2017年5月中旬:住田町に関する記事

▽2017年(平成29年)5月中旬の岩手県気仙郡住田町(すみたちょう)に関する記事クリップ。日付の降順。
▽「〔 〕」部分は補記。人名や電話番号などの一部に、念のためマスクを施した。機種依存文字(環境依存文字)はできるかぎり置き換えた。

▼2017年5月下旬:住田町に関する記事 - atimus's blog http://atimus.hatenablog.jp/entry/2017/05/21/000000
▼2017年5月上旬:住田町に関する記事 - atimus's blog http://atimus.hatenablog.jp/entry/2017/05/01/000000

 

2017年5月20日(土)

 

▼Web東海新報|視点/住田町「地域おこし協力隊員」が生きる取り組み〔2017年05月20日〕 https://tohkaishimpo.com/2017/05/20/160494/
▽「■“柔軟さ”多彩に活用/地元住民と合同会社設立の動きも/ 住田町が、町内5地区に配置している地域おこし協力隊員。地区に根ざした活動に取り組むだけでなく、合同会社の設立や、住田全体の活気につながる活動に参画する動きが出始めている。住田町では年間100人のペースで人口減少が進み、若い人材の確保が急務。都市部での勤務経験を持つ30歳前後の協力隊員が、地域振興をけん引する役割としてさらに輝きを見せるか注目される。(佐藤 壮)」
▽「地域おこし協力隊とは、都市部から生活拠点を移した人を各地方自治体が1〜3年の期間で採用。地場産品の開発・販売、農林水産業への従事、住民の生活支援などを業務としながら、地域への定住・定着を図る。総務省の制度で、〔岩手〕県内各市町村で導入が広がる。/ 住田町の人口は4月末で5739人で、県内の町の中では最も少ない。豊富な地域資源を誇る一方、急速な人口減少や高齢化により、地域・地区ごとの住民活動維持にも難しさが生じている。/ こうした中、町は地域主体のまちづくり推進に向け「小さな拠点づくり」に着手。住民自治につながる集落生産・交流活動を支える協働の仕組みを目指す。町はその推進役として、協力隊員の採用を進めた。/ 採用では都市圏に居住し、採用後に住田町に住民票を移せることなどを条件とした。本年度から世田米、大股、下有住、上有住、五葉の5地区すべてに町外出身者の協力隊員が配置された。/ ◇」
▽「先月末〔2017年4月末〕で人口333人と、町内5地区の中で最も少ない五葉地区には昨年〔2016年〕12月、菊池顕さん(30)が着任。釜石市生まれで、8年前から盛岡市に百貨店を構える(株)川徳に勤務し、主に食品分野を担当してきた。バイヤーや物産展運営などで培った経験を生かした働きが期待されている。/ 菊池さんは観光資源プランナーとして、地区内の観光資源や食品分野での企画・開発、地域振興の推進といった役割を担う。五葉山火縄銃鉄砲隊にも入り、現在は鉄砲隊特製「ドン菓子」の実演販売に向けた検討を重ねている。/ さらに、合同会社「HUB(ハブ)」の設立を目指している。農業を営む佐藤道太さん(32)=下有住=と、町観光協会事務局の佐々木康行さん(40)=世田米=と手を組み、町の地域活性化につながる商品開発や販売、イベント実施を見据える。/ 協力隊員は、任期中に副業が可能。菊池さんは「任期後に定着して仕事をすることを考えると、準備として副業ができるのは重要。自分は小売業が長く、商品を売る出口側の人間だった。以前から、生産者と一緒に何かやりたいとは考えていた」と話す。/ 佐藤さんは、町内の遊休農地を借りるなどして稲作6・5ヘクタール、畑作1ヘクタールを手がけ、首都圏の飲食店関係者らと独自のつながりを持つ。「地産地消は、ある程度大きな規模の自治体でないと厳しい。地元外で売られ、そのメリットが地元にフィードバックしていく流れも重要」と、販路開拓を見据える。/ 佐々木さんは6年前から住田の観光物産振興に携わり、菊池さんにはない住田での人脈や情報を持つ。「地域のおばあちゃんが地道につくってきた逸品を生かして新しい形で広げるとか、規模が小さい市場にも目を向けながら活動できれば」と語る。/ ◇」
▽「一方、住民の半数超が暮らす世田米地区平成28年度〔2016年度〕から配置されている植田敦代さん(31)=花巻市出身=は、24年度〔2012年度〕からいわて復興応援隊の一員として住田に入った。協力隊員に加え、現在はNPO法人・wizの理事、一般社団法人・SUMICAの副代表理事としても活動している。/ SUMICAは、昨年〔2016年〕から利用が始まった住民交流拠点施設「まち家世田米駅」の指定管理者。古民家の雰囲気を生かした中でのレストラン営業や多彩なイベントで町外からも関心を集め、運営1年目は町の予想を上回る約2万人の来訪者があった。/ 「どの団体も『住田町が元気になること』『住んでいる方々が町を誇りに思えること』を生み出すために動いており、立場を区切って活動している意識はない。自由にやれる体制や、さまざまなことに挑戦しやすい雰囲気をつくってくれているのは大きい」と語る植田さん。活動に対する行政側の支援体制にも信頼を置く。/ 「住田のためになりたい」と、都市部から飛び込んできた若者たち。意欲を尊重するだけでなく、町や住民側には各協力隊員が持つ知識や経験を積極的に活用していく姿勢が欠かせない。持続可能な地域づくりに向け、受け身にならない「自主性」が問われているともいえる。」「▲ 合同会社設立を見据える(左から)菊池〔顕〕さん、佐藤〔道太〕さん、佐々木〔康行〕さん=下有住」「平成29年5月20日付 1面」

▽参考:
NPO法人wiz|若手のネットワークで、岩手を盛り上げる! http://npowiz.org/

一般社団法人SUMICA | 法人番号情報(法人番号 5400005007565)| ROBINS https://robins.jipdec.or.jp/robins/reference_DetailAction.do?robinsKey=01136418424400

 

▼<青葉まつり>武者隊きりり あす本まつり〔2017年05月20日〕 | 河北新報オンラインニュース http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201705/20170520_13050.html
▽「◎時代絵巻/宇和島伊達家が参陣/ 総勢約5000人による時代絵巻巡行は、伊達政宗生誕450年を祝う先導隊が先頭を飾る。先導隊は選抜祭連「伊達の舞」、模型のサン・ファン・バウティスタ号、愛姫を乗せた山車などで構成。山鉾巡行が続き、仙台に伊達文化の礎を築いた藩祖の功績をたたえる。/ 伊達家18代当主の泰宗氏は政宗と同じ三日月の前立てかぶと、漆黒のよろい姿で登場。戦国家臣団、武者隊、鉄砲隊を従える。/ 愛媛県宇和島市宇和島伊達家13代当主の宗信氏は初めての参陣となる。政宗の長男で宇和島藩祖となった秀宗(1591〜1658年)にならい、くわ形前立てのかぶと、紫糸縅(おどし)の具足を身に着ける。泰宗氏に続いて騎馬でさっそうと練り歩く。/ 〔※略〕」
▽「◎弓術演武/よみがえる「戦闘型」/ 伊達家に伝わる伝統弓術「日置(へき)流印西(いんさい)派弓術」が、初登場する。相手を取り囲みながら少しずつ距離を詰めていく戦闘型の弓術で、現在の弓道とは異なるスタイル。現代によみがえる豪壮な伊達文化を楽しめる。/ 東北学院大工学部弓道部OB会紅葉( もみじ )会を母体とする弓術研究会が継承している。同会の12人が出演し、甲冑(かっちゅう)や刀を装着して「要前甲冑射術」を演武する。東二番丁小グラウンドで午後0時20分から。/ 恒例の火縄銃演武は会場が一つ増え、定禅寺通の2カ所である。国分町通交差点(正午から)では岩手県住田町五葉山火縄銃鉄砲隊、一番町交差点(午後0時半から)では栗原市の花山鉄砲組と白石市の片倉鉄砲隊が、それぞれ伝統の射法を披露する。」

 

2017年5月19日(金)

 

▼Web東海新報|森・川・海を総合的に調査、小松正之氏が現地事務所開設/陸前高田〔2017年5月19日〕 https://tohkaishimpo.com/2017/05/19/160337/
▽「一般社団法人生態系総合研究所代表理事東京財団上席研究員で、陸前高田市広田町出身の小松正之氏(63)がこのほど、同市気仙町の「にじのライブラリー」内に現地事務所を開設した。小松氏はおおむね月1回ペースで滞在し、五葉山気仙川水系から広田湾にかけての総合的調査にあたる。来月〔2017年6月〕には生態系総合研究所として、気仙3市町で森・川・海に関する国際シンポジウムも開催。それぞれが切り離せない関係にあることや、第一次産業の衰退とのかかわり、自然環境を生かした防災などについて考える機会を提供する。」
▽「■来月、3市町でシンポ開催/ 小松〔正之〕氏は昭和28年〔1953年〕生まれ。東北大学卒、イェール大学経営大学院修了。農林水産省入省後、漁業交渉官や漁場資源課長、独立行政法人水産総合研究センター理事を歴任したほか、国際捕鯨委員会の日本代表代理を務めた経験があるなど、地域政策および漁場や河川に造詣が深い。/ 平成27年〔2015年〕からは日本財団の支援を受け、「気仙川・広田湾プロジェクト」として、年8回の現地調査を実施。気仙川水系(気仙川本流上流、大股川、矢作川)と広田湾の生態系、五葉山と種山ヶ原の森林地域で、近年どんな現象が起きているかといったことを総合的に調べている。/ これまでも、気仙地方における放置針葉樹の多さがもたらす問題点を指摘してきた小松氏。山の木々や農地の土壌は川と海にも影響をおよぼすとし、「漁業、農業、林業を一体的に考えるべき」と訴える。/ 陸前高田での事務所開設は、継続的な調査によって基本情報を蓄積することが主な狙い。/ 大雨での水害発生や、流下水量の減少、漁獲量の減少などの背景に、森・川・海が深くかかわっていることを、気仙地域の人々へ伝えていきたいという。/ 〔2017年〕6月24日(土)~26日(月)には、住田町、大船渡市、陸前高田市でそれぞれ、気仙川・広田湾プロジェクトに関するイベントを開催。/ 沿岸地域の生態系研究において世界最先端の研究機関である、スミソニアン環境研究所(アメリカ)のタック・ハイネス所長を招き、住田町では住民との対話集会を、両市ではそれぞれテーマが異なるシンポジウムを開く。/ 小松氏は「『サケの回帰量が減っている』など、日ごろ実感していることが、調査によって理論的に裏付けられてきている。森と川と海の調査はいろんな地域で行われているが、一つの水系を丁寧に追ってまとめているのは、世界でもおそらくこのプロジェクトだけなのでは。ハイネス氏からもアドバイスをもらい、さらに調査を充実させていきたい」と意欲をみせる。/ さらに、現地事務所では地域からの“協力者”も募る。「『○○にシラウオがいた』とか、『川の汚れが前よりひどくなっている』など、ささいなことでもいい。山や川、海に関して気づいたこと、気になることがあれば教えてもらいたい。『昔の川はこんなふうだった』というように、写真なども提供してもらうのもありがたい」と小松氏。周囲の小さな変化から自然と人との関係を把握し、地域に役立つ知見を広げていきたいとしている。/ 調査に関する情報提供や問い合わせなどは、現地事務所の榊原さん(TEL 〔0192・〕55・3203、メール imaizumi-kitanojinjya@******.**.** )まで。」「▲ 生態系総合研究所の小松氏(左から2人目)が、地元である陸前高田に調査拠点を開設=気仙町」「平成29年5月19日付 7面」

▽参考:
一般社団法人 生態系工学研究会 http://races.jp/
東京財団 https://www.tkfd.or.jp/

Facebook:にじのライブラリー - ホーム https://www.facebook.com/rikuzentakata.niji/

Twitter:小松正之(@romakomatsu)さん | Twitter https://twitter.com/romakomatsu
Facebook:小松 正之 https://www.facebook.com/masayuki.komatsu.1238
▼小松正之 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%9D%BE%E6%AD%A3%E4%B9%8B
▼小松正之『日本人とは何か』第23回 三陸海岸の広田湾と米チェサピーク湾(その1)〔2017年5月9日〕|保険のカワシマ http://www.ykawashima.co.jp/ntn/ntn023.html

 

▼住田町で初ライブです♪〔2017/05/19〕 | Eiko Hamamori.com http://www.eikohamamori.com/960/
▽「■音楽を届けたい理由は沢山ある Kesen girls/ そんな彼女たちの想い 聴いてみませんか? 気仙の音楽の力を。/ Date 2017.5.21 (Sun)/ Open 14:00-16:45/ Place 音蔵 SUMITA Clutch(泉田家弐番蔵)/ ■濱守栄子、雪音(ゆきね)、束(束)/ 大船渡市、陸前高田市、住田町、この三都市の総称、気仙(けせん)。この3つの町のアーティスト、場所で構成。そして、女性シンガーのみの限定。それが「kesen girls」」
▽「女性アーティスト限定のイベント。(お客様はもちろん男性も可能です)/ 私〔濱守栄子〕はトリなので16時前後を予定しております。是非、いらっしゃってくださいませ。/ ****/ 【開催場所】・音蔵 Sumita Clutch〔住田町世田米〕(Google地図 https://goo.gl/maps/AbgyfMvWCnp )/ 【チケット料金】前売り、当日共 ¥1000(枚数制限あり)/ 【その他】・飲食販売はありません。/・各アーティスト物販販売あり。/・駐車場あり。(当日、駐車場係が案内します)/ 【問い合わせ先】 ●音蔵事務局 sumita_negura[@]****.**.jp(音蔵事務局) ※迷惑メール防止のため[@]としておりますので、[ ]は削除して送信してください。/ ●ばやしくん連絡先 bayashikuntv[@]****.*** ※迷惑メール防止のため[@]としておりますので、[ ]は削除して送信してください。」

▼濱守栄子@【遠い空の上で…】よろしく♪さんのツイート: "住田町で初ライブです♪ https://t.co/HLFvKUph7d https://t.co/jjYEWEcor7" https://twitter.com/hama56/status/865232356126412801

▽参考:
Facebookイベント:Kesen girls(公開版)〔2017/05/21開催〕 https://www.facebook.com/events/1722994604396006/?acontext=%7B%22ref%22%3A%223%22%2C%22ref_newsfeed_story_type%22%3A%22regular%22%2C%22feed_story_type%22%3A%2217%22%2C%22action_history%22%3A%22null%22%7D

 

▼すみっこの部屋〔2017/05/19〕 https://www.facebook.com/sumita.character/photos/a.219510328210265.1073741829.219259521568679/734715823356377/?type=3&theater
▽「お〜世田米小学校のマーチングバンド!? ダンツグ♪ダンツグ♪鳴らしながら大運動会のお知らせだなぁ!! 今週の土曜日だば世田米も有住もどっちも小学校は大運動会だ! 住田の童さど頑張れよ〜!」

 

2017年5月18日(木)

 

▼Web東海新報|2017住田町長選/告示2カ月前、新人決戦行方いかに〔2017年5月18日〕 https://tohkaishimpo.com/2017/05/18/160231/
▽「〔2017年〕7月18日(火)の住田町長選町議補選告示日まで、残り2カ月となった。町長選では現在、新人2人が立候補を表明し、8年ぶりの競争選となる公算。両新人の後援会では地域回りを本格化させ、まずは有権者との対話を重視しながら支持拡大を図っている。ただ、現時点では争点や政策の違いが見えにくく、有権者側には静観ムードがただよい、流動要素が多い中での前哨戦が続いている。」
▽「■前哨戦本格化へ/ 町長選は、〔2017年〕8月4日(金)の任期満了に伴うもの。町選管〔住田町選挙管理委員会〕では、町長選・町議補選日程を「〔2017年〕7月18日(火)告示、23日(日)投開票」と決めた。/ 投開票日は、昨夏の参議院選挙と同じ町内17カ所に投票所を設け、投票時間は午前7時〜午後6時とする計画。告示に先立ち、6月下旬に立候補説明会が行われる見込み。/ 現段階で出馬を表明しているのは、表明順に新人で会社役員の神田謙一氏(58)=下有住=と、同じく新人で農業の水野英哉氏(61)=上有住=の2人。ともに無所属で出馬する。水野氏は元町議で、先月末〔4月末〕で辞職。欠員1人が生じたため、町議補選も行われる。」
▽「神田〔謙一〕氏は昨年〔2016年〕12月に表明。住田町農協での家畜診療所勤務などを経て、現在は住田フーズ(株)常務取締役を務める。「住民目線を大切に『医・食・住』をベースに取り組む」を掲げ、医療や農業・畜産施策の推進、環境や自然保護、防災面の充実に意欲を見せる。/ 今年〔2017年〕1月に後援会「神田謙一と明日の住田を創る会」(泉金一会長)が発足。これまで組織固めや地域回りを進めてきたが、神田氏は選挙初挑戦とあって陣営内からも「畜産分野以外での知名度はまだまだ低い」といった声が聞かれる。/ 神田氏は「表明時から、生活の基盤となる分野の充実を強調してきた。私自身の人となりを分かっていただき、政治姿勢を正直に訴えていきたい」と、今後の後援会活動を見据える。」
▽「水野〔英哉〕氏は〔2017年〕4月に表明。住田町森林組合職員などを経て、平成11年〔1999年〕の町議会議員選挙で〔住田町議員に〕初当選。5期連続当選を果たし、3期目に副議長、4期目には20代目となる議長を務めた。/ 町議時代は後援会「水野ひでやファンクラブ」(松田久義会長)が支え、現在は世田米や下有住など地元外の支援を充実させながら組織・役員体制の一新を進める。集落営農や農林業政策の推進、障害者や高齢者にやさしい町づくりなどを基本政策に掲げる。/ 後援会活動の地域回りは、すでに町内を一巡。手ごたえがある半面、神田氏側の先行も感じ取り「今は追い上げる立場」とする。水野氏は「これまでの地域活動や、議員、議長の経験を生かした町政運営への理解を広げたい」と語る。/ 両新人とも、有権者の半数を占める世田米地区在住ではないため、後援会活動では浮動票が多いとみる同地区への支持拡大を重視。ただ、両陣営からは「選挙への関心はまだ低い」との声も聞かれ、手さぐりの中での前哨戦が続く。/ 一部町民には「第3の候補」に注目する向きはあるが、動きは見られない。町長選と同時日程で行われる町議補選にも関心が高まりつつあるが、名乗りを上げた者はいない。」
▽「住田町は、昭和30年〔1955年〕に3町村が合併して誕生。町長選は今回で17回目となる。現職で4期目の多田欣一町長(72)=世田米=は、昨年〔2016年〕の町議会12月定例会で勇退を表明。新リーダー選出は16年ぶりで、選挙戦となれば前々回選の21年以来8年ぶりとなる。/ さらに新人同士の争いとなると、4人が立候補した昭和30年〔1955年〕の第1回のみ。過去に前例がない構図での戦いが見込まれる。/ 町長選、町議補選としては、今回初めて18、19歳の有権者も投票が可能となる。5月2日現在、同町の有権者数は5116人(男2490人、女2626人)で、前回選告示前日と比べて268人少ない。地区別、投票所別の有権者数は別表の通り。」「平成29年5月18日付 1面」

 

2017年5月17日(水)

 

▼ケセンロックフェスの安全祈願/住田で実行委〔2017/05/17〕|岩手日報 https://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20170517_11
▽「住田町世田米の種山ケ原イベント広場で7月15、16の両日開催されるケセンロックフェスティバルの実行委(村上健也委員長)は17日、現地で安全祈願祭を行った。全国から注目を集める夏の祭典を成功させようと気持ちを新たにした。/ 実行委のメンバー9人が神事で、ステージ設営などの会場準備や当日の安全な運営を祈った。村上委員長(49)は「恒例行事に成長し全国から多くの客に来てもらえる。事故のないよう万全を期して迎えたい」と力を込めた。/ 同会場での開催は今年で8回目。東日本大震災の2011年は断念したが、過去の出演バンドが東京で支援イベントを開き、12年に「復活」した。大船渡市、陸前高田市、住田町の若手有志を中心に実行委を組織している。/ 15、16日の入場券は残りわずか。2日間通しの入場券は完売。詳しくはホームページへ。/ 【写真=神事を行いケセンロックフェスティバルの安全を祈願する実行委メンバー】/ (2017/05/17)」

 

2017年5月16日(火)

 

▼タケノコに恵みの雨/住田で収穫作業〔2017/05/16〕|岩手日報 https://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20170516_P
▽「〔5月〕15日の〔岩手〕県内は寒気を伴った気圧の谷の影響で曇りや雨となった。住田町の竹林では、モウソウチクのタケノコが地中から次々に顔を出している。/ 同町世田米の農業佐藤啓一さん(79)は1週間ほど前から自宅裏山で収穫を始めた。大きいもので長さ約50センチ。同日は雨の中、妻の加代子さん(77)が唐鍬(とうが)と呼ばれるくわを振るうと、タケノコは「パカッ」と快音を発した。/ 加代子さんは「タケノコは近所や家族に配る。5月いっぱいは収穫できそう」と精を出した。/ 【写真=雨の中、タケノコ収穫に精を出す佐藤加代子さん=〔5月〕15日、住田町世田米】/ (2017/05/16)」

 

▼佐々木〔2017/05/16〕 https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1351806874907535&set=a.103062383115330.8414.100002347060871&type=3&theater
▽「第2回住田町観光プラットフォーム開会しました。住田町に必要とされる観光物産館とは何なのか? 岩手県産業創造アドバイザーの大滝克美先生にご講演を頂いております。」

▽参考:
岩手県 - 平成29年度岩手県産業創造アドバイザーについて〔2017年4月17日〕 http://www.pref.iwate.jp/sangyoushinkou/shoku/024956.html
Facebook:大滝 克美 https://www.facebook.com/katsumi.ootaki

 

2017年5月15日(月)

 

▼FMねまらいん〔2017/05/15〕 https://www.facebook.com/Radioofunato/posts/1338988229488153
▽「【りすた☆気仙】 先月〔4月〕29日より「洞くつカレー」が販売スタートしました。住田町上有住の観光名所 滝観洞食堂の新メニューです。/ 雑穀米を洞窟に見立て、具材のジャガイモ・ニンジンをこうもりの形にしたカレー。しかも洞窟の中をスプーンで崩すと・・・・ ありすポークを煮込んだブロック状のお肉が登場!/ 味はもちろんですが、目で見ても楽しめる滝観洞の新たな名物になりそうです☆/ 試作のお話しや、滝観洞周辺のお話しを職員の高橋サチ子さん堀内忠洋(ただひろ)さんへお伺しました。ぜひお聞き下さい!【こず】」
▽「≪放送スケジュール≫ ・5月15日(月)15:00〜15:30頃/・5月17日(水)15:00〜15:30頃(再放送)/・5月19日(金)15:00〜15:30頃(再放送)/・5月21日(日)10:30〜11:00頃(再放送)」

▽参考:
▼滝観洞、住田町の観光地-トップページ http://rokando.sumita-gayagaya.com/
Facebook:滝観洞 https://www.facebook.com/roukando/
Facebook:滝観洞観光センター https://www.facebook.com/%E6%BB%9D%E8%A6%B3%E6%B4%9E%E8%A6%B3%E5%85%89%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC-357720927671275/

 

2017年5月14日(日)

 

▼Web東海新報里山の恵み 気軽に収穫を、観光ワラビ園始まる/住田町(動画、別写真あり) https://tohkaishimpo.com/2017/05/14/159728/
▽「住田町すみた里山を守る会(紺野昭二会長)は〔5月〕13日、下有住字奥新切の蕨峠町有地に設けた「観光ワラビ園」の開放を始めた。比較的歩きやすい里山の丘陵地約2ヘクタールには、先月の山焼きで成長が促され、雨の滴でみずみずしさが引き立ったワラビたちが一面に広がる。開放は〔5月〕21日(日)まで行われる。」
▽「■下有住・蕨峠で21日まで/ 守る会は、里山地域の有効活用と環境整備を図ろうと、伝統的な山焼き手法の取得と継承を目指す団体。平成20年〔2008年〕に結成した。山菜栽培も振興しており、蕨峠町有地の一部を実証区域に山焼きワラビ発生状況調査などに取り組んでいる。/ 観光ワラビ園は、一般開放の一環で22年〔2010年〕に始まった。今年〔2017年〕は4月11日に山焼きを実施し、安全に歩ける丘陵地に新たな草花や山菜が芽吹きやすい環境を整えた。今年は2度の週末を含むなど、昨年よりも開設日を多く設けている。/ 初日〔5月13日〕はあいにくの降雨となったが、午前9時ごろには町外から訪れた10人ほどが、ビニール袋などを手にしながら丘陵地に入った。白い霧が広がる中で、収穫を楽しむ人々の歓声と「ポキッ、ポキッ」と摘み取る音が広がった。/ 陸前高田市高田町から訪れた石川守男さん(81)は「昨年に続いて参加した。天候が心配だったけど歩きやすく、雨にも負けずに来て良かった。何より、ワラビを取る楽しさがいいね」と話し、笑顔を見せた。/ 同会では鶏糞をまくなど、山焼き以外にもワラビが芽吹きやすい環境を整えてきた。/ 紺野会長(72)は「今年は里では雪が少なかったが、蕨峠周辺は例年以上の積雪だった。その分、ワラビの発育が遅れ、4月の霜の影響を受けなかったことで、いつもよりも状態は良い。多くの人々に楽しんでほしい」と、今後のにぎわいに期待を込める。/ 今後の開放日は〔5月〕14(日)、16(火)、18(木)、20(土)、21(日)の各日。体験時間は午前9時〜正午。15(月)、17(水)、19(金)の各日は休園とし、成長を促す。参加料は1000円で、2キロまで取り放題とし、超えた分は追加徴収する。/ 事前申し込みを受け付けるが、当日参加も可能。申し込み、問い合わせは同会事務局(町農政課内TEL〔0192・〕46・3861 内線235)へ。」「▲ 丘陵地に広がるワラビ=下有住」「平成29年5月14日付 7面」

▽参考:
→▼Web東海新報里山の恵みへ 広がる赤い炎、下有住・蕨峠で山焼き/住田町〔2017年4月12日〕 https://tohkaishimpo.com/2017/04/12/155840/

 

▼日本クッブ協会 Japan Kubb Association | Facebook〔2017/05/14〕 https://ja-jp.facebook.com/permalink.php?story_fbid=545348225589249&id=334754253315315
▽「<杣遊カップクッブ大会のお知らせ> クッブシーズン真っ盛り! 岩手県住田町クッブ大会が開催されます。ぜひご参加ください。杣遊カップ〔杣遊会カップ?〕の「杣」とは木こりのことです。木の町、住田町ならでわのネーミングですね!/ 日時:5月28日(日)9時〜15時/ 会場:岩手県気仙郡住田町 住田町運動公園野球場/ 申込:岩手県クッブ協会事務局(住田町教育委員会内) 0192-46-3863 FAX 0192-46-3515/ ・締め切り5月19日(金) ※詳しくは添付の案内をご覧ください。」

 

▼すみっこの部屋〔2017/05/14〕 https://www.facebook.com/sumita.character/photos/a.219510328210265.1073741829.219259521568679/732495213578438/?type=3&theater
▽「住田町小府金にあるローソンさんですみっこマルシェやってっぞ! 鶏はらみや山菜、お菓子、宝石とり体験など(☆∀☆) みんな遊びに来でけろ〜♪」

 

▼猪花〔2017/05/14〕 https://www.facebook.com/permalink.php?id=100002249185442&story_fbid=1370345986383694
▽「〔※略〕/ 27-30日に還暦前旅行に出かけます。有志の斎藤さんに何とか船を出してもらって、宮城県気仙沼市小泉小浜地区の海岸付近を海から津波の爪痕を眺めさせて頂きたい。/ もうひとつ日本一の林業を目指す岩手県住田町林業展開を視察させて頂きます。あまり問題意識をもたずぶらっと旅もいいのですが、伐採から建築材に向けての流れなど見させて頂いて、杉・桧が邪魔物ではなく、建築材としてきちんと用途が定まるような流れが付くような展開に向けての参考にさせて頂きたいと思います。/ 広島に到着の日が還暦となる還暦前旅行という感じになります。」

 

2017年5月13日(土)

 

▼Web東海新報|種山にはまだサクラ、“下界”とは異なる光景/住田町(別写真あり)〔2017年5月13日〕 https://tohkaishimpo.com/2017/05/13/159578/
▽「気仙3市町の低地部ではすでに「葉桜」となったサクラ。一方で、住田町世田米の道の駅・種山ケ原ぽらん付近にある木々はまだ花を咲かせ、“下界”とは異なる春本番の光景が広がる。/ 気仙両市ではサクラの満開時期はとうに過ぎ、鮮やかな新緑が広がりつつある。しかし、国道397号沿いを奥州市方向に進み、住田町の大股地区公民館を過ぎると、花を咲かせているサクラがちらほらと目に入る。/ 同市境にあり、遊林ランド種山などにつながる交差点付近には、3本のサクラが並ぶ。〔5月〕12日は曇り空に覆われたが、日差しが差し込む時間帯もあり、薄紅色の花びらが美しく映えた。/ 盛岡地方気象台の観測によると、住田の最高気温は17・6度(平年比1・2度低め)。ただ、最高気温を観測したのは午前9時台で、日中は15度前後が続くなど、ヒンヤリとした空気が広がった。/ ぽらん周辺は、タンポポによる“黄色のじゅうたん”でも来訪者に癒やしをもたらす。駐車場ではスイセンもまだ咲いており、市街地から訪れると季節が逆戻りしたような感も抱く。/ ぽらんの関係者によると「毎年、市街地よりも1カ月近く遅れて咲くような感じ。種山は寒いせいか、開花時期が長いような気がする」と話す。この日は来訪者が屋外のベンチに座り、軽食を味わいながらじっくりと眺める光景も見られた。/ 4月下旬~5月上旬の大型連休中は好天が続き、各地のイベントの集客やにぎわいを後押しした。中旬以降も、気仙では運動会などの屋外行事が控えるとあって、毎週末の天気が気になるところ。/ 〔5月〕13日は前線を伴った低気圧が本州南岸を進むため降雨が予想され、14日も「くもり時々雨」の予報となっている。」「▲ まだ花を咲かせている道の駅前のサクラ=住田町」「平成29年5月13日付 7面」

 

▼Web東海新報|「小さな拠点づくり」始動、困りごと解決へ新組織/住田町〔2017年5月13日〕 https://tohkaishimpo.com/2017/05/13/159625/
▽「住田町による本年度〔2017年度〕の新規事業小さな拠点づくり」の取り組みが、地区ごとに動き出している。世田米、大股、下有住、上有住、五葉の各地区で住民が主体的に地域協働組織を立ち上げ、困りごと解決や活気につながる活動を展開。町は地域交付金として、各地区に年間80万円を支給する。用途に制限は設けず、次年度への繰り越しを可能とするなど、自主性を尊重。持続可能な地域社会づくりにつながるか、取り組みの行方が注目される。」
▽「■住民主体の活動を支援/5地区に地域交付金/ 町内人口は〔2017年〕4月末現在、5700人余りで、年間100人程度のペースで減少し、高齢化も進行。地域の担い手の減少や、生活を営むうえでの困りごとの増加が懸念される。担い手となる住民にとっては、さまざまな地域活動をかけ持ちするなど「負担感の増加」も課題になりつつある。/ こうした中、町は「小さな拠点づくり」を進めることで、本来の住民自治の再興を描く。「小さな町でなければできないこと。小さい町だからできること」の実現を目指す。/ 各地域によって困りごとや課題は異なる中、住民にとって身近な組織が解決することで「暮らし満足度」の向上を図る。その役割を、地区ごとに動き出す地域協働組織が担うとしている。」
▽「下有住地区公民館(金野純一館長)では〔5月〕10日夜、組織発足に向けた意見交換会が開かれた。住民ら約20人が出席し、金野館長は「まずは活動の受け皿をつくらなくては」などとあいさつした。/ 引き続き、町企画財政課の担当職員が、施策の概要を説明。地域協働組織は、各地区に配置されている地域おこし協力隊や集落支援員と連携。行政に加え、町内で活動しているNPO団体からも、運営面などでサポートを受ける。組織は、住民だれもが構成員になることができ、地域の身近な分野で役立つ活動を進める。/ 出席した住民からは「80万円ならば、農道の補修など、一つの事業で終わってしまうのでは」との声も。これに対し町側では、各組織の自主性を尊重する考えを示した一方、買い物に困っている住民を支援するなど、これまでなかなか地域団体や行政の支援が届きにくかった分野への予算活用に期待を寄せた。/ 町は、この事業を少なくとも平成31年度までは続ける計画で、年度内で使い切らなかった予算を次年度に繰り越すこともできる。32年度以降に関して、町側は「いい取り組みと総括できれば、ずっと続けていきたいと考えている」と答えた。/ 住民からはこのほか、地区公民館に隣接する場所に消防屯所を建設していくべきとの意見も。防災面など、町主導によるハード面での「拠点づくり」も推進すべきとの声が複数寄せられた。/ 下有住地区では、6月上旬までに組織を立ち上げる計画。町の地域交付金と合わせ、県による「いわて農業農村活性化推進ビジョン」(補助上限75万円、事業費の2分の1に補助)も活用し、活動に厚みを持たせることにしている。/ 地域協働組織の発足や地域交付金支給に向けた動きでは、〔5月〕12日までに上有住地区計画推進協議会(村上薫会長)が町に対して申請を行った。同協議会ではこれまでも「八日町市日」の開催など、地域に根ざした活動を展開してきた。/ 村上会長は「地区計画の中でこれまでやってきた事業に加え、みんなが楽しく参加できる取り組みや、地域の困りごと解決に生かしたい」と話す。町は今後も、各地区での意見交換会などに出向き、制度理解を図りながら有効活用を後押しすることにしている。」「▲ 新組織発足に向けた意見交換会=下有住地区公民館」「▲町が掲げる取り組みのイメージ図」「平成29年5月13日付 1面」

 

▼協力隊第3話 山菜って食べたことなかったけど〔2017/05/13〕 - 下町のえんぴつやさん http://takenoco-saeko.hatenablog.com/entry/2017/05/13/140504

 

2017年5月12日(金)

 

▼Web東海新報|好天がイベント活況呼ぶ、両市の商業施設オープンも/気仙のゴールデンウイーク〔2017年5月12日〕 https://tohkaishimpo.com/2017/05/12/159473/
▼Web東海新報|好天がイベント活況呼ぶ、両市の商業施設オープンも/気仙のゴールデンウイーク〔2017年5月12日〕 https://tohkaishimpo.com/2017/05/12/159473/
▽「先月〔4月〕29日の『昭和の日』に始まり、今月〔5月〕7日まで最大9連休となった今年のゴールデンウイーク。大船渡と陸前高田両市ではそれぞれ、中心市街地の中核を担う新しい商業施設がオープンし、にぎわいを生んだ。期間中は、29日午後と6日に雨が降った以外、ほぼ毎日のように青空が広がり、各地のイベントの集客を後押し。家族連れの帰省者や復興に関心を寄せる観光客らが、気候の良い初夏の気仙を満喫した。/ ■まちびらきや観光まつり盛況/大船渡市/ 〔※略〕/ ■待望の施設開業でまちなかにぎわう/陸前高田市/ 〔※略〕」
▽「■種山、滝観洞はともに昨年超え/住田町/ 住田町内の観光施設では、大型連休に合わせてイベントを組み、食にちなんだ企画を充実させるなどして誘客。好天と曜日の配列が後押しし、昨年を上回る人出となった。/ 道の駅種山ケ原ぽらんでは、4月29日に「感謝祭」、5月3〜5日には「春の種山まつり」を開催し、旬の山菜を並べた屋外販売などで行楽客を迎えた。29日は昼過ぎから雨となったが、ほぼ前年並みだった。/ 施設を運営する住田観光開発(株)によると、29日〜7日までの入り込み数は、昨年を1458人上回る1万248人。同社では「6、7日が週末で長期連休を取りやすい人もあったと思われ、連休後半まで増加傾向が続いた」と分析する。/ 最も多かったのは5日で1815人。4日も1755人が訪れたほか、連休最終日の7日も1000人を超えた。/ 上有住の滝観洞は、同社調べによる9日間の来訪者は1470人と、昨年を360人上回った。とくに「滝に鯉(恋)まつり」期間中の4、5の両日は、いずれも400人を超えた。/ 入洞だけでなく、食堂では「洞くつカレー」の提供を始め、好評を博した。名物の滝流しそばコーナーにもにぎわいが生まれたほか、子どもたち向けの渓流釣りも人気を集めた。/ 世田米商店街では4月29日、古民家を生かした住民交流拠点施設・まち家世田米駅で1周年記念イベントが開催された。屋外で昼食を楽しむ企画が組まれ、降雨がなかった時間帯には多くの来訪があり、節目を祝った。/ 種山では大型連休とカタクリの見ごろが重なり、自然散策に訪れた人々を喜ばせた。連休最後の7日に行われた「春の八日町市日」は、気仙両市からの買物客も多く、例年以上の活気に包まれた。」「〔写真:〕多くの来訪者でにぎわいに包まれた滝観洞=上有住」「平成29年5月12日付 1面」

 

2017年5月11日(木)

 

▼Web東海新報|いまだ983戸が生活、撤去済みは991戸に/気仙の応急仮設住宅〔2017年5月11日〕 https://tohkaishimpo.com/2017/05/11/159353/
▽「東日本大震災の発生から、きょうで6年2カ月。大津波で気仙両市は甚大な被害を受け、住田町を含む各地域に応急仮設住宅が整備された。被災地では住まいの再建が進展を見せる中、平成28年度末までに撤去(一部を含む)された仮設住宅は3市町で25団地991戸。一方、4月末現在で61団地983戸が仮設住宅での暮らしを余儀なくされている。不自由な避難生活が長期化する中、恒久的な住まいに移るための支援、対策の重要性が日々高まっている。」
▽「■震災から6年2カ月/支援の重要性高まる/ 震災後、大船渡市には37団地1801戸、陸前高田市には53団地2168戸、住田町には3団地93戸の応急仮設住宅が整備された。〔2017年〕4月末現在、大船渡市は15団地で216戸、陸前高田市は44団地で739戸、住田町2団地28戸が避難生活を送っている。/ 独自で木造仮設住宅を整備した住田町では、28年度末までに世田米の火石団地13戸が国道改良整備に伴い撤去されたほか、下有住の中上団地でも7戸が解体された。中上では現在、さらに2戸の撤去が進む。」
▽「大船渡市では26年度に「応急仮設住宅の撤去・集約化計画」を策定し、撤去・集約化を実施。28年度末までに16団地863戸の撤去を終えた。/ 学校校庭は綾里中、盛小、大船渡北小、末崎小、末崎中、猪川小が昨年末までに復旧。大船渡、第一の両中学校では撤去工事を完了し、グラウンド整備工事を控える。/ 29年度は、公園や市営球場、民有地内の14団地で撤去を進める。/ このうち、盛町の下舘下(民有地)、木町(佐倉里公園)、東町(公園)、舘下(同)、末崎町の大田(市営球場)、赤崎町の清水(民有地)、猪川町の久名畑(同)の7団地197戸は、3月末までに退去が完了。市によると、2月末現在で5団地に22戸が入居していたが、自力再建による新居や災害公営住宅、ほかの仮設住宅へ移ったという。/ 7団地は現在、県による撤去工事の発注や、作業に着手した段階。市営球場は仮設住宅撤去後、観客席などの補修工事を予定している。/ このほか、大船渡町の富沢(公園)、下船渡(同)、猪川町の下権現堂(同)、前田(同)、猪川(同)、長谷堂(県有地)は今月末を退去期限とし、6月以降の撤去を計画。猪川町の下富岡(轆轤石教員住宅跡)は7月末の退去完了、8月以降の撤去を予定する。/ 撤去、集約が進む一方、市内では防災集団移転促進事業や土地区画整理事業の兼ね合いにより、住まいの再建にまだ時間を要する世帯もある。/ 市は30年度から、防集や土地区画、自力再建などで移転先が決まっているなどの要件に該当する人のみが仮設住宅に入居できる「特定延長」を受け入れる方針。これを控え、市は市応急仮設住宅支援協議会などの関係機関と連携し、みなしを含む仮設入居者の住まい再建に向けた支援を実施中。今後も特定延長の周知に努め、全入居者が恒久的な住居に移るための対応を図っていく。/ 陸前高田市で28年度末までに解体が完了したのは、柳沢(小友町)、長洞(広田町)、町裏(気仙町)、二日市北側(同)、要谷北側(同)の5団地と、二つの福祉仮設住宅グループホーム)の計7団地108戸。/ 市が同年3月に示した応急仮設住宅の撤去・集約化計画において、昨年度内の解消を目指していた気仙小仮設団地をはじめ、米崎町の高畑、小友町の矢の浦、横田町の三日市など計9団地でも、入居者は退去済み。あとは建物の解体を待つばかりとなっている。/ また、撤去集約の最優先に位置付けられる学校用地のうち、児童生徒が在籍する米崎小と広田小、矢作小は今年9月以降、旧矢作中(気仙中生が使用)と旧横田中(横田小生が使用)、竹駒小は、来年3月からの解体を計画。現在は入居者対象の説明会を開き、移転先の意向などを聞き取っているという。/ 計画はおおむね順調に推移する一方、同市の人口のうち、1割近い1835人が今も応急仮設住宅で暮らす。こうした状況から、高田町の栃ヶ沢団地では地権者の理解を取り付け、解体時期を本年度上半期まで1年延長とした。/ 同市では、計画された災害公営住宅11団地(883戸)のうち、米崎町の脇の沢団地(60戸)をのぞく10団地で入居を開始。脇の沢でも7月ごろから入居可能となる予定。/ 市はこれに伴い、仮設からの移転をさらに促進したい考え。同市の場合、災害公営住宅へ入居しても、自宅再建に関する補助金申請要件には影響がない。しかし、市の担当者は「仮設から移れない方にはさまざまな事情があり、一気に災害公営へとはいかないのが現状」という。/ 高田・今泉地区の区画整理事業においては、一部エリアの事業完了時期が32年度まで延長。住宅再建に影響が出る被災者もいる。/ 市は今年、県に対し「特定延長の導入時期繰り下げ」と「仮設住宅の供与期間の1年延長」を申し入れ。県と国とで協議が行われている。/ しかし、すべての災害公営住宅が完成間近となった中、国がこうした事情を斟酌する可能性は低いものとみられる。」「▲ 住民が退去し、撤去されるばかりとなった仮設住宅団地も増えてきたものの、すべての団地解消まではまだ時間がかかる=陸前高田市小友町」「平成29年5月11日付 1面」

 

▼Sumita 音楽サークル 「音蔵」〔2017/05/11〕 https://www.facebook.com/sumita.negura/posts/1410896402305459
▽「■Sumita 音楽サークル 「音蔵」さんが板林英晃さんの〔Facebook〕イベントをシェアしました。 https://www.facebook.com/events/1722994604396006/?acontext=%7B%22ref%22%3A%223%22%2C%22ref_newsfeed_story_type%22%3A%22regular%22%2C%22feed_story_type%22%3A%2217%22%2C%22action_history%22%3A%22null%22%7D
▽「住田町音楽サークル 音蔵(ねぐら)・ばやしくん(板林英晃 音蔵所属)主催。/ 繋がりを形にし、更なる飛躍を生みたい。そして、音楽というジャンルで重なるステージで各々の個性を聴いてもらうことで 「新たな想い」「新たな出逢い」「新たな道」 そんなライブを届けます♪/ 大船渡市・陸前高田市住田町 この三都市の総称。気仙(けせん)。この3つの町のアーティスト、場所で構成。そして、女性シンガーのみの限定。それが「kesen girls」/ 優しさ/繊細さ/柔らかさ/儚さ/ 男性とは逆のあるべき表現/ ただただ音楽が好きだから 誰かを何かを手助けするために 音楽を届けたい理由は沢山ある/ その彼女たちの想いという音楽を応援したい/ 聴いてみませんか? 気仙の音楽の力を。/ ☆出演者: ・濱守栄子(ゲスト出演、大船渡市)/ ・束(大船渡市)/ ・雪音(陸前高田市)/ ☆開催場所
・音蔵(住田町〕/ ・チケット料金 前売り、当日共 ¥1000(枚数制限あり)/・飲食販売はありません。/・各アーティスト物販販売あり。/・駐車場あり。(当日、駐車場係が案内します)/ ☆問い合わせ先: 音蔵HP http://music.geocities.jp/sumita_negura/ / 音蔵アドレス: sumita_negura@*****.**.**(篠原)/ ばやしくん連絡先: bayashikuntv@****.***
▽「【出演者情報】 ☆濱守栄子/ 岩手県大船渡市出身シンガーソングライター。さんりく・大船渡ふるさと大使。/ 透明感のある歌声とメッセージ性の強い楽曲は、聴く人の心に語りかけ感動を呼んでいる。CDの売上とコンサート収益のそれぞれ一部を、震災により甚大な被害を受けた大船渡市と陸前高田市へ寄付する活動を継続中で、その額は600万円を超える。〔2017年〕12月31日までに義援金を700万にすることを目標に活動中。言葉や歌を通して、「命の尊さ」「夢を持つことの素晴らしさ」を発信し、活気ある社会の実現を目指している。 ○濱守栄子ホームページ http://www.eikohamamori.com/ / ☆束(たば)/ 大船渡市出身。/ 高校1年の時、ストリートミュージシャンに憧れてギターを弾き始める。2003年より「束(たば)」として本格的に音楽活動を開始。しばらく〔岩手〕県外で活動を続け、2013年春に帰郷。これまでのギター1本弾き語りのスタイルから、パーカッションやベースを入れた楽曲作りも始める。東北から沖縄まで精力的に活動中。/ 1st アルバム「木蓮の庭で」(2013.1 自主制作)/2nd アルバム「ふるさとだより」(2016.11 re-earth records) ○たばのぶろぐ 【束の間ーtsukanomaー】 http://tabatefutefu.ti-da.net/ / ☆雪音(ゆきね)/ 岩手県陸前高田市出身。2010年より雪音(ゆきね)としてシンガー活動を開始。/ アーティスト名には「リスナーの心に雪のように降りそそぎ、決して溶けないメロディーを届ける」という願いがこめられている。自身の体験をもとに綴られ、2011年に着うた配信リリースした「きせきのかけら」は mero.jp〔うたフル〕にてウィークリーチャート3位を獲得。東日本大地震をきっかけに陸前高田にUターン後、2012年にはファーストシングル「The piece of a miracle〜伝えたい想い〜」にてインディーズデビュー。全国を回っている中で講演の依頼も増えてきた現在、歌と講演の独自のスタイルを展開。広く防災と命の大切さを訴えかけている。 ○フェイスブックページ https://www.facebook.com/yukine22/

▼mero.jpうたフル http://mero.jp/

Facebookイベント:Kesen girls(公開版)〔2017/05/21開催〕 https://www.facebook.com/events/1722994604396006/?acontext=%7B%22ref%22%3A%223%22%2C%22ref_newsfeed_story_type%22%3A%22regular%22%2C%22feed_story_type%22%3A%2217%22%2C%22action_history%22%3A%22null%22%7D

 

▼2537)続・住田町の後方支援(大震災から74ヶ月)〔2017年05月11日〕 - 風景居酒屋 ごじゃ満開 http://blog.goo.ne.jp/say10ya60/e/6ee87297fcfe9865c8de444fcc90b482
▽「東日本大震災から74回目の3月11日、前回に続き「住田町の後方支援」〔はる書房, 2017年刊〕の読後の感想です。同町や北隣りの遠野市東日本大震災での沿岸地域復旧の後方支援基地となりましたが、そうなりえた背景のひとつとして、同書では住田町が「平成の大合併に入らなかったこと」を挙げていました。/ 政府の旗振りで行われた「平成の大合併」、住田町も大船渡市や陸前高田市三陸町との合併を検討しましたが、単独で存続の道を選びました。本書〔『東日本大震災 住田町の後方支援』〕では「この選択が東日本大震災発生後、大船渡市、とりわけ陸前高田市への支援で住田町が大きな役割を果たす要因のひとつになる」と簡単に書いていました。/ 住田町が何れかの沿岸自治体と合併していたら、1つの自治体の中で復旧基地と後方支援基地を設けることが果たしてできたでしょうか?もし設けることができても、1人の長が両方のかじ取りをするのは大変だったと思います。宮古市で言えば旧宮古市に復旧基地を設け、旧川井村に後方支援基地を設けるようなものでしょうか。/ 平成の大合併の意外な落とし穴、と言ったら大げさでしょうか?/ 〔写真:〕(気仙川と住田町世田米の街 -住田町世田米 2008/10/13-)/ とはいえ住田町自体、1955(昭和30)年に世田米町、上有住村、下有住村と合併しています。」

▽参考:
→▼2521)住田町の後方支援(大震災から73ヶ月)〔2017年04月11日〕 - 風景居酒屋 ごじゃ満開 http://blog.goo.ne.jp/say10ya60/e/58d067fe4f432d399f6a174ad7894b97
東日本大震災 住田町の後方支援 | 多田 欣一, 木下 繁喜, 東海新報社, 住田町役場 |本 | 通販 | Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4899841604

▼日本の市町村の廃置分合:平成の大合併 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%B8%82%E7%94%BA%E6%9D%91%E3%81%AE%E5%BB%83%E7%BD%AE%E5%88%86%E5%90%88#.E5.B9.B3.E6.88.90.E3.81.AE.E5.A4.A7.E5.90.88.E4.BD.B5

 

▼南三陸滝見隊|猫ノ沢の滝〔2017/05/11〕 http://takimitai.blog.fc2.com/blog-entry-1110.html

 

 

▽▽関連記事:2017年5月中旬

▼Web東海新報|森・川・海を総合的に調査、小松正之氏が現地事務所開設/陸前高田〔2017年5月19日〕 https://tohkaishimpo.com/2017/05/19/160337/

 

▼部員は3〜6キロ増、監督は10キロ減が目標 結果は…〔2017年5月17日〕 - 高校野球(甲子園):バーチャル高校野球 http://www.asahi.com/koshien/articles/ASK5J541KK5JUTQP020.html
▽「■しまっていこー 釜石/ 「うそだろ〜〜っ」。春の地区大会初戦を翌日に控えた2日午後6時過ぎ、釜石の室内練習場に悲鳴がこだました。2月に佐々木偉彦監督は2、3年生部員は3〜6キロの増量を課し、自身は10キロ近い減量を掲げて勝負を挑んだ。その結果が出る日だったのだ。/ 〔※略〕/ そして、翌日。岩手県住田町であった県大会沿岸南地区予選の釜石商工戦で、釜石は0―3で敗れた。「1番・右翼」で先発した金浜は5打数無安打。タイミングを取れず、パワーを発揮することさえできなかった。4日の試合も敗れ県大会には進めなかった。金浜は「試合の中でタイミングとか悪い癖を修正できなかった。もっと練習します」と雪辱を期した。(松沢憲司)」「2017年5月17日15時52分」

 

衆議院会議録情報 第193回国会 総務委員会 第17号〔2017年5月11日〕|衆議院 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0094/19305110094017a.html#23
▽「〔※略〕/ ○今林〔顯一〕政府参考人: お答え申し上げます。/ 委員御指摘のとおり、ICT〔Information and Communication Technology〕を活用することによりまして、医療・介護サービスの質を向上し、国民の健康寿命延伸を実現することができるのではないかと私どもは考えております。/ そのためには、地域の医療機関あるいは介護施設内での患者さんの情報といったものの共有、これに加えまして、日常生活の中での運動や健康データあるいは服薬の状況、こういった情報も活用することで、日々の予防、健康管理につなげていくことが課題ではないかと考えております。/ 総務省では、こういった課題の解決に向けまして、主として二つの大きな事業に取り組んでおります。/ 一つ目は、地域の医療機関、介護事業者の方々がクラウド技術を活用いたしまして低廉で効果的に患者さんの情報を共有するための基盤の構築を支援する、クラウドEHR〔Electric Health Record(電子健康記録)〕高度化事業でございます。/ 二番目は、個人の医療、介護、健康データ、こういったものを御本人の御判断のもとで予防、健康管理のサービスなどに効果的に活用していくためのモデル構築を行う、PHR〔Personal Health Record(個人健康記録)〕モデル構築事業でございます。/ 四月に開催されました未来投資会議におきましても、在宅医療における患者情報のモニタリング、あるいは介護分野でのデータ活用による自立支援、こういったICTやデータの活用による新たな医療・介護システムについて議論がなされたところでございます。/ 今後、総務省といたしましても、厚生労働省など関係省庁と連携をいたしまして、健康長寿社会の実現に向けて取り組みをさらに積極的に進めてまいりたいと存じます。」
▽「○輿水〔恵一〕委員: どうもありがとうございました。/ 私も、先日、岩手の住田町と大船渡と陸前高田が、そういった今のEHR、PHRで、住民約七千人がそれに入って医療、介護をICTの中で安心して受けられる、そんな取り組み〔「未来かなえネット」〕もしていました。/ そんなことが総務省のお力で全国に広がって、皆さんが安心して暮らせる地域を構築できることを期待いたしまして、質問を終わらせていただきます。/ 大変にありがとうございました。」