2018年6月上旬:住田町に関する記事

▽2018年(平成30年)6月上旬の岩手県気仙郡住田町(すみたちょう)に関する記事クリップ。日付の降順。
▽「〔 〕」部分は補記。人名や電話番号などの一部に、念のためマスクを施した。機種依存文字(環境依存文字)はできるかぎり置き換えた。

▼2018年6月中旬:住田町に関する記事 - atimus's blog http://atimus.hatenablog.jp/entry/2018/06/11/000000
▼2018年5月下旬:住田町に関する記事 - atimus's blog http://atimus.hatenablog.jp/entry/2018/05/21/000000

 

2018年6月10日(日)

 

▼Web東海新報|住高生に「居場所」提供、バス通学の声反映/住田町がテスト期間に合わせ支援〔2018年6月10日〕 https://tohkaishimpo.com/2018/06/10/208489/
▽「住田町教育委員会は、県立住田高校(鈴木広樹校長、生徒87人)のテスト期間中に合わせ、川口バス停留所そばの「寿美多うおまさ」(須貝憲一店主)に生徒向けの「居場所」を設けた。バス通学者の声を反映させた取り組みで、今後も細やかな支援を充実させながら、学校の魅力づくりを後押しすることにしている。/ 町教委は本年度〔2018年度〕、同校の生徒確保につながる支援策を強化していこうと、教育コーディネーターとして小宅優美さん(28)を採用。生徒らに聞き取り調査を行ってきた。/ 生徒たちの大半は、バス通学。授業や部活動の終了時間に合わせて運行しているが、陸前高田、大船渡方面とも便数が限られ、次のバスが来るまで2時間近く待つこともあるという。/ 聞き取りでは「待ち時間を過ごせる場所がない」「昼過ぎに終わるテスト期間中などが、とくに困る」「家以外で勉強できる場所がない」といった声が寄せられた。町外から通う生徒たちが、町のことをよく知らないまま3年間過ごすとの指摘もあった。/ 町教委では「テスト勉強が少しでもはかどるよう、応援したい」と、試験的に企画。寿美多うおまさの協力を得て、生徒たちは食事を注文しなくても無料で店内を利用できるようにした。/ テスト前日の〔6月〕6日は午後3時30分〜7時に開設したが、利用は2人にとどまった。しかし7日は、下校が始まった正午から開いたところ、予想を上回る25人が訪れた。/ 〔6月〕8日も、正午過ぎから続々と生徒が来訪。店内で昼食を注文し、午後3時ごろまでテスト勉強に励む姿がみられた。/ 利用した大船渡中出身で2年の村上輝君(16)は「昼食をとったあと静かに勉強できるし、飲料も持ち込めるのも良い」と笑顔。高田一中出身で2年の佐々木知哉君(16)は「これまで、バスの待ち時間は本を読むぐらいしかできなかった。ここは勉強だけじゃなくて“息抜き”もできる」と話していた。/ 須貝店主(70)は「地元で商売をしている者として応援していきたいし、待ち時間を有効に使えるだけでなく、防犯面を考えても良い企画だと思う」と、生徒の利用を歓迎。町教委では、〔6月〕11日(月)も正午〜午後7時に開設する。」「▲ うおまさ内の「居場所」で過ごす生徒たち=世田米」「平成30年6月10日付 8面」

 

2018年6月9日(土)

 

▼笑むすび∞ 山田みきさんのツイート: "「住田町つながりトレイルラン」 決起会@さとなおさんの新オフィスにて おむすびケータリングさせてい… https://t.co/TmshS1skFD" https://twitter.com/minfinity88/status/1005152126987694080

▼笑むすび∞さんはInstagramを利用しています:「「住田町つながりトレイルラン」 決起会@さとなおさんの新オフィスにて おむすびケータリングさせていただきました! 今回の機会を通じて、 岩手県住田町のプレゼンをしっかり聞かせていただいて、よく知れました! しかもキーワードが「つながり」!!…」 https://www.instagram.com/p/BjxgHbmHurE/

▼すみたっち | 住田つながりトレイルランニング〔2018.8.18-19〕 https://www.sumita-chi.info/sttr

 

2018年6月8日(金)

 

▼Web東海新報|三木は4年ぶり黒字、ランバーは純損失計上/ 住田〔2018年6月8日〕 https://tohkaishimpo.com/2018/06/08/208255/
▽「■木工団地2事業体決算/ 住田町世田米の木工加工団地内に構える三陸木材高次加工協同組合(三木、菊池良一理事長)と、協同組合さんりくランバー(ランバー、上田昭雄代表理事)は〔6月〕6日、それぞれ通常総会を開き、平成29年度〔2017年度〕決算を承認した。両事業体は26年から3年連続で損失金計上が続いたが、三木は2187万円の純利益を出し、4年ぶりの黒字決算。ランバーは390万円の純損失で、前年よりも赤字額は減少したが利益確保には至らなかった。」
▽「三木三陸木材高次加工協同組合〕は主に、防腐加工などを施した構造用集成材を製造。承認された決算資料によると、29年度の売上高実績は14億4963万円と、前年度比1億800万円余り増加。前年度は1801万円の純損失を計上したが、29年度は2187万円の純利益を出した。/ 純利益計上は4年ぶり。けせんプレカット事業協同組合の泉田十太郎専務らから指導を受け、27年度から生産性向上や経費削減、歩留まりの改善を実践してきた。昨年〔2017年〕6〜10月は月額売上高が目標の1億2000万円を突破するなど生産・受注が好調に推移していたが、11月以降は受注減少があったという。/ 前期繰越損失金は8億719万円。純利益が出たことで、次期繰越損失金は7億8532万円に圧縮された。本年度の売上計画は15億円で、利益は3000万円を見込む。」
▽「ランバー〔協同組合さんりくランバー〕は、丸太を集成材用ひき板(ラミナ)に製材、乾燥加工している。29年度の売上高実績は3億1344万円で、前年度比約5000万円の増。純損失金は390万円で、前年度比約2700万円減少した。/ ランバーも泉田専務らの指導を受け、工場が隣接する三木やプレカットに良質なラミナの提供を進めてきた。上半期は順調に推移していたが、今年2月に設備補修のため数週間操業できない状態が続いたことなどが響き、4年ぶりの黒字決算には至らなかった。/ 次期繰越損失金は4億4928万円。本年度の売上計画は3億6600万円で、利益計画は1708万円としている。」
▽「両組合は、〔平成〕19年〔2007年〕に経営危機が判明。町から合計約7億9000万円の公金融資を受けて再建を進め、26年度から年度当たり約3100万円を町へ償還する計画だった。しかし、27年度内の償還は222万円、28年度は450万円にとどまった。/ 町は昨年〔2017年〕、両事業体や連帯保証人に対し、立木未収金を含めた計10億円超の支払いを求める調停大船渡簡易裁判所に申し立てた。今年1月から調停が始まったが、和解には至っていない。/ 町によると、昨年度〔2017年度〕における両事業体からの償還は500万円。〔2017年〕7、8月にそれぞれ50万円、9〜12月に100万円ずつが入り、調停開始以降はないという。/ 経営状況に関し、神田謙一町長は「改善に向かっているとみている。プレカット、三木、ランバーがさらに連携をとることで経費を節減し、木工団地を形成するメリットを出してほしい」と期待を込める。調停に関しては「粛々と進めている」としている。/ 調停申し立てが町議会臨時会で議決されたのは、昨年〔2017年〕7月。間もなく1年を迎える一方、住民レベルでは進展が見えにくい状況が続く。〔6月〕12日(火)開会の町議会6月定例会一般質問では複数議員が調停の動きを取り上げる予定で、論戦の行方が注目される。」「▲ 4年ぶりに純利益を計上した三陸木材高次加工協同組合=世田米」「平成30年6月8日付 1面」

 

▼体験にもとづく広報ツールをデザインし、人口6千人のまちを全国にPR(一般社団法人SUMICA)〔2018.6.8〕|事業内容|NPO法人wiz|若手のネットワークで、岩手を盛り上げる! http://npowiz.org/intern/449
▽「■「経験してわかること」を「これから経験して欲しい人」に伝えたい/ 人口6千人の住田町では官民連携してまちのPRに取り組んでいます。まちおこしの仕掛け人・SUMICAの一員となり、自分が体感した魅力をデザインを通じて全国に発信し、共に住田町のPRに挑戦しましょう!/ =====」
▽「《このプロジェクトについて》 ■特徴1:まちおこしの最前線に飛び込める!/ 人口約6千人の住田町は、水も空気もとてもキレイで渓流釣りや林業が盛んです。古くは岩手県の内陸と沿岸をつなぐ宿場町として栄え、歴史ある建物や文化資源もたくさんあります。町の中心地域、世田米(せたまい)に残る築100年以上の町家を住民交流拠点として活用しようという町のプロジェクトが始まり、2015年に一般社団法人SUMICAが指定管理者に任命、町屋建築当時の姿を活かしたリノベーションを経て、2016年4月に住民交流拠点施設「まちや世田米駅」が誕生しました。/ 施設を管理するSUMICAは地域事業者とUターン者等が力を合わせ、コミュニティカフェSUMI café」、食材にこだわったレストラン「kerasse」、を生かしたギャラリー等、施設や地域の特色を活かした多様な事業に取り組んでいます。/ 町と共に、住民と共に取り組む、まちおこしのリアルがここにあります。/ ■特徴2:「関係人口」の増加を目指し、官民連携でPRに取り組む/ 関係人口とは、例えばふるさと納税を利用した地元支援や都市部で開かれる地方イベント等への積極的な参加など、現地を訪れることができなくとも地元・地域に関わる人口のことを表し、総務省が提唱している考え方です。SUMICAではこれまで移住希望者の現地ツアーコーディネートや、都市部から住田町を視察・研修に訪れる企業、行政、大学等の現地ガイドをしてきましたが、より多くの方に住田町を訪れてもらうためにも、まずは住田町でできること、住田町でしかできないことを知ってもらい、住田町に関わる人(=関係人口)を全国に増やしていくことが重要なステップと考えています。観光地として大人数を呼び込もうというよりは、例えば大学生がゼミや研究の一環で訪れたり、都市部の企業の研修地として住田町を知り、それがきっかけでファンになっていく、そんな流れをつくっていきたいと考えています。/ そこでこれから力を入れていくのは、全国の大学、企業等へ視察や研修の一環として住田町で経験・体験できることをPRし、住田町のファンになるきっかけをつくっていくことです。これまで実施してきた農作業体験、木工体験の他にも、例えば1月に地元消防団が実施している伝統行事「水祝儀(みずしぎ)」も参加・体験できるコンテンツとしてPRしていきたいと考えています。/ インターン生には、8月〜9月に予定されている首都圏から一般の方が参加する現地視察・体験ツアーや関西の企業の新入社員研修ツアーに参加・同行し、自らも一部体験をしながら写真、動画、参加者のコメントなどを集め、また、水祝儀を実施する地元消防団など多様な地域住民と関わる中で新たに掘り起こした魅力も含めて、チラシや動画などのPRツールを制作してもらいます。制作したPRツールは取材や体験で協力してくれた地域住民を招いた発表会を企画し発表すると共に、SNS投稿や協力大学等への発送等で全国へ発信してもらいます。(10月以降はSUMICAとして行う大学での説明会等でも使用する予定です。)/ 体験したからこそわかる地域の魅力を、これから体験してほしい人たちにどのように伝えるか。試行錯誤しながら、一緒にまちを盛り上げていきましょう!/ ■特徴3:地域仕掛け人と共に実践!/ SUMICA設立メンバーの一人で、地域おこし協力隊員でもある副代表理事の植田敦代さんは、東日本大震災をきっかけに東京から岩手にUターンし、復興支援員として住田町に携わりました。より住田町の活性化に取り組むために2015年に地域企業の後継者やUターン者等と共にSUMICAを立ち上げ、さまざまな世代が参加できるイベントの企画運営などを担っています。/ 植田さん自身が住田町出身ではないからこそ、まちおこしを実践していくうえで地域住民との信頼関係をなにより大切にしています。さらに、関わる人が多く複数の作業やプロジェクトを同時にこなすことも求められるため、マルチタスクが基本です。SUMICAの一員になればインターン生も同様です。地域に飛び込み、リアルなまちおこしを経験したいインターン生を待っています。/ =====」
▽「《募集要項》 〔※略〕/ 《私たちはこんなチームです!》 「すみたをツナグ」をテーマに、多彩なジャンルで、だいすきな住田町の盛り上がりにツナガルことを仕掛け続ける/ 住田町から指定管理を受け、まちや世田米駅の管理・運営を行っています。まちや世田米駅は地域住民が住田町に住み続けることに誇りを持ち、住田町の「これまで」と「これから」を発信し、住民と共に成長していく拠点としてオープンしました。施設内のレストラン「kerasse」では地域おこし協力隊員でもあるシェフが地元の食材を活かした料理を提供し、見慣れた食材が家庭とはまた違った料理になる驚きと喜びを地域に発信しています。広場では子どもたちが遊び場を作るイベントを行ったり、蔵を活かしたギャラリーで作品展示会を行ったりなど、町と住民の想いが詰まったまちや世田米駅を舞台に様々な事業を行っています。/ ■団体概要/ 設立 2015年7月8日/ 代表者名 村上 健也/ 従業員数 正社員3名、パート・アルバイト10名/ 売上高 約2,800万円/ WEB http://machiya-sumita.iwate.jp/ / 住所 岩手県気仙郡住田町世田米字世田米駅13/ -----/ ■インターン生へのメッセージ/ 副代表理事/植田 敦代/ 〔※略〕/■スタッフ/インターン生のメッセージ/ 「マクロな視点でミクロに関わる」スタッフ/ 菅原 優衣/ 〔※略〕/ 【担当者】NPO法人wiz 八田、中村/ 不明点や個別対応を希望する場合は、以下フォームからお問い合わせできます。 http://npowiz.org/contact/

▽参考:
▼すみたループ事業|『関係人口』ポータルサイト https://www.soumu.go.jp/kankeijinkou/model_detail/03_sumitacho.html

 

▼枝垂れ桜の花言葉〔2018年06月08日〕 (by hometown_of) - potaru(ぽたる) https://potaru.com/p/100000017553
▽「■春に流れた松日橋/ 陸前高田市から太平洋に注ぐ気仙川を20kmほどさかのぼると住田町に入る。気仙川の中流から、そろそろ上流になるかなという辺りに、古くから伝わる木造の橋がかけられている。松日橋(まつびばし)という。/ 松日橋は「流されるように」つくられた橋。大雨で川が増水すると、杉の木でできた6枚の橋板は浮き上がって橋は跡形もなく流されてしまう。どうして流されるようにつくられているのかというと、上流から流れてくる木や土砂などが橋に引っ掛かって水を堰き止め、あたりが洪水になるのを防ぐためだ。流れる橋とはいうものの、橋板は左岸と右岸それぞれ3枚ずつに分かれてワイヤーで繋がれているので、橋をかけ直す際に再利用できる。/ 同じような構造の橋は、かつては気仙川にたくさんあったようだが、流れる仕組みのオール木造の橋は、いまでは松日橋が唯一の存在。全国的にも貴重なものだ。/ 松日橋はだいたい年に一度は流されている。ほとんど夏から秋にかけての台風や長雨による増水が原因だ。ところが今年は春先の雪どけ水の増水で流れてしまった。近年では珍しいことだという。/ 夏や秋に流されるのなら、近所の有志が集まって「まあ都合のいいときにでも橋のかけ替えをすっぺし」と、流失からほどなく修繕の算段が立てられて、1カ月もしないうちに橋は生まれかわる。しかし、困ったことに今年は春だ。春は川の水は冷たいし、田植えのタイミングもある。/ 「今年はいつごろかけ直しをするんだろうな」と、ぶつぶつ独り言しながら松日橋の近くで写真を撮り撮りぶらぶらしていたら、見覚えのある小父さん、というか年の頃はもう八十はとうに越していそうだからおじいさんというべき人にばったり行き会った。見覚えがあったのは、二年前の橋の修繕を手伝ったときに、橋のこと、地域のことをいろいろ教えてくれた人だったからだ。/ 「あら、久しぶりです」とあいさつするが、小父さんはまるで覚えていない様子。それにはかわまず、以前に橋のかけ直しを手伝ったこと、そのとき、橋脚に使うクルミの木についてあれこれ話したこと、クルミを切り倒して桜並木にする計画を教えてもらったことなど話し立てていくうちに、ちょっと疎遠な知りあいくらいには認識してもらえたようなので、/ 「春に橋が流れるなんて、今年はたいへんですね。で、いつなんですか、かけ替えは?」と、ちょっと大きめの声で聞いてみた。/ ■仙台枝垂れ/ 〔※略〕」

 

2018年6月7日(木)

 

▼椿五〇郎 エミシの地在住のJCPサポーターさんのツイート: "6月7日 岩手日報 私の気になる記事 26面「住田町へ巨額債務 木工2組合 17年度返済は500万円」" https://twitter.com/onkloma/status/1004520286593531904

 

2018年6月6日(水)

 

▼住田町の里山ナデシコの花見頃〔2018年06月06日〕|NHK 岩手県のニュース https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20180606/6040001008.html
▽「住田町里山では、地元の夫婦によって植えられているナデシコの花が見頃を迎えています。/ ナデシコは1つの株から何年も花を出し続ける多年生の植物で、春から秋にかけて長い期間楽しめるのが特徴です。住田町上有住天嶽の山里では、地元の夫婦が水田をやめた土地に10年ほど前からナデシコの株を植え始め、毎年その数を増やしてきました。いまではおよそ1500平方メートルの畑いっぱいに甘い香りを漂わせた可憐な花が咲くようになり、赤やピンクに色づいて見頃を迎えたナデシコ里山の風景に彩りを加えています。評判を呼んだ畑は無料で開放され、自由に散策できることから、訪れた人たちは、香りやその景色を楽しみながらゆっくりと畑を回っていました。大船渡市から訪れた女性は、「良いにおいだと思って来たんですけど驚きました。こんなじゅうたんみたいになっているなんて思いませんでした」と話していました。」「06月06日 12時49分」

 

▼初夏彩るナデシコ/県内2地点で真夏日〔2018.06.06〕 | IWATE NIPPO 岩手日報 https://www.iwate-np.co.jp/article/2018/6/6/15866
▽「〔6月〕6日は二十四節気の一つ芒種(ぼうしゅ)。梅雨入りを前に、穀物の種をまく時期とされる。5日の〔岩手〕県内は高気圧に覆われて気温が上昇し、最高気温は宮古・川井30・2度(平年比7・8度高)、軽米30・0度(同8・7度高)で真夏日を観測した。/ 住田町上有住の河村ハルノさん(76)の畑約15アールでは、ナデシコの花がピンク色のじゅうたんのように咲き誇り、緑深まる山里の初夏を彩っている。/ 見学に訪れた陸前高田市気仙町の熊谷カツヨさん(92)は「すてきな花で癒やされる」と美しい風景に見入った。」「〔写真:〕見頃を迎え、一面に咲き誇るナデシコ=〔6月〕5日、住田町上有住

 

2018年6月5日(火)

 

▼広報すみた 平成30年5月号 (No.704)〔2018年6月5日〕 | 住田町 http://www.town.sumita.iwate.jp/docs/2018060500017/

 

▼Web東海新報|賢治が愛した自然楽しんで──種山高原で「山開き」(別写真あり)〔2018年6月5日〕 https://tohkaishimpo.com/2018/06/05/207769/
▽「住田町や奥州市にまたがる種山高原山開きは〔6月〕3日、同高原の物見山中腹にある種山高原キャンプ場で行われた。来訪者はレンゲツツジなどを目にしながらハイキングを満喫したほか、キャンプ場では郷土芸能披露や売店開設もあり、活気に包まれた。宮沢賢治が愛した雄大な自然と空の魅力にあふれる種山も夏の観光シーズンに入り、今後のにぎわいが期待される。」
▽「北上高地の南西部に位置する種山高原物見山大森山立石などの総称で、東西11キロ、南北20キロに及ぶ。緩やかな稜線の準平原地形と冷涼な気候から、藩政時代は馬の放牧地として利用された。/ 宮沢賢治がこよなく愛した高原としても知られ、風景や気象を題材に童話「風の又三郎」「種山ヶ原」、劇「種山ヶ原の夜」を残した。また、賢治作品の源泉となった岩手の自然風景地「イーハトーブの風景地」の一つとして、物見山が国の史跡名勝天然記念物に指定されている。/ 山開きは、住田町奥州市で構成する種山高原観光協会(会長・小沢昌記奥州市長)が主催。自然を生かした憩いの場、観光地が充実している種山の発信などを図ろうと毎年開催している。/ レンゲツツジが咲き誇るキャンプ場での神事には、両市町の行政や観光、商工団体関係者ら約20人が参列。小沢会長は「気軽に来ることができ、賢治にゆかりある場所。多くの人々が訪れ、楽しんで、リフレッシュしてほしい」とあいさつした。テープカットも行われ、夏山シーズン到来を祝った。/ 昨年は悪天候で安全祈願式典のみの開催となったため、イベントは2年ぶりの開催。今年は青空が広がり、屋外で過ごすには絶好の一日となった。/ キャンプ場から出発したハイキングは、すみた森の案内人(吉田洋一会長)の会員が先導。幅広い世代の参加があり、すがすがしい空気を吸いながら種山に生息する植物たちに理解を深めた。/ 参加した奥州市立岩谷堂小学校3年の髙橋瑠奈さん(8)は「ハイキングは、一昨年〔2016年〕も参加した。いろいろな花が咲いているのを見るのが楽しい」と笑顔。北上市立黒沢尻北小学校2年の赤平悠真君(7)は「種山は広くて、気持ちいい」と話していた。/ 事務局によると、この日は地元内外から約1000人が来場。キャンプ用のテントも多くみられ、活気が生まれた。/ 会場では奥州市の「種山ヶ原太鼓」「奥山行上流餅田鹿踊」や住田町の「楽ちん一座」の演舞、演奏披露が続き、訪れた人々は草地の上でくつろぎながら鑑賞。町PRキャラクター・すみっこなどが参加する「ふれあい大運動会&握手会」も行われた。/ 山開き恒例のジンギスカンや、地元団体の温かみが伝わる軽食販売も充実。訪れた人々は多彩な企画を楽しみながら、種山の自然に親しみを深めていた。」「▲ ツツジなどが見ごろを迎える中でハイキング=種山高原」「平成30年6月5日付 1面」

 

2018年6月4日(月)

 

▼大船渡地区消防署住田分署のご紹介〔2018年6月4日〕 | 住田町 https://www.town.sumita.iwate.jp/docs/2018041800013/
▽「■住田分署新庁舎の概要: こちらのパンフレットで新庁舎の概要をご覧いただけます。 →【パンフレット.pdf(2MB)】 https://www.town.sumita.iwate.jp/docs/2018041800013/files/sumitabunsyo.pdf / ■住田分署新庁舎の構造: 新庁舎では町産木材をふんだんに活用し、高い耐震性と耐震壁のない間取りの自由度を実現するため貫(ぬき)式木造ラーメン構造を採用しています。/ ■CLT(直交集成板)の使用: 新素材として注目されるCLT(Cross Laminated Timber, 直交集成板)を階段の踏み板や1階、2階天井・軒の出部分に使用しています。/ ■住田分署新庁舎落成式: 〔住田分署〕新庁舎落成式〔2018年4月18日〕が開催されましたので、その様子をご紹介します。」

▽参考:
→▼特産の「木」を生かした消防署分署が完成/岩手・住田町〔2018年04月18日〕 | IBC NEWS https://news.ibc.co.jp/item_32955.html
→▼Web東海新報|木造新拠点の完成祝う、消防住田分署落成式〔2018年4月19日〕 https://tohkaishimpo.com/2018/04/19/201797/

 

▼すみっこの部屋 - 投稿〔2018/06/04〕 https://www.facebook.com/sumita.character/posts/927081340786490
▽「6月3日(日) 種山高原山開きに遊びさ行ってきたぞ。ヒャクシカイザーや藤原の郷のえーくん・さっちゃんと子供達と一緒に、大運動会してきた! 椅子取りゲームでは初戦敗退だども、玉入れは短い手で一生懸命投げで頑張ったずの。一個くらいは入ったんでにゃあがな? 結果おらのいる紅組が勝ちだった! 天気も良くって暑っつがったな。オラもほどほどばーにんぐ出来て楽すがったな。また皆で遊ぼうな~!」

 

岩手県住田町。〔2018年06月04日〕 | 小林弥生の笑顔日記。 https://ameblo.jp/yayoi-8/entry-12381276205.html
▽「本日〔6月4日〕の「夢の教室」 夢先生は サッカー 小島伸幸さん/ 好きで一生懸命やっていると夢がどんどん大きくなる/ いろんな夢があっていい 夢って変わってもいい その中で本当に自分のやりたい事がみつかる/ どこで何をしてどう夢に向かうのかは自分でしっかり選択する/ 素敵な授業 ありがとうございました/ 学校関係者の皆様 岩手県住田町教育委員会の皆様 お世話になりました。ありがとうございました/ ・JFAこころのプロジェクト http://www.jfa.jp/social_action_programme/yumesen/ / 〔執筆者:〕弥生」 ※写真多数。東海新報 2017年7月6日付「チームプレーを体感/島田裕介さん訪れ「夢の教室」/有住小・中で」紙面写真あり。

▽参考:
JFAこころのプロジェクト 2018年度の活動がスタート〔2018年05月16日〕 | JFA|公益財団法人日本サッカー協会 http://www.jfa.jp/social_action_programme/yumesen/news/00017543/
小島伸幸 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%B3%B6%E4%BC%B8%E5%B9%B8

 

津田塾大学 総合政策学部 - 投稿〔2018/06/04〕 https://www.facebook.com/tsudacps/posts/2117615838522911
▽「津田塾大学千駄ヶ谷キャンパス祭〔6月2日・3日〕にご出店〔住田町ブース〕していただき、ありがとうございました。とても素敵な木製家具や木製品を出店していただき、子どもからは木琴、大人からはすみっこが大人気でした。今後とも、よろしくお願いいたします。#住田町 #津田塾大学 →〔住田町Facebook:〕 https://www.facebook.com/sumitacho/posts/784412731752034

津田塾大学 総合政策学部さんのツイート: "津田塾大学千駄ヶ谷キャンパス祭にご出店していただき、ありがとうございました。とても素敵な木製家具や木製品を出店していただき、子どもからは木琴、大人からはすみっこが大人気でした。 今後とも、よろしくお願いいたします。 #住田町 #津田塾大学 https://www.facebook.com/tsudacps/posts/2117615838522911 " https://twitter.com/tsudacps/status/1003491107861221376

▽参考:
▼2018年度千駄ヶ谷キャンパス祭(6/2・3開催)〔2018.05.29〕 | 新着情報 | 津田塾大学 http://www.tsuda.ac.jp/news/event/2018/hak1k3000000kcz0.html

→▼住田町 - 投稿〔2018/05/31〕 https://www.facebook.com/sumitacho/posts/784412731752034

 

▼ケセン元気玉プロジェクト ・かめちゃんキッチンさんのツイート: "ケセン元気玉プロジェクトです。 昨日〔6月3日〕は、〔岩手県雫石町元祖軽トラ市〔元祖しずくいし軽トラ市〕に出店させて頂きました。暑かったです/ 新メニュー!! 住田町のブランド豚・ありすぽーくステーキです。ボリューム満点なお肉です。/写真を投稿させて頂きます。 #雫石町 #元祖軽トラ市 #ケセン元気玉 #かめちゃんキッチン… https://t.co/exk4KAe8wY" https://twitter.com/kesengenkidama3/status/1003441157014032385

▽参考:
▼第93回しずくいし軽トラ市が開催されました。〔2018年6月4日〕 | 岩手県雫石町役場 https://www.town.shizukuishi.iwate.jp/docs/2018060400010/
▽「〔2018年〕6月3日(日)、今年で14年目を迎える「元祖しずくいし軽トラ市」(同実行委員会主催)の第93回目が開催されました。/ 今回は、「ライリッシュ・オカリナ連盟」によるオカリナ演奏、雫石町農振クラブによる豆飛ばしゲーム、商店街お花プロジェクト、昔語りなどが行われました。/ 当日は日差しが強く降り注ぐ中、およそ4,300人が来場し、とれたて野菜や加工品などの買い物とイベントを楽しみました。/ 今後の開催日は、〔2018年〕7月8日(日)、8月5日(日)、9月2日(日)、10月7日(日)、11月4日(日)の予定です。(開催時間は9時〜13時)/ 笑顔と元気を乗せて走り続ける「しずくいし軽トラ市」に、ぜひお越しください!」

Facebook:しずくいし軽トラ市【元祖軽トラ市】 https://www.facebook.com/ganso.keitora/

 

2018年6月3日(日)

 

▼Web東海新報|「鉄の村」全容解明へ、栗木鉄山発掘調査/住田町〔2018年6月3日〕 https://tohkaishimpo.com/2018/06/03/207640/
▽「住田町教委〔住田町教育委員会〕は本年度〔2018年度〕、〔岩手〕県指定史跡・栗木鉄山のさらなる価値や歴史的意義の明確化を見据え、鋳物工場跡で発掘調査を行う。昨年度〔2017年度〕は第一高炉本社事務所跡を調査しており、これまで実施していなかった場所に光を当てることで、明治から大正にかけて操業していた「鉄の村」の全容解明を図る。町役場で〔6月〕1日に開かれた栗木鉄山跡調査指導委員会議では、本年度〔2018年度〕の調査計画を確認。昨年度行った文献調査の中で寄せられた第一高炉部分の写真が示されたほか、地元に残る資料を掘り起こす重要性などが話題に上った。」
▽「■本年度は鋳物工場跡で計画/ 栗木鉄山跡は主に世田米の国道397号栗木トンネル種山側に位置し、付近には大股川が流れる。明治14年1881年〕〜大正9年〔1920年〕に操業された製鉄所で、一時は国内4位(民間3位)の銑鉄生産量を誇った。石垣や水路、高炉の位置などを示す遺跡が見られる。/ 江戸時代から蓄積されてきた製鉄技術や、立地環境を生かして操業。職員住宅なども整備されるなど「鉄の村」が形成された。/ 〔栗木鉄山〕調査指導委員会議平成28年度〔2016年度〕に設置。委員は熊谷常正 氏(盛岡大学文学部社会文化学科、委員長) 小野寺英輝 氏(岩手大学工学部機械システム工学科) 小向裕明 氏(大槌町教委生涯学習課) 佐々木清文 氏(前・埋蔵文化財セ)の4人で構成している。」
▽「同日〔6月1日〕の会議では、昨年度〔2017年度〕の調査内容を確認。調査に携わった小向〔裕明〕、佐々木〔清文〕両氏らから、第一高炉の炉底基盤や本社事務所跡の両確認調査、資料収集の成果が示された。/ これまで第一高炉については、製鉄史の中で大島高任式高炉の最終期を飾るとの位置づけもあったが、昨年度〔2017年度〕の調査では、その構造で特徴的な花こう岩の基盤利用は確認できなかった。周囲の石垣も含め、すべて遺跡周辺で調達できる素材が用いられた。/ また、高炉のれんがは、事業に伴って新たに購入しただけでなく、近隣で操業していた子飼沢鉄山などで使われたものを再利用。釜石の橋野高炉に比べ、かなりの省力化が図られている様子がうかがえた。/ 本社事務所跡も、釜石鉱山事務所に比べ質素な構造だったことが浮かび上がった。鉱石や木炭、製品の運搬設備、ガスエンジンなどには最新鋭の設備が投入されていたにもかかわらず、事務所内では「ぜいたく品」のような遺物はなく、慎ましい事業姿勢を続けていた足跡がみられたとしている。/ また、資料収集活動では、福島県郡山市在住の田﨑礼子氏から第一高炉前で撮影された写真などの寄贈を受けた。田﨑氏の祖父が栗木鉄山での仕事に従事していたといい、写真は高炉の構造や操業体制を解明するうえで貴重な資料となる。」
▽「本年度〔2018年度〕調査では、鉄山跡の東端にある鋳物工場跡での発掘を計画。〔住田〕町は平成10年度〔1998年度〕までに4回試掘調査を実施しているが、鋳物工場跡では行っていなかった。/ 熊谷〔常正〕委員長は「栗木では高炉で製鉄を行い、実際に鉄瓶などの製品をつくっていたとされる。今回の発掘で製品の特徴が明らかにできれば。規模が大きい上屋などの写真もあり、施設の範囲も分かってくるのでは」と、本年度調査の意義を語る。/ 現地調査は、早ければ〔2018年〕8月下旬から着手する。本年度〔2018年度〕はさらに、第一高炉跡の3D計測業務を専門業者に委託する。〔住田〕町教委は33年度〔2021年度〕までに、国に文化財指定申請を行う考えを示す。」
▽「明治、大正期は官営の製鉄工場が民間に払い下げられ、江戸時代からの伝統をくんだ小さな製鉄場が発展していく一方、その後は第1次世界大戦後の不況にさらされるなど、鉄産業は激動下にあったとされる。会議では、近代製鉄史における栗木鉄山の価値をどう明確化するかや、地元に残る資料の掘り起こしなどについても意見交換が行われた。/ 町教委では、調査に加え、多くの人々に学びの場を提供できる環境整備推進も見据える。種山に構える各観光施設に近く、幹線道路沿いにあるため、今後は利活用への関心の高まりも期待される。」「▲ 町教委に寄せられた第一高炉の写真」「▲ さらなる価値明確化に向け調査が続く栗木鉄山=住田町」「平成30年6月3日付1面」

 

2018年6月2日(土)

 

▼【1日目】津田塾大学 千駄ヶ谷キャンパス祭さんのツイート: "ラーニングコモンズの住田町企画です! 木でできた素敵なものがたくさんあります/そして、私お気に入りの住田町キャラクターのすみっこ です! 炭がモチーフになっているそうですよ〜… " https://twitter.com/SendagayaCampus/status/1002739791408984064

▽参考:
▼キャンパスガイド(施設紹介)|津田塾大学 https://www.tsuda.ac.jp/student-life/campus-guide.html

 

2018年6月1日(金)

 

▼Web東海新報|「昭和橋」何を受け継ぐか、新橋設計に向け景観検討委設置へ/住田〔2018年6月1日〕 https://tohkaishimpo.com/2018/06/01/207387/
▽「住田町と〔岩手〕県大船渡土木センター住田整備事務所が主催する初の「昭和橋シンポジウム」は〔5月〕30日夜、町役場町民ホールで行われた。古き良きたたずまいが残る商店街と役場周辺をつなぐ昭和橋は、住民生活を支え続け、世田米のシンボル的な存在でもあるが、治水安全度70分の1(70年に一度発生する規模の大雨、洪水に対する安全)確保に向けた架け替えを控える。シンポジウムでは景観工学の観点による昭和橋の魅力や、2~3月に実施した住民アンケート結果などが示され、住民らは今後の新橋設計のあり方を探った。」
▽「■初のシンポジウム開催/ 昭和橋は世田米商店街と〔住田町〕役場などがある川向地区を結び、昭和8年〔1933年〕に架橋。橋の長さは73メートル。交通可能な道幅は3・2メートルで、一般車両同士のすれ違いができない狭さとなっている。/ 周囲の蔵並みとともに「古き良さ」「古里らしさ」を感じさせる景観も形成。町中心部に立地し、登下校の児童生徒など一定の歩行利用や車両通行がある。/ 〔岩手〕県は平成26年〔2014年〕7月の津付ダム事業中止決定以降、新たな治水対策を進める。昭和橋は、岩泉町などを襲った一昨年〔2016年〕8月の台風10号の教訓を受け、前倒しで架け替えることにした。/ 現在〔の昭和橋〕は橋脚7本が支える構造で、橋脚同士の間隔は9・1メートル。架け替えでは橋脚を1本とし、現状よりも橋げたを高くする。/ 町や同事務所では、現橋への愛着や魅力をどう生かすかを考える資料として活用しようと、〔2018年〕2~3月にアンケートを実施。〔昭和橋〕シンポジウムはアンケート結果を報告しながら、今後の設計方針について理解を深めてもらおうと企画し、住民ら40人余りが出席した。」
▽「基調講演では、公益社団法人日本技術士東北本部岩手県支部の村上功氏が講師を務め、〔2016年の〕台風10号で甚大な被害を受けた〔岩手県〕岩泉町安家川の事例を説明。流木が橋脚に挟まって水をせき止め、被害が拡大していった経緯などを示した。/ 引き続き登壇した大日本コンサルタント(株)の池田大樹氏は、景観工学の観点などから昭和橋の魅力を解説。同社は、橋りょう架け替え事業の予備設計業務を担っている。/ 池田氏は、構造美に加え住民に親しみやすさがあるとし「良い橋だからこそ、その精神を受け継いだ橋を」と言及。今後の視点として ▽風景との調和 ▽地域との共生 ▽美しいプロポーションと細部デザインの工夫 ▽周辺の風景を眺める視点場 ──を掲げた。」
▽「後半は、〔岩手県大船渡土木センター住田〕整備事務所職員がアンケート結果報告。アンケート用紙は、町内全世帯や小中学生に計2099部配布し、931部(44%)の回答があった。/ 〔昭和〕橋利用時の交通手段(複数回答)で最も多かったのは自動車で、総回答数の約60%を占めた。一方、徒歩も25%近くあった。/ 昭和橋を取り巻く空間の将来の問い(同)では「人が安心して歩ける」が最多で30%。「車が安全に通れる」は24%だった。「川沿いや橋周辺を楽しく徒歩できる散策路」「蔵並みなど景色がよく見える場所」への回答も多かった。/ アンケート結果をふまえ、架け替え計画を立案するため、有識者からなる景観検討委員会設立する方針も説明。現段階では、道幅や歩道設置の有無に加え、どこに架橋するかも定まっていない。/ 仮に、幅員を広げた橋の整備を行う場合、用地確保に加え〔住田〕町も財政負担しなければならない。〔景観検討〕委員会には、橋の全体形状の検討課題に加え、架け替え計画に関する方向性、高欄や照明などの付属物などについて協議を求める方針。〔岩手〕県や〔住田〕町は現在、委員の人選で最終的な調整を進めているという。」
▽「意見交換では、住民から「散歩をしている時に、後ろから車が来るのではと不安になることがある。子どもが通学し、ベビーカーを押して渡る姿もある。安心して通れる橋を」「景観にマッチした橋を」といった発言があった。/ 昨年〔2017年〕11月に行われた〔住田〕町地域デザイン会議では、〔岩手〕県側は工事期間は明言しなかったものの、32年度〔2020年度〕までとなっている国の社会資本整備総合交付金を活用したい意向を示している。住民からは「スケジュールありきの設計になっていないか」との指摘があり、住田整備事務所の加藤伸三所長は「(設計は)来年度〔2019年度〕にもかかるだろう。議論によっては委員会を開催する回数も増えてくる」と述べた。」「▲ 80年以上の歴史がある昭和橋の魅力を見つめ直したシンポジウム=住田町役場」「令和元年6月1日付 1面」

▽参考:
岩手県技術士会(公益社団法人日本技術士会東北本部岩手県支部) http://www.ipei.jp/

▼活動紹介〔2018.05.30〕|岩手県技術士会 http://www.ipei.jp/profile3.html
▽「18.05.30/ 県支部/ 昭和橋シンポジウム →http://www.ipei.jp/180530symposium.pdf

▼PDF:(昭和橋シンポジウム)「公益社団法人日本技術士会東北本部 岩手県支部事業活動報告」〔2018年5月30日〕|岩手県技術士会 http://www.ipei.jp/180530symposium.pdf
▽「■公益社団法人日本技術士会東北本部 岩手県支部事業活動報告/ ○事業名岩手県沿岸広域振興局大船渡土木センター 昭和橋シンポジウムにおける講演/ ○委員会・研究会名: 〔日本技術士会 岩手〕県支部 村上 功/ ○日時: 平成30年〔2018年〕5月30日(水)19:10~19:40/ ○場所: 住田町役場町民ホール/ ○参加人数等: 約40人」
▽「○活動内容: 近年、短時間豪雨や総雨量が数百ミリに達する大雨が各所で発生し、甚大な被害が多発している。今後も短時間豪雨の発生頻度や降水量の増大が予想されており、洪水被害のリスクが高まっている。/このような状況を踏まえ、住民の皆様と行政が一体となって、水害リスクに関する知識と心構えを共有することが大切と考える。/ 〔岩手〕県は平成26年〔2014年〕の津付ダム事業中止決定を受けて、ダムに替わる新たな治水対策を進めてきた。住田町世田米に位置する、昭和橋昭和8年〔1933年〕に建設された老朽橋である。この橋は支間長が約9メートルとなっており、河川管理施設等構造令が規定する基準径間長を満たしていないなどの問題を抱えている。したがって、大雨などによって上流からの流木が橋に滞留し、河道を閉塞した場合、洪水被害拡大リスクが高くなる。/ こうした現状を踏まえて、〔日本技術士会・岩手〕県支部として平成28年〔2016年〕8月の台風10号による岩泉町安家川の被災事例と復旧計画事例を紹介することによって、住民の治水対策に対する情報の共有と共通認識の醸成に寄与しようとするものである。/ シンポジウムは、以下の要領で開催された。/ ◇第一部 基調講演/ ○講師/公益社団法人日本技術士会東北本部岩手県支部 村上功 氏/ ○講師/大日本コンサルタント株式会社 池田 大樹 氏/西山 穏 氏/ ◇第二部 『昭和橋』アンケート報告及び意見交換/ この、シンポジウムでは、活発な意見交換がなされ、住民の方々の関心の高さをうかがい知ることができた。」

▼社会資本整備総合交付金 - 国土交通省 https://www.mlit.go.jp/page/kanbo05_hy_000213.html

 

▼住田町観光協会〔2018/06/01〕 | Facebook https://www.facebook.com/sumitakankokyokai/posts/1625493197548726/
▽「東北絆まつり〔2018年6月2日・3日開催予定。盛岡市〕、合同会社HUB住田観光開発(株)と合同で2日間出展します! 住田どん菓子ズドーンすみっこグッズ、住田鶏はらみ住田まるごとチキンカレー等販売します! ぜひご来店くださいませ!」

▽参考:
▼東北絆まつり2018盛岡 Tohoku kizuna festival 2018 Morioka | 岩手日報 IWATE NIPPO https://www.iwate-np.co.jp/page/kizuna
▼『東北絆まつり2018』は盛岡で開催! 日程は? パレードや見どころ紹介!〔2018年03月07日〕 | TRAVEL STAR https://travel-star.jp/posts/2816

 

 

▽▽関連記事:2018年6月上旬

▼集落孤立「不安」82%/岩手・宮城内陸地震10年アンケート〔2018.06.09〕 | IWATE NIPPO 岩手日報 https://www.iwate-np.co.jp/article/2018/6/9/16094
▽「2008年の岩手・宮城内陸地震から〔6月〕14日で10年。岩手日報社は、〔岩手〕県内全33市町村を対象に直下型地震や災害時の集落孤立に関するアンケートを行い、27市町村(81・8%)が孤立化対策に不安を抱えていることが分かった。被害を想定した避難訓練を行っているのは6市町村(18・2%)にとどまり、通信手段確保や食料備蓄が未実施の自治体もある。強い危機感とは裏腹に、備えが不十分な実態が浮かび上がった。/ 孤立対策が「大いに不安」と答えたのは大船渡、釜石、軽米、一戸、住田葛巻紫波の7市町(21・2%)で「多少不安」は20市町村(60・6%)。「あまり不安はない」は北上、二戸、矢巾、田野畑の4市町村(12・1%)、「不安はない」は金ケ崎町、野田村(6・1%)のみだった。/ 理由としては道路や、水道や電気などライフライン寸断への備えを挙げる自治体が多い。「食料備蓄、通信手段確保が未実施」(山田町)、「備え、避難訓練を実施していない」(八幡平市)など、具体的対応を打ち出せない不安も強い。」

 

▼Web東海新報|大船渡市長選/競争選見据え 長い前哨戦へ、告示まで半年切る〔2018年6月8日〕 https://tohkaishimpo.com/2018/06/08/208250/
▽「〔2018年〕12月2日(日)の任期満了に伴う大船渡市長選は、11月18日(日)の告示まで残り半年を切った。現在、表明順に新人で元参議院議員藤原良信氏(66)=日頃市町・無所属=と、2期目の現職・戸田公明氏(69)=猪川町・同=の2人が立候補を予定しており、競争選挙となるのは確実な情勢。それぞれの後援会では組織の再構築などを進めており、今後、体制が整った段階で前哨戦が活発化するものとみられる。
▽「■新人と現職が出馬予定/ 今回の〔大船渡〕市長選は、昭和27年〔1952年〕の市制施行から数えると通算19回目、三陸町との合併後は5回目、東日本大震災の発生後は2回目。〔2018年〕11月18日告示、同25日(日)投票の日程で行われる。/ 今市長選をめぐっては、〔2018年〕2月中旬に藤原〔良信〕氏が「今までの国、県との関係を生かし、地域発展を図っていきたい」と立候補を表明。5月中旬には戸田〔公明〕氏が「復興の総仕上げと、持続可能なまちづくりを進めたい」と3選出馬の意思を正式に示した。/ 藤原〔良信〕氏は衆議院議員秘書を経て、昭和62年の県議選から連続5期当選し、平成15~17年には議長に就任。19年の参院選民主党公認で比例区に出馬し、初当選。25年に生活の党から再選を目指したが落選した。/ 戸田〔公明〕氏は、18年の市長選に大手建設会社を辞して立候補したが、当時現職との一騎打ちで敗戦。再挑戦した22年の市長選では新人3人による争いを制して初当選し、26年の前回選では新人候補を破って再選した。/ 選挙日程も決まっていない2月の段階から新人が起意表明し、異例の早さで動き出した市長選。現在のところ、この2人のほかに起意表明や候補者擁立への表だった動きはみられておらず、両氏の後援会では長い前哨戦を見据え、組織の再構築や支持拡大に向けた動きを強めている。/ 藤原氏後援会(宮澤信平会長)では2月の出馬表明後、地区ごとに後援会組織の再構築を進めている。合わせて、市内事業所にも浸透も図るなどの動きもみせる。/ 一方、戸田氏後援会(水野公正会長)でも組織の再構築を図る。現職としての2期7年余りにわたる実績をもとに、市内各地で支持拡大への足場を固めている。/ 政党の動きでは、国民民主が戸田氏の推薦を決定。自民、公明、共産は現時点で支持の動向を明らかにはしていない。/ 震災から7年が経過し、住まいの再建は最終段階を迎えている。市内各地に整備された応急仮設住宅では、ピーク時の23年11月には1792戸、4531人が生活を送っていたが、今年4月末現在では74戸、137人にまで減った。/ 有権者数は、大船渡町などの被災した沿岸部では減少が目立ち、公民館を解散した地域もある。一方、内陸部の猪川町、立根町などでは、高台への移転や災害公営住宅への入居が進み増加傾向にある。/ 新たなコミュニティーの創出が図られる地域も多い中、今選挙では、高台の宅地や大規模な災害公営住宅に暮らす有権者への浸透をいかに図れるかが、最大の特色といえる。どちらの後援会も、こうした新たなコミュニティーへの対応はまだ手探りの状態にある。/ 早期復興もさることながら、少子高齢化や人口減少の影響を受けて各地区が抱える課題が多様化する中にあって、“復興後の大船渡”の方向性も示さなければならない時期にきている。/ 人口減少、少子高齢化への具体策、復興需要収束後の地域経済と産業の振興、市民所得の向上と維持、内陸部へのアクセス道路整備の充実など、取り組まねばならない問題が山積する。/ 港湾の利活用など、実現すれば市内の産業や医療、学術など各方面への波及が期待される、国際リニアコライダー(ILC)の北上山地への誘致促進にも目を向け、青写真を描く必要がある。/ 今回は、選挙権年齢が18歳に引き下げられて初めての市長選となる。/ 6月1日現在の有権者数は、3万2068人(男1万5270人、女1万6798人)。前回選投票時(20歳以上)と比べて350人少ない。」「平成30年6月8日付 1面」

 

▼一生残るライブに/BRAHMAN、宮古と大船渡で公演へ〔2018.06.05〕 | IWATE NIPPO 岩手日報 https://www.iwate-np.co.jp/article/2018/6/5/15756