2018年8月上旬:住田町に関する記事

▽2018年(平成30年)8月上旬の岩手県気仙郡住田町(すみたちょう)に関する記事クリップ。日付の降順。
▽「〔 〕」部分は補記。人名や電話番号などの一部に、念のためマスクを施した。機種依存文字(環境依存文字)はできるかぎり置き換えた。

▼2018年8月中旬:住田町に関する記事 - atimus's blog http://atimus.hatenablog.jp/entry/2018/08/11/000000
▼2018年7月下旬:住田町に関する記事 - atimus's blog http://atimus.hatenablog.jp/entry/2018/07/21/000000

 

2018年8月10日(金)

 

▼Web東海新報|支払額折り合いつかず調停手続打ち切りに、木工2事業体の融資金回収/住田町〔2018年8月10日〕 https://tohkaishimpo.com/2018/08/10/216359/
▽「住田町が三陸木材高次加工協同組合(三木)と協同組合さんりくランバー(ランバー)の融資残額や町有林原木未納額計10億円超の支払いを求め、両事業体や連帯保証人を相手に申し立てていた調停手続きが、打ち切りとなったことが〔8月〕9日までに分かった。昨年〔2017年〕7月に申し立て手続きを進める議案が町議会で議決され、今年1月以降5回以上にわたり調停の場が設けられてきたが、支払額を巡り折り合いがつかなかったとみられる。/ 調停とは裁判所の調停委員が間に入り、協議によって適正・妥当な解決を図る制度。双方が納得がいく解決を目指し、和解・合意すると裁判判決と同じ効果がある。一方、債権を圧縮する内容での和解案や、不成立で手続きが打ち切られることもある。」
▽「複数の関係者によると、〔8月〕8日に大船渡家庭裁判所で調停があり、町や事業体、保証人側に対して裁判所側が手続き打ち切りの旨を告げたという。支払額を巡って双方の歩み寄りが難しく、同意に至らなかったとみられる。/ 事業体関係者の一人は「調停は、町としても事業体を存続させるために行った手続き。どうであれ、今後も(工場が隣接する)けせんプレカット事業協同組合などからの協力を得ながら事業を継続し、従業員を守っていきながら収益向上を目指していくしかない」と語る。/ 一方、町は「現時点で話せることはない」とし、態度を明らかにしていない。今後、議会などと協議の場を設けるなどしながら、今後の対応策を固めていくとみられる。/ 三木は主に、防腐加工などを施した構造用集成材を製造。ランバーは丸太を集成材用ひき板(ラミナ)に製材、乾燥加工している。/ 両事業体は、平成19年〔2007年〕に経営危機が判明。町から約7億9000万円公金融資を受けて再建を進め、26年度から年度当たり約3100万円を町に償還する計画だった。しかし、支払期日を迎えても、定められた額の償還ができない状況が続いていた。/ 調停を巡る関連議案は、神田謙一町長就任前の昨年〔2017年〕7月11日に開かれた臨時議会に提案。町側は「(両事業体は)大きな債務を抱えているままでは、再建のめどが立たない」などとして理解を求め、賛成多数で可決された。これを受け、町は同〔2017年〕11月下旬に調停申し立てた。/ 議決段階での請求予定額は、町の融資分と町有立木の未払代金など10億7741万円。当初、申し立ての相手は両事業体と連帯保証人の25個人・団体だったが、保証人死去に伴う相続放棄などを受け、計16個人・団体を対象に進めてきた。/ 町はこれまで「守秘義務がある」として調停の詳細を明かしてこなったが、町議会6月定例会での一般質問答弁で、今年1~5月に計5回の調停があったと説明。町側は一日も早い和解・合意を目指してきたものの、議会議決から1年を過ぎてもまとまらない状態が続いていた。」「▲ 木工団地を形成する三陸木材高次加工協同組合=世田米」「平成30年8月10日付 1面」

 

2018年8月9日(木)

 

▼Web東海新報|「ひと山越えに、来ませんか?」、住高のPRポスター制作/住田町教委〔2018年8月9日〕 https://tohkaishimpo.com/2018/08/09/216209/
▽「〔岩手〕県立住田高校の魅力を広く発信していこうと、住田町教育委員会は本年度〔2018年度〕、新たにポスターリーフレットを制作した。ポスターは、山あいに校舎がある環境を生かした斬新なデザインが好評。リーフレットでは、生徒の思いや学校生活を分かりやすく伝え、町の支援策も盛り込んだ。町教委は今後も、入学生確保につながる魅力理解を後押ししていくことにしている。」
▽「■斬新なデザインが好評、リーフレットも完成/ 〔住田〕はこれまで、教育振興事業として給食の無償提供を実施。通学距離が6キロ以上の生徒を対象にバス定期券料金の3分の2を補助してきた。さらに、オーストラリアへの生徒派遣や部活動活動費の補助、英検受験料を町が全額負担するといった支援を進める。/ 本年度〔2018年度〕は、新たな魅力づくりにつながる支援策を打ち出すため、教育コーディネーターを採用。さらに、これまで志望校として考えていなかった中学生らにも気軽に関心を持ってもらおうと、ポスターとリーフレットの制作に乗り出した。/ 編集は、まち家世田米駅の指定管理者となっている一般社団法人・SUMICAに委託。本年度、教育コーディネーターの小宅優美さん(26)やSUMICAスタッフは何度も同校を訪れて生徒たちと交流を深めるとともに、地域にあまり知られていない学校の魅力も探ってきた。/ 完成したポスターのキャッチフレーズは「ひと山越えに、来ませんか?」。在校生に協力してもらい、学校前の山々を越えていこうとする大胆な合成デザインが目を引く。「ひと皮むけて成長できる」「中学校までの自分を越える成長を得られる」といったメッセージを込めているという。/ 一方、「学校の魅力を知る副読本になれば」と制作したリーフレットでは、鈴木広樹校長と大谷一真生徒会長(3年)との対談を掲載。生徒の魅力や受験を控える中学3年生へのメッセージなどをまとめている。/ 「数字で見る住田高校」では、出身市町別在籍者数や進路状況、年間ボランティア活動参加者数、平均通学時間などを紹介。卒業生の声に加え、町の支援体制にもふれている。/ 小宅さんは「1学年定員が40人と少人数ながら、クラスマッチではオセロも含め11競技あるなど、多様性を認め合う雰囲気がある学校。生徒同士も助け合いながら過ごし、自分の進路をじっくりと考えられる環境もある。そういった雰囲気を伝えていきたかった」と、制作への思いを語る。/ リーフレットは気仙3市町の中学2、3年生らに配布。ポスターも各学校に配布したほか、生徒たちの目にふれやすい場所などに順次掲示を依頼する。」「平成30年8月9日付 3面」

 

▼市町村重点要望調査で遠野市から釜石市を訪問〔2018年08月09日〕 | 岩手県議会議員 岩崎友一公式ブログ 〜一直線!! みんなで龍馬になろうじゃないか!〜 https://ameblo.jp/iwasakitomokazu/entry-12396615563.html
▽「おはようございます。昨日〔8月8日〕から2泊3日で自民党岩手県・〔岩手〕県議会自民党会派共同開催の市町村重点要望調査を再開しました。/ 昨日〔8月8日〕は遠野市をスタートし、住田町陸前高田市、大船渡市、釜石市を訪問しました。/ 沿岸部では現地視察を取り入れ、陸前高田市では今泉地区の高台から、大船渡市では中赤崎地区の高台から復興状況を視察し、釜石市ではガントリークレーンと浜町・東前町の復興状況を視察しました。/(上の写真は釜石市での要望書受領の様子、下の写真は陸前高田市での現地視察の様子です。)/ 遠野市住田町ではこれからの地方創生の根幹に関わる要望を中心に、また震災の被災地では復興に関する要望が多かったわけでありますが、沿岸部でも昨年〔2017年ン〕までとは要望内容も変化し、復興が着実に進んでいると感じる部分がある一方、移転元地の利活用など、引き続き大きな課題も残されています。/ また、制度の運用改善や延長を求める要望も頂戴し、復興の完遂に向けて平成32年度以降の国の体制や財源の確保の在り方について しっかりと議論を進めていかなければならないと改めて感じました。/ 今日も東日本大震災津波の被災地、平成28年〔2016年〕台風10号災害の被災地を訪問し、要望ヒアリング、現地視察を行う予定でありますが、各自治体とも本県〔岩手県〕に接近する台風13号への対応があると思いますから、配慮しながら、活動をしていきたいと思います。」

 

2018年8月8日(水)

 

▼Web東海新報|「竹の藍傘」で彩りを、東京理大生が制作 きょう設置へ/住田〔2018年8月8日〕 https://tohkaishimpo.com/2018/08/08/216043/
▽「住田町下有住の生涯スポーツセンターで〔8月〕8日、東京理科大学(本部・東京都)の学生と町内の子どもたちが協力して制作した「竹の藍傘(あいがさ)」が設置される。〔8月〕7日まで竹材の加工や布の藍染めなど、地道な作業を重ねてきた。学生たちは手づくりの彩りが並ぶ光景に、地域活性化や人々の交流促進などへの期待を込める。/ 東京理科大学から訪れているのは、建築学科の大学生、大学院生計15人。昨年〔2017年〕まで5年間にわたり陸前高田市での「竹のワークショップ」に参画してきた学生有志が参加を呼びかけ、4〜9日の日程で滞在している。/ 「住田を飾る」をテーマとし、町内で比較的手に入りやすい資源を活用しながら住民らと交流を深め、地域に活気を呼び込もうと活動。〔8月〕6日は世田米町生活改善センターで切り出してきた竹の加工や、藍染め作業に向けた準備が行われた。/ 竹の藍傘は、高さ3メートル。藍染めを施した布は、竹を細く切った“骨”につるす。竹の加工作業では、学生たちがなたを手に奮闘。柱と骨は麻ひもで結びつけるなど、地道な手作業を続けた。/ 一方、藍染めの準備作業には、世田米学童クラブを利用する小学生が参加。「わっかしぼり」は大小のボールを布でくるんだほか、「いたじめしぼり」では2本のわりばしでたたんだ布を挟んだあと、輪ゴムでしばった。/ 大学院修士2年の小川将貴さん(24)は「子どもの豊かな感性に、自分たちも刺激を受けることができた。多くの人に、彩りを楽しんでもらえれば」と話していた。/ 藍傘を設置する〔8月〕8日は午後3時から、同センターで「下有住夕涼会」が開催される。活動当初は世田米商店街での設置も計画していたが、悪天候が予想されることから、当日に判断する。」「▲ 学生たちによる竹の加工作業=世田米」「〔写真:〕藍染めの準備作業では小学生と交流=同」「平成30年8月8日付 7面」

▽参考:
陸前高田・竹のワークショップ « Satsuta Studio of Architecture http://satsuta.com/news/%E9%99%B8%E5%89%8D%E9%AB%98%E7%94%B0%E3%83%BB%E7%AB%B9%E3%81%AE%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%97.html

→▼住田町 - 投稿〔2018/08/06〕 https://www.facebook.com/sumitacho/posts/838634472996526

 

▼下有住地区公民館 - 投稿〔2018/08/08〕 https://www.facebook.com/shimoarisu/posts/2187365141538573
▽「本日〔8月8日〕の下有住夕涼み会/ 天気に恵まれ、大盛況です。/ ブースを担当して頂いた愛知学院大学東京理科大東北工業大学の学生さんたちのおかげで大変素晴らしい会になりました。/ 地区の皆様、スタッフで協力頂いた皆様、本当にありがとうございました。」

▽参考:
→▼下有住地区公民館 - 投稿〔2018/07/09〕 https://www.facebook.com/shimoarisu/posts/2155145581427196

 

▼志田淳 - Atsushi Shidaさんのツイート: ". 気仙沼から1時間、岩手県住田町に来てます。 街並みが素敵すぎる。 https://www.instagram.com/p/BmOHR2dB7yX/" https://twitter.com/atsushi1992/status/1027193280465973249

 

▼石山優太さんのツイート: "怒涛で最高に楽しかった岩手県住田町での撮影を終え、仙台経由で東京へ。 そして、そのまま高知に。 高速バス24時間の旅" https://twitter.com/shiomen/status/1027038644652011520

 

2018年8月7日(火)

 

▼農家カフェ フライパンさんのツイート: "8/17 盛大な飲み会開催します。 りんごエールとオイスタースタウトとたかたのゆめビール、神田葡萄園さんのワイン、推薦酒造さんの日本酒が飲めます!フードは住田町の人気レストラン「kerasse」、大船渡のサンドイッチバー「SANEN」と当店フライパン。2市1町の滅多にないコラボです!… https://t.co/7EGTrVPWfm" https://twitter.com/FRYINGPAN2014/status/1026657952541728769

 

2018年8月6日(月)

 

▼住田町 - 投稿〔2018/08/06〕 https://www.facebook.com/sumitacho/posts/838634472996526
▽「【下有住夕涼み会の開催について】 下有住いきいき活動協議会では以下の日程で「下有住夕涼み会」を開催いたします。/ 〇日時:平成30年〔2018年〕 8月 8日(水) 15:00〜17:00/ 〇場所:下有住地区公民館/ 〇主催:下有住いきいき活動協議会下有住児童館/ 〇チケット代:400円(前売りは下有住児童館で販売)/ 〇内容: ・流しそうめん ・子供縁日(お菓子釣り、ヨーヨー、お化け屋敷、おでん、くじ引き、焼きそば、フランクフルト) ・魚つかみどり ・じゃんけん大会等/ 〇参加要件:どなたでも参加いただけます。/ 〇注意事項: ・魚のつかみどりでは、濡れますので、着替え・タオルを持参下さい。 ・飲み物は持参するか、有料でご利用ください。 ・天候等により内容が一部変更になる場合があります。/ 前売りチケットはまだ販売中です! 多数のご来場をお待ちしております!/ 【問い合わせ先】 下有住地区公民館 0192-48-2531」

 

▼後見落語・相続落語8月〔2018年8月6日〕 | ぶろぐ|桂ひな太郎|HINATARO.COM http://hinataro.com/blog/?p=3633
▽「〔8月〕3日は岩手県気仙郡住田町に前日入りしました/ 町民後見人養成事業に意欲的取り組む事務局の及川氏に お隣の陸前高田市をご案内頂きました。当初は奇跡の一本松など撮影するつもりでしたが現地に着くと目前の光景はテレビで見たままですが現実に圧倒されてしまい 私が呑気に撮影なんかしてたら申し訳ないと思い一枚も撮れません。7年の月日が流れた町が後何年かかれば復興出来るのか自分にも 何か役立つ事が出来るのか改めて考えさせられました。/ 翌日〔8月〕4日 会場は住田町 役場町民ホール/ 大勢の参加者ですが若い方も沢山いらっしゃいます 落語に続いての制度解説は住田町社協〔住田町社会福祉協議会〕の職員さんにも登壇して頂き初歩的な説明と制度を利用する場合の注意点や後見人選びなど事例を交えて解説、市民後見人の必要性もお話しました。/ 〔8月〕13日は〔東京都〕町田市で笑顔相続落語 主催は野村證券株式会社 町田支店です 〔※略〕」

▽参考:
→▼Web東海新報|「後見人制度」活用へ、今秋にも住民向け養成講座開催/住田町〔2018年6月23日〕 https://tohkaishimpo.com/2018/06/23/210260/

 

2018年8月5日(日)

 

2018年8月4日(土)

 

▼おいかわ りょうさんのツイート: "準備完了! 桂ひな太郎師匠口演会 後見落語「後見爺さん」 IN 住田町岩手… " https://twitter.com/oikawaryoiwate/status/1025555312718168064

 

▼有限会社ありす畜産 - 投稿〔2018/08/04〕 https://www.facebook.com/alicepork/posts/2164920933720820
▽「8月11日に住田町農林会館周辺で実施される「JAおおふなと青空市場」に出店予定です。弊社豚肉を使用した加工品の出品を予定しています。皆様のお越しをお待ちしております。/ ===/ ・日時:2018年08月11日 (土) 09:00〜12:00/ ・場所:岩手県気仙郡住田町 農林会館/ ・参考ホームページ:http://www.jaofunato.or.jp/ ===」

▽参考:
▼JAおおふなと http://www.jaofunato.or.jp/

 

2018年8月3日(金)

 

▼Web東海新報|「連携協定」生かし対話、津田塾大生が現地活動/住田(別写真あり)〔2018年8月3日〕 https://tohkaishimpo.com/2018/08/03/215516/
▽「住田町と今年〔2018年〕2月に「連携協力に関する包括協定」を結んだ津田塾大学(東京都、髙橋裕子学長)の学生たちが、〔8月〕1日から同町〔住田町〕に滞在し、住民らと対話を重ねながら地方の魅力発信について考える連携プロジェクトを展開している。住民や町関係者と膝を交え、高齢化や人口減少がもたらす地域課題や、住民同士のつながりの強さといった魅力を把握。町側では、本年度〔2018年度〕力を入れている都市住民との交流促進など、協定を生かした活性化に期待を込める。」
▽「■今後の交流促進に期待/ 津田塾大は、明治33年〔1900年〕に私立の女子高等教育機関「女子英学塾」として創立。東京都の小平市と渋谷区にキャンパスがある。/ 大学の学芸学部には英文、国際関係、数学、情報科学の各学科、総合政策学部に総合政策学科があり、学生数は約3000人。同学科の森川美絵教授らは平成25年〔2013年〕前後から、東日本大震災被災地における医療・福祉・介護連携分野の支援をきっかけに、住田とのかかわりを強めてきた。/ こうしたつながりを地域活性化や大学教育・研究推進につなげようと、協定を締結。相互の資源やネットワークなどを活用し、地域社会の課題解決や人材育成を図るとしている。/ 締結後、学生たちが住田を訪れるのは今回が初めて。「地方の魅力の発信」をテーマとし、総合政策学科と英文学科の学生計8人が3泊4日の日程で滞在している。/ 〔8月〕1日は役場庁舎内などを見学し、町内で民泊。〔8月〕2日は3グループに分かれ、地域住民らにヒアリングを行った。/ 世田米商店街沿いに暮らす泉田是重さん(73)、紀禾さん(71)夫妻のもとには、学生3人が訪問。人口減少や高齢化進行に伴う地域課題、住田の魅力、都市部在住の住民との交流などの現状を聞きとった。/ 困り事として話題となったのは、交通手段。泉田さん夫妻は、通院や買い物で苦労している高齢者が多く、緊急時は乗用車を運転できる顔見知りの住民に送迎してもらう“助け合い”で乗り切っている現状にふれた。/ また、空き家の増加にも言及。住む人がいないと庭木の手入れや草刈りも進まないといった悪循環を挙げた一方、家財道具や仏壇が残っていることから簡単には貸せない家屋が多いなど、先祖代々から受け継いできた不動産ゆえの複雑さも伝えた。/ このほか、泉田家にあるの一つを音楽サークル〔音蔵〕に利用させ、多彩なイベントが行われている動きも紹介。町外の大学生らによるボランティアでの蔵補修など、課題解決に地域外住民の力を生かしてきた足跡も示した。/ ヒアリングを終えた総合政策学科2年の増田珠美さん(19)=長野県出身=は「住民同士のつながりの強さを改めて感じた。都市部で暮らす人たちが、何らかの縁で住田を知った時に、そのつながりを風化させずに継続・発展できるためには何ができるかを、今後も考えたい」と話していた。/ 住田での活動について、森川〔美絵〕教授は「学生たちなりに地方創生や地域の魅力をどう発信するかを考えているが、まずは地元の方たちの話をしっかり聞き、交流を深めてほしい」と語る。/ 町〔住田町〕は本年度〔2018年度〕、移住・定住しなくても地域へのかかわりを持ち続ける「関係人口」の創出に力を入れている。町は大学との連携活動を通じ、こうした分野への波及も見据える。/ 神田謙一〔住田〕町長は「『古里・地元』という認識を持ってもらうことが大事。そうした意識があれば、生活やなりわいにどのような課題があり、何を創造すべきかが見えてくる」と期待を寄せる。」「▲ 歴史ある住宅を訪ね、地域の現状を聞き出す学生たち=世田米」「平成30年8月3日付 1面」

津田塾大学 総合政策学部さんのツイート: "☆津田塾大学岩手県住田町連携プロジェクト☆ 8月1日~4日にかけて、連携協定を締結している岩手県住田町に、森川〔美絵〕教授と学生が訪問しています。地元の高校生や高齢者、社団法人など様々な方々と交流することで、様々な課題について考えます。  #住田町 #津田塾大学 #連携プロジェクト… https://t.co/sBp958PYWj" https://twitter.com/tsudacps/status/1025319084483796992

 

2018年8月2日(木)

 

▼虱山金剛力士像さんのツイート: "■12日に住田町成人式、出身者ら62人が対象/町役場で開催東海新報)/ 住田町の平成30年度〔2018年度〕「成人式」は、〔8月〕12日(日)午前10時から同町役場で行われる。新成人の https://t.co/FAzrpjJLbY" https://twitter.com/MAD_MAX_K/status/1024673867409682437

 

▼すみたループ事業〔2018/08/02*1〕|『関係人口』ポータルサイト http://www.soumu.go.jp/kankeijinkou/model_detail/03_sumitacho.html
▽「■パターン(1)(1) すみたループ事業/岩手県住田町/ ・PDFデータ http://www.soumu.go.jp/kankeijinkou/model_detail/pdf/03_sumitacho.pdf
▽「すみた現地ツアーへ参加していただき、まずは住田を知る事から始めてください。必ず「虜(ファン)」になると思います。/ ■事業概要/ 「あなたも住田町ファンになりませんか?」/ 地域内外の人材を結びつけるネットワークを形成(すみたループ)し、地域づくりに継続的に貢献できるような環境づくりに取り組みます!!/ ■事業の目的・背景/ 人口減少や高齢化の進行によって、地域づくりの担い手が不足し、交流機会などが減少し、地域全体の閉塞感が増加しています。/ 地域内外の人材を結びつけるネットワークを形成し、持続的な地域づくりを目指して「「関係人口」創出事業」モデル事業に取り組みます。地域外の人材と地域内の潜在的エネルギーとを結びつける新しい仕組みを生み出すことで、/ ・地域住民が気付いていない地域の魅力・価値の発見/ ・地域外の方との交流により、地元住民が刺激を受け、自信と誇りを取り戻す/ など、地域力の維持・強化を促進させたいと考えています。/ ■取組の内容/ ○意見交換会/ 「すみた大好き大使」に委嘱された方や住田町に興味をお持ちの方を対象に、首都圏等で確保した会場にて、町政や地域づくりなどに関する意見交換の場を設けます。意見交換の場には、住田町職員及び中間支援組織関係者も参加し、住田町の魅力や課題等をあきらかにします。参加者の皆様に住田町にご関心を持っていただき、「関係人口」となることへの賛同を得たいと考えています。/ ○すみた現地ツアー/ 実際に住田町を訪れる「すみた現地ツアー」を開催します。地域行事参加型ツアー体感(体験)型ツアーの二本立てで、地域行事参加型ツアーでは、地元の方々と触れ合う場の候補として「8月:夕涼み会、1月:伝統行事(水しぎ)」を予定しています。地域内外の人材の多様な関わりの場とすべく、「関係人口」となった皆様、行事主催者、地域住民を交えた意見交換の場も設けます。意見交換の場をきっかけとして、地域内外の人材の多様な関わりが、今後も継続されることを目指します。/ また、将来的な移住を見据えた体感(体験)型ツアーでは、町政や起業支援などに関する意見交換を実施いたします。/ ○広報誌作成/ 「関係人口」となった皆様からご意見をいただきながら、「関係人口」に関する得たい情報、発信したい情報に特化した広報誌を作成します。発行頻度は年2〜3回程度を予定していますが、その他、フェイスブックなどのSNSによる発信を予定しており、情報の拡散についてもご協力いただきたく考えています。/ <参考資料> 〔※略〕/ 出所)住田町提供資料/ ■取組の体制/ ・住田町企画財政課農政課)/ ・中間支援組織(一般社団法人SUMICA)/ ・協力団体等(地域おこし協力隊地域団体)/ ■募集等のスケジュール/ 住田町における「関係人口創出事業」説明会(詳細は下記【連絡先】にお問い合わせください。)/ 東京会場 平成30年〔2018年〕6月29日(金) ※終了/ 愛知会場 平成30年〔2018年〕10月20日(土)19時〜 ※終了/ 東京会場 平成30年〔2018年〕12月15日(土)19時〜/ ■事業ホームページ/ 詳しくはこちらまで https://www.facebook.com/sumitacho/ / ■連絡先/ ・担当部局名: 岩手県住田町企画財政課/ ・担当部局連絡先:(TEL)0192-46-2114 (MAIL)kizai@town.sumita.*****.** 」

▽参考:
Facebook:住田町 - ホーム https://www.facebook.com/sumitacho/

→▼Web東海新報|「関係人口」もっと創出を、総務省のモデル事業団体に採択/住田町〔2018年6月17日〕 https://tohkaishimpo.com/2018/06/17/209423/

→▼総務省|「「関係人口」創出事業」モデル事業の採択団体の決定〔2018年4月27日〕 http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyosei08_02000144.html

 

2018年8月1日(水)

 

▼Web東海新報|「地域創造学」成果と課題は、町独自新設教科の運営指導委を開催/住田〔2018年8月1日〕 https://tohkaishimpo.com/2018/08/01/215247/
▽「住田町教育研究所による研究開発学校第1回運営指導委員会は〔7月〕31日、町役場で開かれた。昨年度〔2017年度〕、町内の小中高校計5校が文部科学省研究開発学校に指定され、町教委〔住田町教育委員会〕と連携しながら新設教科「地域創造学」を研究。本年度〔2018年度〕から、各校では本格的な授業実践を進めている。指導委員と各学校長らは、1学期の取り組み成果や浮き彫りとなった課題を共有し、子どもたちがより主体的に探究心を持ちながら学び合う形を探った。」
▽「■1学期の取り組み報告/ 運営指導委員は、教育分野の学識経験者ら7人で構成。委員に加え、教育研究所運営委員を務める町内小中高校、保育園の各代表者や、研究所職員ら10人余りが出席した。/ 冒頭、菊池宏教育長は「地域課題解決に向け、具体的に行動できる力をつけさせたい」とあいさつ。今後は認定こども園として保育園児も対象に含め、成長・発達に合わせた系統的なカリキュラムづくりを展開していきたい考えも示した。/ 議事では、これまでの教育研究所事業の進ちょくについて説明。小中学校全学年で「地域創造学」の授業を年間62〜110時間設定し、住田高では総合的な学習の時間の中で位置づけてきた。/ 各校とも、1学期は地域の「ひと・もの・こと」を題材としながら、子どもたちが主体性を持って探究的に学べる授業のあり方を工夫。校内研究授業相互交流では、教職員のみならず地域住民も招き、目指すべき方向性の共有を図った。/ 引き続き、各学校長が本年度の取り組みの一部を説明。このうち、世田米小3年生は「住田のすごい!」を出し合い、観光名所や歴史文化資源を意欲的に学習してきた。有住小4年生は気仙川が町民歌の歌詞に登場することなどに着目し、人々が寄せる思いや自然資源の豊かさなどに理解を深めている。/ また、世田米中では生徒が保護者とともに「夢さがし」を行い、住田の魅力や今後の可能性を探った。有住中では生徒自身が身近な地域を題材とした課題を見つけ、さらに研究成果を発信していく流れを重視している。住田高では、町の将来像を探る「提言ワークショップ」を実施するなどして、地域創造学が掲げる「社会的実践力」の育成を図ってきた。/ これまでにはない新設教科の取り組みとあって、各校の発表では教職員が試行錯誤しながら授業内容を固めてきた足跡がうかがえた。今後の課題では「地域との協力が不可欠で、連絡・調整などで多忙感がある」「地域との取り組みを広げていくには、調整役となる人が必要となってくるのでは」といった声が寄せられた。/ 学校によっては「総合的な学習との違い」が教職員間で議論になったという。地域創造学では人口減少や地域活性化にもつながる柔軟な取り組みに加え、他の各教科で力をつけていくための根底となる能力を養うといった方向性も示された。/ 委員からは「教職員の不安をどう払拭していくか」といった指摘も。地域の動きを取り上げた新聞記事を有効に活用し、授業充実のヒントを見いだしていくといったアドバイスも送られた。/ 2学期以降も授業実践を重ね、次年度の計画作成などにつなげる。各校では引き続き、校内研究授業相互交流を行うほか、〔2018年〕12月には文部科学省による実地調査も計画されている。」「▲ 1学期の学習内容をもとに意見交換=住田町役場」「平成30年8月1日付 7面」

 

▼震災で亡くした息子思い成長見守る/岩手の男性、熊本地震で被災の少年と交流続く〔2018年08月01日〕 | 河北新報オンラインニュース https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201808/20180801_33029.html
▽「岩手県住田町の会社員岩城和彦さん(58)が、2016年の熊本地震で被災した少年と交流を続けている。〔2011年の〕東日本大震災で高校2年だった三男を失った後にもたらされた出会い。成長を見守ることが、新たな生きがいになった。/ 交流するのは〔熊本県熊本市南区の小学3年前田健翔(けんと)君(8)。岩城さんが17年2月に訪れた同市の仮設住宅に、家族で身を寄せていた。/ 無邪気な姿に目を奪われた。「20歳になるまで交流させてほしい」。そばにいた母佳代子さん(41)に思わず申し出ていた。/ <サッカーもべんきょうもおてつだいもがんばってください 岩手からおうえんしています>。以降、健翔君と姉の中学3年萌来(もえな)さん(15)、兄の中学2年琉翔(りゅうと)さん(13)の誕生日には、手紙と3人分のプレゼントを贈るなどしている。/ 健翔君も覚えた漢字を使って手紙や年賀状をくれる。<ぼくは3年3組になりました。友だちとなかよくあそんでいます>。最近届いた暑中見舞いでは、岩城さん宅の住所も自分で書けるようになっていた。/ 岩城さんの三男直俊さん=当時(17)=は、陸前高田市内の高校に通っていて津波に遭った。/ 「直俊の代わりではないが、(健翔君と)重ねて見る部分もある」。励ますつもりが、逆に元気をもらっている自分に気付く。/ 7月には健翔君が家族で岩手を訪れた。〔7月〕28日に住田町で開かれたイベントに一緒に参加し、アユのつかみ取りや川遊びを楽しんだ。/ 約5カ月前に熊本で会った際は、健翔君がどこかよそよそしく感じた。今回は新幹線の改札口で岩城さんを見つけると、真っ先に駆け寄ってくれた。温泉にも行って体を洗うなどし、心の距離が縮まったようでうれしかった。/ 地震や台風のたびに前田さん一家の安否確認を欠かさない。震災時、津波を警戒しなかった後悔の念が岩城さんを駆り立てる。/ きょうだい3人は、他の被災地のために募金活動に参加したこともある。「人を気遣い、自分も備えられる人になってほしい」。岩城さんが願った。」「〔写真:〕住田町のイベントで焼いたアユを一緒に味わう(左から)健翔君、岩城さん、萌来さん」

 

▼五葉山に登ってきました〔2018/08/01〕|チームいただきます|note https://note.com/itdkms/n/nb937f18c58df
▽「こんにちは〜。チームいただきますのおやけです。(チームいただきますの説明はおそらく会長がやってくれます)/ 本日は、狩猟とは大きく関係ないですが、私が山登りをした話を…。/ 私たち、チームいただきますの3人は、岩手県南東部に位置する「住田町(すみたちょう)」という町に住んでいます。町の面積の9割が山。人の数より鹿が多い。たぶん、へくさ虫(カメムシ)も、人より数が多い。/ そんな住田町に住んでいたら、一度は登りたいのが、三陸沿岸の最高峰「五葉山(ごようざん)」。標高1,351m、北上山地の山域の中では、早池峰山(1,914m)に次ぐ高さだそうです。早池峰山も早く登りたいですね。/ 私が五葉山に登ったのは、7月下旬の真夏日。職場の方と一緒に、計3名で登りました。今回は五葉山の最難関コース「桧山黒岩コース」へ。/ 〔※略〕」

 

 

▽▽関連記事:2018年8月上旬

▼Web東海新報|『辺辺の四季』を再発刊、気仙の風土知る手引書〔2018年8月1日〕 https://tohkaishimpo.com/2018/08/01/215249/
▽「■全127編を収録/ さいとう製菓(株)(大船渡市)の提供により平成10年〔1998年〕から足かけ8年、108回にわたって企画広告として東海新報紙上に掲載され、同20年〔2008年〕に一冊の書籍として発刊された『気仙 辺辺の四季〔あだりほどりのしき〕』。その後は絶版となっていたが、28年〔2016年〕5月〜29年〔2017年〕12月に本紙で新規連載された内容を含む改訂版が〔8月〕1日に東海新報から出版される。四季を通じた気仙の自然や風習、歴史、祭事、名所などを網羅する郷土資料であると同時に、ふるさと・気仙を“再発見”するための読み物となっている。」
▽「同書〔『気仙 辺辺の四季』〕は気仙地方の海・山・川…折々の風景とくらしを訪ねる風土記かつ歳時記であり、写実的なイラストと文章で構成。20年前、「身近にある風物を見つめ直し、観光案内の手引きにもなるように」という同社の希望により、月1回の企画広告として連載が始まった。「あだりほどり」は気仙の方言で、「そこら中」「隣近所」「あっちこっち」などの意味を持つ。/ 23年〔2011年〕には東日本大震災が発生し、気仙地方はあらゆる面ですっかり様相を変えてしまったが、同社〔さいとう製菓〕の齊藤俊明会長や齊藤俊満社長の、「今こそ地元の良さを再発見してもらいたい」という思いを受け、2年前に「続・あだりほどり」として本紙連載が再スタートした。/ 改訂版は昨年末〔2017年末〕までに掲載された「松日橋」「おちつきと桜音頭」「北限のゆず」など新規19編を加えた内容。「奇跡の一本松」「未音岩」など、大震災後に生まれた場所、風物もある。/ 一方、旧バージョンに収録されたものに関し、震災や高齢化の影響で継承が途絶えてしまったり、形を変えた祭り・風景などもあるが、「それもこの地方が積み重ねてきた歴史の一コマ」として削除せず残した。/ 絶版後も同書に関する問い合わせがあったという同社では、齊藤社長も再刊を喜ぶとともに、「これを読むと、いかに気仙のことを知らずにいたか思い知る。地元について『田舎で何もない』と思っている方にこそ読んでいただき、この地の奥深さを知ってほしい」としている。/ 価格は税込み2160円。大船渡市大船渡町かもめテラス(総本店)、陸前高田市高田町のアバッセたかた内にある高田店をはじめ、盛岡北上釜石大槌気仙沼にある同社〔さいとう製菓〕直営の各店舗で購入できる。」「▲ 再版された『気仙 辺辺の四季』。三陸菓匠さいとうの各店で販売」「平成30年8月1日付 7面」

▽参考:
▼気仙・辺辺の四季 -The Four Seasons of Kesen-|さいとう製菓株式会社 http://www.saitoseika.co.jp/adariHP/adarihodoriF.htm

 

*1:「すみたループ事業〔2018/08/02〕|『関係人口』ポータルサイト」。更新日時はGoogle検索の結果に拠る。WEB公開日は不詳。