまで所有者の負担が大きく植樹が進んでいなかったが、基金を活用して植樹が進んでいくことを期待したい」と話していました。/ 06/22 18:52」

▼再造林支援へ結束/県内8団体が機構設立〔2017/06/23〕|岩手日報 http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20170623_11
▽「合板工場やバイオマス発電所の相次ぐ稼働で〔岩手〕県産材の需要が拡大する中、人手や資金の不足で伐採後の山が再植林されずに荒れるケースが増えている。再造林率は3割程度にとどまり、将来、木材の不足や土砂崩れなどの災害につながる恐れもある。〔岩手〕県内の林業、木材産業団体などは〔6月〕22日、県森林再生機構(理事長・中崎和久県森林組合連合会会長)を設立。東北で初めて資金を出し合い、再造林を支援する取り組みを始める。/ 本県の山林は、戦後植林したスギやカラマツなど豊かな針葉樹が利用期を迎えている。しかし、住田町世田米林業菅野稔さん(88)は「町内では伐採後の再造林をやっていない人の方が多いと思う。やらなければ将来資源がなくなり、後継者もいなくなるのだが―」と打ち明ける。/ 再造林が進まない理由は、森林所有者の高齢化や資金難など。県によると、昨年度〔2016年度〕の〔岩手〕県内の人工林の推計伐採面積2千ヘクタールに対し、再造林面積は691ヘクタールにすぎなかった。近年は600ヘクタール前後で推移している。/ 同機構は、同連合会や県木材産業協同組合など8団体で構成。素材生産業者、原木流通業者、製材工場関係者らに1立方メートル当たり10~20円の協力金を募り、基金を造成する。まずは10月~来年3月に1200万円を集める計画だ。」「(2017/06/23)」

▼森林再生へ新組織設立/県内8団体が東北で初〔2017/6/23〕 |岩手日日 http://www.iwanichi.co.jp/ken/25516.html
▽「県森林組合連合会など〔岩手〕県内の林業・木材産業団体は〔6月〕22日、森林所有者の再造林を支援する「県森林再生機構」を設立した。木材の生産や流通、利用などに関わる事業者が将来の森林資源を確保するため協力金を出し合って基金を造成し、再造林経費の助成を行う。森林・林業に関わる幅広い事業者が参画する再造林の取り組みは東北初といい、本県の森林資源の維持、林業の持続的経営の推進などが期待される。」
▽「同日〔6月22日〕は構成団体の代表者ら約20人が出席して盛岡市内で設立総会を開催し、機構の規約などを決定。理事長に県森連の中崎和久代表理事会長、副理事長に県森林整備協同組合の千葉康生代表理事とノースジャパン素材流通協同組合の鈴木信哉理事長を選んだ。/ 県内でも伐採跡地への再造林が進まず、森林資源の将来的な枯渇などに危機感を抱いた関係者が2016年7月から協議を進め、設立にこぎ着けた。森林・林業・木材産業に関わる県内8団体で構成し、県〔岩手県〕がオブザーバーとして参画する。/ 機構は対象原木を扱う出荷者、市場・流通業者、購入者と協定を締結。出荷者と市場・流通業者から1立方メートル当たり20円、製材工場など購入者から同10円を協力金として県内の市場への出荷段階、購入者への販売段階などに徴収する。17年度〔2017年度〕は協力金や寄付金を基に1200万円を目標に基金を造成する。/ 助成金の交付対象は国有林・公有林・機関造林を除く森林所有者で、1ヘクタール当たり10万円を上限に交付し、再造林の確実な実行につなげる。助成は森林整備事業の実施箇所で ▽森林経営計画を作成済みか作成見込み ▽低密度植栽など低コスト施業に取り組んでいること -が条件。助成は基金造成後の18年4月から開始し当面1件当たり年間5ヘクタールを面積の上限とする。/ 機構によると、合板工場、木質バイオマス発電所の稼働などで県産材の需要は年々増加、民有林の素材生産活動が活発化している一方、伐採後の再造林の割合はわずか3割にとどまっている。/ 中崎理事長は「〔岩手〕県内でも再造林が進まず、このままの状況が続くと50年もたてば使える木はなくなってしまうという危機感がある。今後本県の森林の再造林が進み、森林・林業が活性化するようにしたい」と述べた。/ 〔岩手〕県内の再造林面積は16年度実績で691ヘクタール。今後年間200ヘクタール程度の再造林に相当する助成を計画している。一方、県内の民有林で森林経営計画を作成済みの面積は25%で、県などは計画の作成支援なども推進する。」「〔写真:〕県森林再生機構の設立総会。木材の生産や流通、利用に関わる事業者がオール岩手で将来の森林資源の確保に乗り出す」

▼岩手の森林再生へ基金/生産・流通・加工業者が機構〔2017/6/23〕 :日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXLASFB22H1L_S7A620C1L01000/
▽「伐採した後に植栽されていない山林を減らそうと、岩手県内の林業・木材産業団体が〔6月〕22日、「岩手県森林再生機構」を設立した。木材価格の低迷で県内の再造林は3割程度にとどまり、将来、資源が枯渇する恐れがある。同機構は基金を設け、森林所有者に植栽の経費を助成する。木材の生産、流通、加工などに関わる事業者が全県的に連携するのは東北で初めて。」
▽「同機構は県森林組合連合会、県森林整備協同組合ノースジャパン素材流通協同組合県山林種苗協同組合県木材産業協同組合国有林材生産協同組合連合会県水源林造林協議会県チップ協同組合の8団体で構成。/ 同日〔6月22日〕、設立総会を開き、中崎和久・県森林組合連合会会長が理事長に就任した。中崎理事長は「森林が荒れれば、海産物にも悪影響を与える。基金によって豊かな森林を守りたい」と話した。/ 各団体の加盟者は原木1立方メートル当たり10円、20円をそれぞれ拠出する。森林再生基金として積み立て、1ヘクタール当たり10万円以内(1件当たり5ヘクタール以下)を助成する計画だ。助成には通常の8割程度に本数を減らす造林方法や伐採から植栽を連続して行うことなどが条件となっている。/ 今後、加盟者のほか、合板工場や集成材工場、木質バイオマス発電所などの理解・協力を得て、年間約2400万円を積み立て、約200ヘクタールに助成できると想定している。初年度は約1200万円の基金を見込み、2018年4月以降に助成を始める。森林整備では国と県による補助金制度もあり、合わせれば森林所有者の自己負担を大幅に少なくできるという。/ 岩手県は面積の約8割が森林。スギやアカマツ、カラマツなどを植えている。東日本大震災後、再生可能エネルギーが注目され、木質バイオマス発電の燃料としての利用が増えた。15年度の素材生産量は約150万立方メートル。北海道、宮崎県に次いで全国3位となっている。/ 〔岩手〕県の推計によると、人工林は15年度に約2000ヘクタールが伐採されたが、再造林は659ヘクタールで、約33%にとどまる。特に沿岸部では震災後、生活資金の確保や住宅再建のため伐採が急拡大した。釜石地方森林組合の管内では再造林率が約7%と低く、今春、独自の助成制度を始めた。/ 再造林が進まない背景には長期にわたる木材価格の低迷がある。県森林組合連合会によると、安い外国産材が増えたほか、木材を使わないなど建築工法の変化に伴い、森林所有者の収入は1980年のピークに比べ10分の1程度まで減少している。県の試算によると、スギを50年育てて販売し、再造林した場合、森林所有者は1ヘクタール当たり約15万円しか利益が出ない。/ こうした状況が続けば、山林が荒廃して自然災害を誘発するだけでなく、林業や木材産業に携わる事業者が必要とする森林資源が将来枯渇する恐れがある。このため〔岩手〕県は24年度〔2024年度〕に再造林率を約6割まで引き上げることを目標とする指針を策定。県森林組合連合会などは14年度から再造林促進に向けて検討を進めてきた。/ 同様の取り組みは大分県や北海道、宮崎県などで始まっている。東北では宮城県が県森林組合連合会や1部の合板工場などによる仕組みを08年〔2008年〕に導入している。」「2017/6/23 7:00」

 

▼6/26(月) 気仙川・広田湾プロジェクト 森川海と人 国際シンポジウム〔2017/06/22〕 - 陸前高田まちづくり協働センター https://rtmachikyodo.jimdo.com/20170626kokusaisympo/

 

▼「ツキノワグマ出没注意報」〔2017年6月21日〕|NHK 岩手県のニュース - NHKオンライン http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/6044470121.html
NHK盛岡放送局さんのツイート: "【ニュース】岩手県は、クマの目撃情報が先月だけで300件を超え、クマに遭遇する危険性が高くなっているとして、「ツキノワグマの出没に関する注意報」を発表し、注意を呼びかけています。https://t.co/lIHOuUbi6U  #nhkmoriokanews"〔2017年6月21日〕 https://twitter.com/nhk_morioka/status/877480674252304384

▼クマ出没の注意報発令/県、2シーズン連続〔2017/06/22〕|岩手日報 https://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20170622_3
▽「〔岩手〕県は〔6月〕21日、ツキノワグマによる人身被害が増える恐れがあるとして、〔ツキノワグマの〕出没に関する注意報を発令した。発令は2シーズン連続4度目。本年度〔2017年度〕は既に人身被害が9件起きており、住民や関係機関に警戒を強く呼び掛ける。/ 注意報は例年、クマの餌となるブナの実の豊凶予測から、クマの大量出没を予測して3月に発令する。今シーズンはブナの実の状況では大量出没予測の年ではないが、出没状況や人身被害件数が大量出没した年と同程度のため発令した。/ 県は山林に入る際のクマよけ鈴の携帯や複数人での行動、廃棄果樹の管理の徹底などを呼び掛ける。県によると、本年度のクマの出没状況は〔2017年〕5月末時点で467件。/(2017/06/22)」

岩手県 - ツキノワグマの出没に関する注意報について〔2017年6月22日〕 http://www.pref.iwate.jp/shizen/yasei/yaseidoubutsu/022967.html
▽「■ツキノワグマの出没に関する注意報」の発表について/ 〔岩手〕県では、クマに対する注意を喚起し被害の未然防止を図るため、岩手県全域に「ツキノワグマの出没に関する注意報」を発表します(平成29年〔2017年〕6月21日付)。」「今年度の5月の出没件数(341件)は、過去にツキノワグマ(以下「クマ」)の大量出没年となった平成28年度(449件)、平成26年度(383件)に次いで出没が多く、人身被害も9件(9名)発生しています(6/21現在)。/ また、隣県の秋田県では、昨年度に引き続き、クマによる死亡事故が発生(平成29年5月27日)しており、本県においても厳重な注意が必要です。/ 例年、「ツキノワグマの出没に関する注意報」は、クマの餌となるブナの実の豊凶予測から、大量出没が予測される年の3月に発表しています。/ 今年度は大量出没が予測されている年ではありませんが、近年のクマの出没傾向をみるとクマの出没は5月~8月にかけて多いことから、今後も山林内はもとより、人里周辺においても出没が多く見込まれ、人身被害の増加が危惧されます。/ このため、県民の皆さまに、より一層の注意喚起を行い、被害防止対策について周知する必要があることから、県内全域に「ツキノワグマの出没に関する注意報」を発表します。/ 〔※略〕」